SaaS企業でリスティング広告の成果は出せる?運用のコツも5つ解説

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  • 「SaaS企業でもリスティング広告で成果を出せるのか?」

    「リスティング広告を始めるべきなのか?」

    「SaaS企業がリスティング広告をおこなう場合、どのように運用すればいいのか?」

    このように悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

    今回の記事では、以下の内容を解説しています。

    記事の内容

    • そもそもリスティング広告とは何か?
    • SaaS企業でもリスティング広告で成果を出せるか?
    • SaaS企業がリスティング広告で成果を上げた事例
    • 広告運用で成果を上げるコツ

    売上が伸び悩んでいる、また今後リスティング広告を活用するか悩んでいる方は、ぜひ当記事を最後までご覧ください。

    リスティング広告とは?

    リスティング広告とは、Googleなどの検索エンジンで検索したキーワードに連動して表示されるWeb広告です。

    リスティング広告は、ユーザーが知りたい情報に関連する広告を表示できるため、興味を持ってもらいやすく、コンバージョンにつながりやすい傾向があります。

    たとえば、検索エンジンで「人材管理 自動化 ツール」と検索すれば以下のような広告が表示されます。

    リスティング広告のイメージ画像

    また、検索結果の上位に表示されるため、多くのユーザーの目に留まりやすいことも特徴です。

    SaaS企業にリスティング広告は必要か?

    今後、自社商材を多くの企業に使用してもらいたい場合は、リスティング広告を使うことも考えておくと良いでしょう。

    Webサイト運用だけでは、自社サイトが競合サイトに埋もれてしまう可能性があるからです。

    総務省の令和3年通信利用動向の調査では、約7割の企業がSaaSを利用しており、年々導入している企業が増加しています。

    SaaSの市場規模が大きくなっているため、競合企業に自社商材が埋もれないようにする必要があります。

    そこでおすすめな広告がリスティング広告です。

    リスティング広告は前述のとおり、検索結果画面の上位に広告が表示されるため競合企業のWebサイトに埋もれず、ユーザーに商品をアプローチしやすいことが利点です。

    ユーザーのニーズに合わせて広告を表示できるため、ユーザーが必要としている内容にマッチした広告を表示できれば、コンバージョンにもつなげやすくなります。

    また、電通とその他4社によって調査された内容によると、リスティング広告(検索連動型広告)へかけられた費用は前年比122.2%と高くなっています。

    これは、広告主がリスティング広告に効果を感じているからだと考えられます。

    2022年Web広告別の広告費

    今後、自社商材の導入数を増やしていきたい場合は、コンバージョンにつなげやすいリスティング広告の運用を考えておくこともおすすめします。

    実際に弊社がSaaS企業でおこなった運用でも大きな成果を残せています。

    どのようにして成果に結びつけたかをまとめているため、気になる方はぜひ次の章もご覧ください。

    参考:総務省の令和3年通信利用動向調査レポート
    参考:「2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」 – News(ニュース) – 電通ウェブサイト

    リスティング広告の成功事例

    当社がSaaS企業のリスティング広告運用で成果を出した事例を2つご紹介します。

    広告運用では、どのような成果が欲しいかを最初に決め、そのあと仮説や戦略を立てていきます。

    今回の事例では、リスティング広告だけではなく、他の媒体も利用することで大きな成果をもたらしました。

    ぜひ、参考にご覧ください。

    事例1.コンバージョン数を291%までアップさせた事例

    1つ目の事例は、商品へのお問い合わせや資料請求の増加を目的とした内容です。

    目的

    無料トライアル、資料請求、問い合わせの増加

    ターゲット

    • 経営者
    • マーケティング担当者 / 業務効率化に関心があるユーザー

    広告運用期間

    8ヶ月間

    使用媒体

    • リスティング広告(Google)
    • Facebook広告

    戦略設計

    検討段階や業界に合わせた訴求内容の変更 / 顧客データの活用

    次に実際におこなった運用方法です。

    初期(初月から3ヶ月目)

    仮説

    トップページは情報量が少なく、検討初期ユーザーの離脱率を高めていると仮定

    実行

    キーワードごとに広告・リンク先を変更し、ユーザーの求めている情報が書かれている適切なページに遷移させた

    結果

    ※初月から3ヶ月

    • コンバージョン数 23件 → 44件(191%アップ
    • CPA 約12,000円 → 約10,000円(約16%削減

    中期(3〜8ヶ月目)

    仮説

    ビジネスでの利用者が多いFacebookで、顧客データを活用した広告配信をおこなえば獲得効率が上がると仮定

    実行

    顧客データをもとにした類似ユーザーへの配信

    結果

    ※初月から8ヶ月

    • コンバージョン数 23件 → 67件(291%アップ
    • CPA 約12,000円 → 約8,000円(約33%削減

    事例2.コンバージョン数420%アップ・CPA391%改善した事例

    2つ目の事例は、商品へのお問い合わせや資料請求の増加を目的とした内容です。

    目的

    無料試用版ダウンロード数増加

    ターゲット

    企業向けソフトウェアの導入を検討しているユーザー

    広告運用期間

    9ヶ月

    使用媒体

    • リスティング広告(Google)
    • ディスプレイ広告

    戦略設計

    • ニッチな商材のため、まずはユーザーへ認知を増やす
    • 認知を増やすたあと、獲得数増加のために確度の高いユーザーへ訴求する

    次に実際におこなった運用方法です。

    初期(初月から6ヶ月目)

    仮説

    セミナー集客からWeb広告での集客に切り替えるため、Web上での認知は高くないと想定

    実行

    ユーザーとの接点を増やすため、リスティングとディスプレイ両方で配信

    結果

    ※初月から6ヶ月間

    • クリック数 2,041回 → 2,808回(137%アップ
    • CPA 13,873円 → 5,410円(259%改善

    中期(6〜9ヶ月目)

    仮説

    • クリック単価の安いディスプレイ広告中心にすることで獲得数増加を見込めると想定
    • 認知拡大メインのディスプレイで競合サイトを閲覧しているユーザーは、検討段階に達する可能性が高いと想定

    実行

    • ディスプレイ広告への配信比重を増やす
    • 競合のページを見ているユーザーに対して配信し、検討段階のユーザーに訴求する

    結果

    ※6ヶ月目から9ヶ月目

    • コンバージョン数 30件 → 126件(420%アップ
    • CPA 5,410円 → 1,382円(391%改善

    SaaS企業がリスティング広告運用を成功させるためのコツ

    この章では、SaaS企業がリスティング広告を成功させるためのコツをお伝えします。

    コツは以下の5つです。

    リスティング広告運用のコツ

    • ターゲットにあったキーワードを決める
    • ユーザーの興味を引く見出しや説明文を設定する
    • アセット(旧:広告表示オプション)を設定する
    • ユーザーに試していただきやすい成果を設定する
    • Webサイト・LPコンテンツを充実させる

    1つずつ確認していきましょう。

    コツ1.ターゲットにあったキーワードを決める

    ターゲットに合わせたキーワードを設定しましょう。

    ターゲットとは、自社商材を利用してくれそうなユーザーを指します。

    当たり前ではありますが、成果につながりにくいユーザーに向けて広告を出稿しても、成果にはつながりません。

    自社の商品を求めてくれそうなユーザーに広告を配信することで、効率的に成果へと結びつけやすくなります。

    たとえば、企業が会計業務を効率化できるソフトの販売をしている場合、ターゲットを「会計業務の効率化をしたいユーザー」に設定し、ターゲットが実際に検索しそうなキーワードを決めます。

    以下の表は、キーワードの例です。

    キーワードの一例

    ターゲット

    会計業務の効率化をしたいユーザー

    キーワード

    • 「会計ソフト おすすめ」
    • 「会計ソフト 個人事業主」
    • 「会計ソフト 無料」など

    上記のように、ターゲットを決めてからだと、成果につながりやすいキーワードを設定しやすくなります。

    ターゲットを設定するには、まずペルソナを決める必要があります。

    ペルソナとは、実際に商品を購入してくれそうなユーザーの架空の人物像です。

    漫画のキャラクターのように名前や性別、年齢、性格、悩みといった細かい情報を設定します。

    細かく設定することで、どのようなユーザーに向けて広告を配信すればいいか明確になります。

    まずはペルソナを設定したうえで、ターゲットとキーワードを考えていきましょう。

    コツ2.ユーザーの興味を引く見出しや説明文を設定する

    ユーザーに広告へ興味を持ってもらうためにも、魅力的な見出しや説明文が必要です。

    特に見出しは目立つ要素のため、自社と他社の違いを明確にしたうえで考えることが必要です。

    たとえば、「導入数◯件突破!」「業界No.1の実績」といった数値を含めると、他社との違いも出せるうえ、ユーザーに信憑性を感じさせられます。

    他にも以下の内容を見出しや説明文に入れると、ユーザーの反応は良くなりやすいです。

    前述同様、会計ソフトの販売をおこなっている企業を例にコツをまとめました。参考にご覧ください。

    キーワードを含める

    • 「会計ソフト」
    • 「会計ソフト 個人事業主」
    • 「会計ソフト 無料」

    といった語句や組み合わせを含める

    お得感を出す

    • 「期間限定」
    • 「今だけ」
    • 「1ヶ月間無料」
    • 「〇〇をプレゼント」など

    具体的な数値を出す

    • 「導入数◯件突破!」
    • 「業界No.1の実績」
    • 「満足度98.4%」など

    コツ3.アセット(旧:広告表示オプション)を追加する

    広告にアセット(旧:広告表示オプション)を追加しましょう。

    アセットとは、見出しや広告文などの広告を構成するコンテンツです。

    必ず設定しなければならないコンテンツの他に、広告文に記載しきれなかった内容をオプションという形で表示できるアセットがあります。

    このアセットを追加すれば、いかのメリットがあります。

    アセットを設定するメリット

    • 広告の表示範囲が広がり、ユーザーの目に留まりやすくなる
    • たくさんの情報を広告に表示できる

    アセットを追加すること自体は無料のため、ぜひ使ってみましょう。(※アセット部分をユーザーがクリックした場合、通常の広告と同様に料金がかかります。)

    参考:アセットについて – Google 広告 ヘルプ

    コツ4.ユーザーに試していただきやすいWeb上の成果を設定する

    リスティング広告の成果は、ユーザーが試しやすい内容に設定しましょう。

    いきなり有料サービスの購入を成果に設定すれば、ユーザーは不安になるからです。

    ユーザーはなるべく失敗を避けたいため、初めて使うサービスに関しては慎重になります。

    不安を与えないためにも、まずは「これなら試しても大丈夫そうだ」と思ってもらえる内容を成果として設定しましょう。

    たとえば、SaaS企業の場合は以下の成果を設定すると良いでしょう。

    SaaS企業が設定すると良いWeb上の成果

    • 無料サービス資料のダウンロード
    • 無料トライアルへの申込み
    • お問い合わせ

    コツ5.Webサイトの内容と利便性の改善をおこなう

    WebサイトやLPのコンテンツを充実させたり、利便性を追求しましょう。

    コンテンツが充実していなかったり、利便性が低い場合、ユーザーがWebサイトから離脱する可能性が高くなるからです。

    以下の画像をご覧ください。

    KoMarketeingアソシエイツによって調査された「ユーザーがWebサイトから離脱する理由」を弊社スタッフがまとめた画像です。

    Webサイトを離れる理由

    ユーザーは欲しい情報が無かったり、ナビゲーションが悪かったりするとWebサイトから離れる傾向があるとわかります。

    わざわざ欲しい情報をWebサイトの中から探し出すことに手間を感じるからです。

    そのため広告だけではなく、リンク先のWebサイトやLPにも気を配る必要があります。

    今後Webサイトの改善をおこないたい場合、まずは以下の内容が自社サイトに当てはまっているか確認し、改善ポイントを定めましょう。

    Webサイトの改善ポイント

    • レスポンシブデザインにも対応しているか
    • ベネフィット(ユーザーの望む未来)を明確にしているか
    • ファーストビューに魅力的な文章や画像が使われているか
    • LPの読み込み速度は遅くないか
    • コンバージョンボタン(CTA)はわかりやすいデザイン・場所に設置されているか
    • Webサイト内の情報に信憑性はあるか
    • ユーザーの悩みを解決できる内容であるか

    参考:b2b-web-usability-report-2015.pdf

    広告代理店に依頼するのも一つの手

    ここまで読んでいただいた中で、自社で広告運用をおこなうのは難しいと感じた方もいらっしゃるかと思います。

    年々SaaSの市場規模が大きくなることで、ソフトウェアの開発や営業でいっぱいになり、広告運用をおこなう時間がない企業もあるでしょう。

    今回の記事で、リスティング広告を運用したいが躊躇っているという方は、広告代理店に広告運用を依頼するのも視野に入れてみてください。

    広告代理店に依頼すれば、以下のメリットがあります。

    広告代理店のメリット

    • 運用方法についての相談や提案を受けられる
    • 手間や時間がかからない
    • 自社の仕事に集中できる
    • 広告運用の最新情報を教えてもらえる

    弊社でも、リスティング広告をはじめとしたさまざまなWeb広告を運用しています。

    広告の目的や状況によってリスティング広告だけではなく、他の広告をおすすめすることもできるため、より企業が求める成果につなげやすくなります。

    【まとめ】SaaS企業でリスティング広告を成功させたいのでればコツを5つ身につけよう

    今回の記事では、SaaS企業でもリスティング広告で成果を出せるかについて解説しました。

    SaaS企業でもリスティング広告で成果は出せますが、ある程度の広告運用の基礎知識と戦略が必要です。

    必ずしも成果が出るとは言い切れませんが、適切な運用をおこなうことで着実に成果へと結びつけやすくなります。

    自社でリスティング広告をおこなう際は、今回ご紹介したリスティング広告運用のコツを参考にしてみてください。

    リスティング広告運用のコツ

    • ターゲットにあったキーワードを決める
    • ユーザーの興味を引く見出しや説明文を設定する
    • アセット(旧:広告表示オプション)を設定する
    • ユーザーに試していただきやすい成果を設定する
    • Webサイト・LPコンテンツを充実させる

    もし、自社でリスティング広告運用をおこなうのが難しいと感じましたら、広告代理店に依頼することもおすすめです。

    弊社では、Web広告運用のプロがお客様一人ひとりに寄り添った運用をおこなっております。

    どのような運用をおこなえば成果が出るかを考えるため、お客様の目的によってはリスティング広告以外の広告をおすすめすることもあります。

    もし自社がどのような広告運用をおこなえば良いかわからない場合は、以下の赤いボタンからお問い合わせください。

    弊社スタッフが誠心誠意、お客様のお悩みに対応いたします。

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