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シェアードメディアとは
シェアードメディアとはSNSや口コミなどによって拡散されるタイプのメディアのことです。
もともとは「トリプルメディア」という概念の1つである「アーンドメディア」の中に含まれていた概念が「シェアードメディア」として独立しました。
アーンドメディアとは
アーンドメディアとは企業が直接生成しないタイプのメディアのことで、たとえばジャーナリストやインフエンサー、フォロワーなどによって生成されるメディアのことです。
この際に、企業はメディアの生成者などに金銭などを提供せずにメディアの生成がなされます。
また、金銭を支払い広告を掲載するタイプのメディアを「ペイドメディア」と呼びます。
そして企業自身が生成・運営するメディアを「オウンドメディア」と呼びます。
これらの「アーンドメディア」「ペイドメディア」「オウンドメディア」の3つのメディアを組み合わせるメディア戦略を「トリプルメディア戦略」と読んでいます。
シェアードメディアはもともとはアーンドメディアに内包される概念でしたが、ソーシャルメディアにおける拡散性の強さが注目されるようになり「シェアードメディア」として別のメディア戦略に分類される形となりました。
POEMからPESOへの変化
もともと欧米で提唱されていたPOEMと呼ばれる「Paid Owned Earned Media」の略称が日本に輸入され「トリプルメディア」と呼ばれるようになりました。
ですので「トリプルメディア」の呼称は日本独自のもので海外では通用しない言葉になっています。
2012年頃から「シェアードメディア」の概念が使われるようになりPOEMの呼称はPESOに変化をしました。
PESOは「Paid」「Earned」「Shared」「Owned」の頭文字をとったもので、POEMにShared Media(シェアードメディア)が加わったものになっています。