「リスティング広告運用には、どのツールを使えばいいの?」
「何を基準に広告運用ツールを選べばいいの?」
とお困りではないでしょうか?
広告運用ツールを使用したくても「自社に合った広告運用ツールとは、そもそもどのようなものか」と疑問に思う方は多いかと思います。
今回の記事では、それらの疑問を解決できます。
以下は記事の内容です。
- そもそも広告運用ツールとは
- 広告運用ツールのメリット・デメリット
- 広告運用ツールの選び方
- おすすめ広告運用ツールの紹介
この記事を読むことで「広告運用ツールの基礎知識」や「広告運用ツールの選び方」「おすすめの広告運用ツール」について理解できます。
内容を理解することで、自社に合った広告運用ツールを選べるようになるでしょう。
広告運用を効率化させたい経営者や、広告運用者の方はぜひ最後までご覧ください。
目次
そもそも広告運用ツールとは?
広告運用ツールとは、Google広告やYahoo!広告などで出稿されているWeb広告を、まとめて管理できるシステムを指します。
本来なら、利用しているそれぞれの広告アカウントにログインして広告を管理します。
ですが広告運用ツールを利用すれば、すべての広告をまとめて管理することが可能です。
ツールにより使用できる機能は異なりますが、主に以下の機能が挙げられます。
- データの集計・分析
- レポート作成
- 予算の提案・調整
- キーワードの提案 等
広告運用は多くの作業がともないます。
そのため運用者は、広告の問題点を早急に見定めて、改善する時間を作らなくてはなりません。
ですが広告運用ツールを利用すれば、仕事の効率化ができるため時間を有効に使えます。
時間を有効に使いたい方や、広告運用に高いハードルを感じている方は、広告運用ツールを取り入れてみるといいでしょう。
ここまで広告運用ツールとはどのようなものかを解説しました。
しかし広告運用ツールを利用することで、具体的にどのような効果を得られるかわからない方も多いのではないでしょうか?
次の章では、広告運用ツールがもたらすメリットを解説いたします。
気になる方はぜひ、ご覧ください。
広告運用ツールのメリット
この章では、広告運用ツールのメリットをご紹介します。
ツールを利用することで得られるメリットは以下の4つです。
- 使い方次第で成果を最大化できる
- 広告を一元管理できる
- 広告運用の効率化ができる
- 広告運用費用を抑えられる
一つずつ解説しますね。
広告運用ツールのメリット1.使い方次第で成果を最大化できる
広告運用ツールをうまく利用することで、広告の成果を最大化させることが可能です。
広告運用ツールはツールによってさまざまな機能があります。
主に広告入札の最適化や広告運用に必要なデータ分析、レポート作成を手助けしてくれる機能が多いです。
そのため、初心者でも広告の成果を分析・改善できます。
常に広告の成果分析をおこない、改善を繰り返すことで成果を伸ばしやすくなるでしょう。
広告運用ツールのメリット2.広告を一元管理できる
広告運用ツールを利用すれば、自社が扱っている広告をまとめて一元管理できます。
本来、広告運用する際は、それぞれの広告メディアにログインをしなければなりません。
ですが広告運用ツールを利用すれば、Google広告やYahoo!広告などに出稿しているデータや成果をまとめて確認できます。
そのため、各メディアにログインしなくても広告管理が可能となり、作業時間の短縮に繋がります。
広告運用ツールのメリット3.広告運用の効率化ができる
広告運用ツールを導入すれば、運用業務の効率化に繋がります。
ツールによりシステムは異なりますが、主に以下のような機能が備わっています。
- 広告データの自動収集
- データ分析
- レポート作成
- 予算の振り分け
- 広告改善の提案
上記以外にも、ツールによってはオリジナルの機能が備わっていることもあります。
自社がどの作業を効率化したいか考えてからツールを選ぶことで、広告の改善をスムーズにおこなえるようになるでしょう。
広告運用ツールのメリット4.広告運用費用を抑えられる
広告運用ツールを利用すれば、広告運用にかかる費用をある程度抑えられます。
代理店に広告運用を依頼すれば、 広告費の他に運用手数料(相場で広告費用の約20%)がかかります。
ですが自社で広告運用をおこなえば、広告運用手数料の削減が可能です。
削減できた手数料を新たな広告作成や、別の業務に振り分けられるので、費用を浮かせたい企業にはメリットといえるでしょう。
ただし広告運用ツールは基本的に月額料金がかかるため、月にどのくらいの費用をかけられるか考えてから使用することをおすすめします。
広告運用ツールのデメリット
前述で「広告運用ツールのメリット」について紹介しました。
広告運用ツールは、効率的に広告運用をおこなえる便利なシステムですが「実際にデメリットはないのか」と心配される方も多いのではないでしょうか?
そのような方のために、この章では「広告運用ツールを使用することで起こるデメリット」について解説します。
以下はこの章の内容です。
- 広告運用の基礎知識が必要
- ツールの使い方を学ぶ必要がある
- 費用がかかる
一つずつ解説します。
広告運用ツールのデメリット1.広告運用の基礎知識が必要
広告運用ツールを使ったとしても、広告運用者に最低限の基礎知識がなければ広告改善は難しいです。
広告運用には数多くの作業があります。
そのため、まったく知識を身に着けていない初心者が広告運用すると、知識不足により広告の改善ができない可能性があります。
広告運用ツールは、あくまで広告運用をする担当者の補助としてあるもの。
広告運用するのであれば、リスティング広告の基礎知識は頭に入れなければなりません。
広告運用ツールのデメリット2.ツールの使い方を学ぶ必要がある
当たり前ではありますが、広告運用ツールを使用するためにはツールの使い方を学ばなければなりません。
運用者にもよりますが、ツールの内容を理解し、使いこなすまでに多少時間はかかります。
ですが広告運用ツールの公式サイトによっては、詳しく説明が書かれていたり、スタッフによる使い方のレクチャーが実施されています。
広告運用ツールを使いこなす自信がない方は、公式サイトによるサポートを利用すると良いでしょう。
広告運用ツールのデメリット3.費用がかかる
広告運用ツールを使用するためには、月額費用を払わなければなりません。
そのため、少しでも費用を抑えたい企業では毎月の費用捻出は厳しいかもしれません。
ですが広告運用をするうえでの業務による負担軽減や、時間短縮をおこないたいのであれば、広告運用ツールは役立ちます。
ツールを導入するか考えている場合は、業務効率化と費用を比較して費用対効果が高いかを確認しましょう。
広告運用ツールを選ぶときに確認するべきポイント
世の中には広告運用ツールが数多くありますが、一体どのような基準で選ぶと良いのでしょうか?
この章では、広告運用ツールを選ぶ際のポイントについて解説しています。
ポイントを抑えて、自社に合った広告運用ツールを選べるようにしましょう。
今回紹介する広告運用ツールを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- 利用目的を明確化する
- 使用感の確認
- 広告メディアとAPI連携ができるかをチェック
一つずつ解説しますね。
ツールを選ぶポイント1.利用目的を明確化する
広告運用ツール導入の目的を明確にしましょう。
一言で広告運用ツールと言っても、ツールにより機能やサービス内容は異なります。
そのため、目的が明確でないと「欲しいと思っていた機能がない状態」に陥る可能性もあります。
まずは「広告運用のどの問題を解決したいか」「費用はどのくらい抑えたいか」などを明確にしてからツールを探しましょう。
ツールを選ぶポイント2.使用感の確認
広告運用ツール選びでは「ツールの使用感は良いか」の確認も必要です。
作業を効率化するためにツールを導入しても、 広告運用者が使いこなせなければ意味はありません。
そのため、ツールを導入する前に使用感の確認をおすすめします。
広告運用ツールをて提供する企業によっては、無料お試し期間が設けられているツールもあります。
お試し期間があれば活用し、ツールの使い勝手を確かめましょう。
ツールを選ぶポイント3.広告メディアとAPI連携ができるかをチェック
使用している広告メディアとAPI連携ができるか確認しましょう。
API連携とは、 自社システムと他社システムの連携や一部機能を組み込める機能です。
連携をおこなうことで外部サービスとの連携や、機能を簡単に取り入れられます。
広告運用ツールを活用するには基本的にAPI連携が必要です。
ですがツールによっては API連携に対応していない広告メディアもあります。
広告運用ツールを導入しても、利用している広告メディアに対応していなければ活用できません。
そのため広告運用ツールを導入する前には、必ず自社が利用している広告メディアとAPI連携できるか必ず調べておきましょう。
ここまで、広告運用ツールの選び方を解説しました。
次の章では、いよいよリスティング広告運用者におすすめする広告運用ツールを6つ紹介します。
今回紹介したポイントを踏まえたうえで、自社にあった広告運用ツールを選びましょう。
おすすめのリスティング広告運用ツール6選
この章では、リスティング広告運用者の方に向けて「おすすめの広告運用ツール」を紹介します。
以下は、広告運用ツールの特徴や料金を記載した比較表です。
ぜひ、ご活用ください。
リスティング広告運用ツール比較表 | ||
ツール名 | 料金 | できること |
Shirofune | 【セルフプラン】 月額広告費×5%(税抜) 【サポートプラン】 月額広告費×5%(税抜) |
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ATOM | 月額50,000円~ ※ATOMに連携させたアカウントの合計運用金額に応じて決定。 ※連携するアカウント数に制限なし。 |
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Lisket | 月額2万円(税抜)〜 ※広告アカウント上限数:100アカウント |
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Ad Note | 【スタンダードプラン】 予算管理やレポートなど広告管理に必要な機能が揃ったプラン 5アカウント 月額10,000円〜 【ビジネスプラン】 手間のかかる入札も自動化できる最適化プラン 5アカウント 月額50,000円〜 |
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glu | gluに取り込むアカウント数、 利用するオプションにより変動 |
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WebAntenna | 【基本料金】 初期費用(無料) 【追加サービス利用時】 初期費用(無料) ※月額料金はクリック数に応じる。 ※基本料金 最大50万円 |
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おすすめの運用ツール1.Shirofune
引用元:<国内導入実績No.1>広告運用自動化ツール「Shirofune(シロフネ)」
Shirofuneは、広告業界歴10年以上のプロが作成した広告運用自動化ツールです。
ツールを利用している企業は13,000件以上で、国内No.1の利用実績。
初期設定や予算管理、広告効果の可視化、レポート作成・分析などの作業を自動化できます。
Shirofuneの概要 | |
できること |
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料金 | 【セルフプラン】 月額広告費×5%(税抜) 【サポートプラン】 月額広告費×5%(税抜) |
無料トライアル期間 | 【セルフプラン】 2ヶ月 【サポートプラン】 なし |
最低契約期間 | 【セルフプラン】 なし 【サポートプラン】 3ヶ月 |
API連携 |
※セルフプラン、サポートプランともに同じ |
サポート内容 |
※サポートプランの場合、初期設定サポートやオンライン会議、サポートメンバーによる月次レビューあり |
利用している企業 |
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どういう企業におすすめ? |
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URL | トップページ お問い合わせ・資料請求 お問い合わせ |
おすすめの運用ツール2.ATOM
引用元:ATOM | 業界シェアNo1!ネット広告・リスティング広告レポートを自動化、カスタマイズも自由自在
ATOMは、SO Technologies株式会社が提供している広告運用ツールです。
累計600社以上で導入されており、広告代理店での利用に適した機能も豊富に備えています。
Excel・Googleスプレッドシート・BigQueryでの出力にも対応。
2022年8月には、Excel関数不要で管理画面上でレポート生成が可能となる「新レポート機能」がリリースされるなど、進化を続けている運用ツールです。
ATOMの概要 | |
できること |
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料金 | 月額50,000円~ ※ATOMに連携させたアカウントの合計運用金額に応じて決定。 |
無料トライアル期間 | 2週間 |
最低契約期間 | 6ヶ月間 ※契約後は6ヶ月毎に自動更新契約 ※契約期間終了の1ヶ月前までに問い合わせれば解約可能 |
API連携 |
(2023年8月時点) |
サポート内容 |
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利用している企業 |
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どういう企業におすすめ? |
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URL | トップページ お問い合わせ・資料請求 ATOM紹介記事 同社の別サービス:完全無料の広告運用ツール「AG-Boost」 |
おすすめの運用ツール3.Lisket
引用元:Lisket(リスケット)| リスティング広告のレポート自動作成とリアルタイム予算管理が月額1万円から!
Lisketは、株式会社カルテットコミュニケーションズが提供している広告運用ツールです。
広告運用知識がない方でも、簡単にレポート作成や予算管理が可能。
また、キーワードのかけ合わせ作業を簡単におこなえるツールが「無料」で利用できます。
Lisketの概要 | |
できること |
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料金 | 月額2万円(税抜)〜 ※広告アカウント上限数:100アカウント |
無料トライアル期間 | 14日間 |
最低契約期間 | – |
API連携 |
|
サポート内容 | サポートサイト |
利用している企業 | – |
どういう企業におすすめ? | 費用を抑えたい企業 |
URL | トップページ |
おすすめの運用ツール4.Ad Note
※「AdNote」の提供は2021年12月31日をもって終了
株式会社ブレインパッドの提供する広告運用ツール。
広告運用経験がなくても広告媒体ごとの最適な予算配分や、バランスの良い入札が可能です。
Ad Noteの概要 | |
できること |
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料金 | 【スタンダードプラン】 予算管理やレポートなど広告管理に必要な機能が揃ったプラン 5アカウント 月額10,000円〜 【ビジネスプラン】 手間のかかる入札も自動化できる最適化プラン 5アカウント 月額50,000円〜 |
無料トライアル期間 | 最大2ヶ月 |
最低契約期間 | 1ヶ月(更新期間1ヶ月単位) |
API連携 |
|
サポート内容 | – |
利用している企業 |
|
どういう企業におすすめ? |
|
URL | トップページ 資料請求 お問い合わせ |
おすすめの運用ツール5.glu
引用元:運用型広告レポート作成支援システム | glu(グルー)
gluはレポーティング自動生成ツールです。
さまざまな広告・外部ツールデータを取り込み・加工ができるので、マーケティングデータの収集基盤としての活用も可能です。
gluの概要 | |
できること |
|
料金 | gluに取り込むアカウント数と利用するオプションにより変動 |
無料トライアル期間 | – |
最低契約期間 | 半年契約 ※解約の場合、解約日の3ヶ月前までに問い合わせる必要あり |
API連携 |
他多数 |
サポート内容 |
等があります |
利用している企業 |
|
どういう企業におすすめ? |
|
URL | トップページ |
おすすめの運用ツール6.Web Antenna
引用元:広告効果測定ツール「ウェブアンテナ(WebAntenna)」
Web Antennaは、WebサイトのHTML内にタグを設置することで「流入元」「コンバージョン数」を簡単に把握できるツールです。
シンプルな画面で広告効果を一気に比較できます。
Web Antennaの概要 | |
できること |
|
料金 | 【基本料金】 初期費用(無料)+月額料金 2万円〜 【追加サービス利用時】 初期費用(無料)+月額料金 2万円〜+固定費 月額5万円〜 ※月額料金はクリック数に応じる。 ※基本料金 最大50万円 |
無料トライアル期間 | なし ※体験版デモ画面で体験可能 |
最低契約期間 | 3ヶ月 |
API連携 | – |
サポート内容 |
|
利用している企業 |
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どういう企業におすすめ? |
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URL | トップページ |
【まとめ】自社にあったリスティング広告運用ツールを見つけて仕事を効率化しよう
今回の記事では、リスティング広告運用ツールの基礎知識や、おすすめツールの紹介をしました。
広告運用ツールとは、出稿しているWeb広告を1画面で管理できる機能です。
広告運用の効率化に優れ、作業時間の短縮に繋がります。
作業の効率化に有効な広告運用ツールは、以下のポイントを抑えて選ぶと失敗しにくいです。
- 利用目的を明確化する
- 使用感の確認
- 広告メディアとAPI連携ができるかをチェック
リスティング広告運用者におすすめのツールは以下の6つです。
- Shirofune
- ATOM
- Lisket
- Ad Note
- glu
- Web Antenna
自社の希望にあったリスティング広告運用ツールを見つけましょう。
また弊社運用担当者が業務で実際に使用している無料のツールは下記で紹介しております。
広告担当者なら使いこなしたい!業務効率化ツールをマーケターに聞いてみた【9選】
万が一、自社でのリスティング広告運用が難しいと感じた際には、広告代理店に広告運用を依頼するのも一つの手です。
弊社では、リスティング広告の運用代行をおこなっています。
もしリスティング広告運用でお困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
弊社スタッフが丁寧にご案内いたします。