【2021年最新版】SEOとSEMの違いとは?検索エンジンから効果的な集客をするにはSERPsの理解が不可欠

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「SEOとSEMの違いがわからない…」とお悩みではないでしょうか?

会社経営やWebマーケティングに携わっているとよく耳にする「SEO」や「SEM」。

しかし「SEM」については、その正確な内容を理解できていない方も多いかもしれませんね。

SEMは検索エンジンを利用しておこなうマーケティングの総称です

2021年現在、Googleの検索結果で表示されるコンテンツは多様化しています。

そのためSEMは、従来のように「SEO」や「リスティング広告」のみでは語れない状況になりました。

そこで今回は以下のトピックについて解説します。

この記事のトピック

  • SEOとSEMの違い
  • 2021年におけるSEM
  • 検索エンジンが検索結果に表示する要素

特に検索エンジンからWebサイトへのアクセスを集めたい!とお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

SEOとSEMの違い

SEOとSEMの違いは何なのでしょうか?

まず両者の関係性を端的に表わしておくと、「SEOはSEMの一部」です。

SEOとは、Search Engine Optimization の略で、「検索エンジン最適化」のこと

オーガニック検索(赤枠内)で上位を獲得することを目的とした一連の施策を指します。
※オーガニック検索・・・自然検索とも。検索結果の広告枠を除いた部分。

たとえば、ユーザーが検索するキーワードに対して適切な回答となるコンテンツを作成したり、Webサイト内部の構造を整備することによって、検索上位にランクインすることを目指します。

オーガニック検索枠とリスティング広告枠

一方でSEMとはSearch Engine Marketingの略語で、「検索エンジン上でおこなうマーケティング活動の総称」です。

したがってSEMには、「SEO」のみならず、同じく検索結果に表示される「検索連動型広告(リスティング広告)」も含まれるのです。

実は最近では「検索連動型広告(リスティング広告)」のみを指して、SEMという言葉を使用するケースも増えています。

しかし本記事では、本来の字義通りの解釈を採用し「検索エンジンを活用したマーケティング」を「SEM」と定義します。

また「検索エンジン」については、Google のことだと理解してください。

これは日本の検索エンジンの国内シェアが、Google と(Googleの検索アルゴリズムを採用している) Yahoo! で9割以上を占めているためです。

2021年におけるSEM

これまで日本国内では、「SEO」と「検索連動型広告(リスティング広告)」の2つのみが、「SEM」の手段としてよく比較されてきました。

しかし2021年現在、Googleが検索結果に表示する要素は多様になっているため、SEMをこの2つのみで捉えるのは十分ではないと考えられます

たとえば、あなたも検索結果ページにおいてこのような部分を目にしたことがあるはずです。

SERPの例 ローカルパック

これは「ローカルパック」と呼ばれており、特定の地域に関連するキーワードが検索された際に、マップとともに3件の店舗情報を検索結果として表示するものです。

このように、現在の検索結果ページで表示される要素は、10個の単純な青リンクだけではありません。

確かに検索エンジンを活用した集客方法として「SEO」や「検索連動型広告」は、依然として主要な手段です。

しかしSEMについて今後考える際には、このような検索結果ページに表示されるあらゆる要素を考慮に入れる必要があるでしょう。

なお「検索結果ページ」は、最近では「SERPs(サープス:Search Engine Result Pagesの略)」という用語で呼ばれるので、ぜひ覚えておいてください(※単数形でSERPと呼ばれることもあります)。

次の章では、このSERPsにどのような要素が表示されるのかを解説します。

検索エンジンを活用して自社のWebサイトに人を集めたい、という方はぜひご覧ください。

SERPsに表示される10の要素

ここからは、検索結果ページ(SERPs)に表示される要素をご紹介します。

2021年5月現在、SERPsに表示されるのは主として以下の10要素です。

SERPsに表示される10要素

  1. 検索連動型広告(リスティング広告)
  2. 従来のオーガニック検索
  3. ナレッジパネル
  4. アンサーボックス
  5. 動画
  6. 画像
  7. ニュース
  8. ローカルパック
  9. Twitterカード
  10. 構造化データの活用で表示される各スニペット

それぞれ詳しく見ていきましょう。

SERPsに表示されるもの1.
検索連動型広告(リスティング広告)

SERPsの最上部にはよく、検索連動型広告が表示されています。

検索連動型広告とは、検索キーワードに紐付いて表示される広告のこと。

リスティング広告とも呼ばれます。

あなたも画像のように、検索結果画面の上部あるいは下部で、小さく「広告」と表示された検索連動型広告を目にしたことがあるのではないでしょうか?

検索連動型広告 画像

検索連動型広告は、「Google広告」や「Yahoo!広告」を利用して表示します。

また検索連動型広告には、上の画像のようなテキスト形式の広告以外にも、画像や価格が同時に表示される「ショッピング広告」もあります。

ショッピング広告の例 画像

検索連動型広告は、広告なので当然費用がかかりますが、即効性がある点やコントロールしやすい点からWeb集客の手段として多くの企業が利用しています。

SERPsに表示されるもの2.
従来のオーガニック検索結果

「従来のオーガニック検索結果」というのは言葉どおり、オーガニック検索枠に表示されている、下記画像のようなノーマルな検索結果です。

通常のオーガニック検索結果の例

ページタイトル・スニペット(説明文)・URLで構成されます。

繰り返しになりますが、このオーガニック検索枠での上位表示を狙う施策が「SEO」です。

SISTRIX社の2020年の調査では、検索ユーザーの28.5%がオーガニック検索の1位をクリックするという結果が出ています。
参照:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid

このように、1位を獲得できると高い集客効果が見込めるため、多くの企業がSEOに取り組んでいるわけです。

なお、SEOの施策は次の3つに大別できます。

  • 内部対策:サイト内部の整備
  • 外部対策:他サイトからの被リンク・サイテーションの獲得
  • コンテンツSEO:ユーザーニーズを満たする良質なコンテンツづくり

SERPsに表示されるもの3.
ナレッジパネル

ナレッジパネルとは、人物や組織、場所やモノについて検索した際に、SERPsに表示される下記画像赤枠のような情報ボックスのこと。

ナレッジパネルの例 画像

PCでは検索結果ページの上部右側、モバイル端末では検索結果ページの上部に表示されます。

ナレッジパネルに表示される情報は、Googleが所有する「ナレッジグラフ」というデータベースに登録されている「エンティティ(実在する事物)」から識別されます。
参照:Google Japan Blog – Google検索のナレッジグラフとナレッジパネルとは

Googleマイビジネスに登録すると、企業・店舗情報をこのナレッジパネルに表示させることも可能です。

SERPsに表示されるもの4.
アンサーボックス

アンサーボックスとは、ユーザーが特定のキーワードで検索した際に、その検索意図にマッチする端的な回答を検索結果上部に表示する仕組みのこと。

画像は「東京タワー 高さ」で検索した際に表示されるアンサーボックスです。

アンサーボックス 「東京タワー」の例

検索ユーザーはアンサーボックスがあることにより、検索結果ページのみでも情報をすばやく取得できます

一言で「アンサーボックス」といっても、以下の3種類があります。

3種類のアンサーボックス

  1. 強調スニペット
  2. ナレッジ・カード
  3. ライブ・リザルト

アンサーボックスの種類1.
強調スニペット

強調スニペットとは、ある検索キーワードに対し端的に回答しているテキストの一部やリストを、Googleが特定のWebサイトから抽出して表示する仕組みです。

強調スニペットの例

強調スニペットは常に表示されるわけではありません。

Googleが検索キーワードに応じて自動的に選択しており、質問形式の検索がおこなわれた場合に表示されやすい傾向があります。
参照:Google検索ヘルプ – Googleの強調スニペットの仕組み

強調スニペットは、通常の検索結果より上部に表示されるため目立ちますが、実はクリック率はその下の通常のページより低いことがわかっています。

Ahrefs社の調査では、強調スニペットのクリック率は8.6%、その下に表示されるページのクリック率は19.6%と報告されています。
参照:ahrefs blog – Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways

アンサーボックスの種類2.
ナレッジ・カード

ナレッジ・カードは、強調スニペットとは異なり、Googleが所有するデータベース「ナレッジグラフ」の情報をもとに作成され、検索結果上部に表示されます。

画像は、「1ヤード」で検索した際に表示されるナレッジカードです。

ナレッジカードの例 「1ヤード」

アンサーボックスの種類3.
ライブ・リザルト

ライブ・リザルトは、スポーツの試合速報や天気、株価など、リアルタイムで変化している情報を表示する機能です。

画像は「東京 天気」で検索した際に表示されるライブ・リザルトです。

ライブリザルト 「東京 天気」

SERPsに表示されるもの5.
動画

昨今、文章のみならず動画を視聴して悩みを解決しようとするユーザーも増えました。

そのためSERPsでも、動画(YouTube)枠が表示されることがあります。

検索結果 動画枠の例

特にHow to系の検索キーワード(「動画 とり方」「観葉植物 育て方」など)では、動画が表示されることが多いです。

このように、今では検索キーワードと関連性の高い「動画」も、検索エンジンを通してユーザーを集める手段の一つになります。

SERPsに表示されるもの6.
画像

ユーザーが調べる内容によっては、画像のほうが理解しやすいこともあります。

そのためSERPsには、画像枠も表示されます。

下記の画像は「障子 襖(ふすま)」で検索すると検索結果に表示される画像枠です。

検索結果 画像枠の例

これらの画像はWebサイトから抽出されますが、クリックすると画像のバーティカル検索結果ページに遷移します。

バーティカル検索とは、画像・動画・ニュース・ショッピングなど、ユーザーが特定のコンテンツに絞って検索する機能。

バーティカル検索結果 富士山 画像

なお画像の上位表示には、alt属性やファイル名、ファイル形式などが影響します

SERPsに表示されるもの7.
ニュース

キーワードに関連して話題となっている事柄がある場合には、SERPsにトップニュース枠も表示されます。

検索結果 トップニュース枠の例

ニュースとして掲載されるコンテンツは、Googleによって自動的に選別されており、そのほとんどが大手メディアのものとなっています。

SERPsに表示されるもの8.
ローカルパック

「恵比寿 整骨院」「東京駅 レストラン」「近くのコンビニ」など、地域に関連するキーワードが検索された場合には、SERPs上部に画像のような「ローカルパック」が表示されます。

検索結果 ローカルパックの例

ローカルパックには、地図とともに3件の企業情報(会社名・住所・口コミ・営業時間など)が表示されます。

このローカルパックに表示させることを狙った施策が「MEO(Map Engine Optimization)」あるいは「ローカルSEO」と呼ばれるもの。

地域に関連するキーワードで検索するユーザーは、実店舗を探している来店見込みの高いユーザーであることがほとんどのため、MEOは店舗型のビジネスと非常に相性が良いです。

SERPsに表示されるもの9.
Twitterカード

検索キーワードに関連するツイートやTwitterアカウントは、SERPsに表示される可能性があります。

検索結果Twitterカードの例

表示されるツイートは、リアルタイムの投稿を反映します。

著名人や企業名での検索で表示されることが多いです。

SERPsに表示されるもの10.
構造化データの活用で表示される各スニペット

構造化データとは、検索エンジンがページの内容を理解しやすくするデータ形式です。

SERPsには、この構造化データを利用することによって表示される要素が数多く存在しています。

下記はその一例です。

構造化データの活用で表示される可能性のある要素

  • パンくずリスト
  • よくある質問(FAQ)
  • サイトリンク
  • レシピ
  • レビュー  など

検索結果 よくある質問の例

画像は「北海道 旅行」というキーワードで検索した際にSERPsに表示されたFAQ(よくある質問)です。

SEOとリスティング広告で迷っている方へ

この記事を訪れた方の中には、SEOとリスティング広告のどちらに取り組むべきか迷っている、という方もいるでしょう。

そんな方のために、SEOとリスティング広告の違いをまとめておきます。

SEOとリスティング広告の違いは次の5つです。

SEOとリスティング広告の違い
 SEOリスティング広告
掲載位置オーガニック検索枠広告枠
クリック率平均値は広告より高い平均値はオーガニックより低い
費用無料有料(PPC)
表示スピード上位表示には数ヶ月以上即日でも表示可能
コントロール性低い高い

ただし、これまでこの記事で見てきたように、SERPsで表示される要素はさまざまです。

「SEOかリスティングか」という観点に縛られず、SEMの視点から自社にとって適切な施策を検討すると良いでしょう。

【まとめ】2021年のSEMはSEOとリスティング広告だけでは語れない!SERPsを意識すべし

いかがでしたか?

Googleが検索結果を豊かにするために改善を繰り返しているため、今後はSERPsを意識して「SEM」に取り組んでいくことが重要です。

SERPsに表示される10要素

  1. 従来のオーガニック検索
  2. ナレッジパネル
  3. アンサーボックス
  4. 動画
  5. 画像
  6. ニュース
  7. ローカルパック
  8. Twitterカード
  9. 構造化データの活用で表示される各スニペット

ぜひ今回ご紹介した内容を踏まえ、自社に合う施策を検討してみてください。

なお弊社では、SEOやリスティング広告、MEOなど、Webでの集客支援をおこなっております

もしWeb集客にお悩みの方やご興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

お問い合わせは、下記バナーもしくは「無料相談」ボタンから可能です。

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