【動画広告の作り方】成果を出すための準備や分析方法も解説

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「動画広告の作り方がわからない」

「どのような点に注意して動画を作ればいいのだろう」

とお悩みではありませんか?

動画広告は他媒体より訴求内容を伝えたり、広告の印象度を高められるといった効果が出ています。(※)

現在では、動画広告の存在は欠かせません。

そのため今回の記事では、初心者でもできる「動画広告の基本的な作り方」と「作成のコツ」について記載しました。

以下は、記事の内容です。

この記事の内容

  • 動画を作る前の準備
  • 動画広告の作り方
  • 動画広告の分析方法
  • 動画広告を作成するコツ
  • 成功事例

「成果を上げたい」「効果的な動画広告を作りたい」と思うマーケティング・広報担当の方は、ぜひ最後までご覧ください。

※参照:【静止画Ad vs. 動画Ad】印象度1.7倍、視聴後4割のアクション喚起 ~iPhone向け動画広告効果調査~ | movieTIMES ムービータイムス

【準備編】動画広告制作の手順

まずは、動画広告を作るうえで必要な準備について解説いたします。

準備は以下の順でおこないます。

  1. 動画広告の目的を明確にする
  2. ペルソナを明確にする
  3. 訴求内容を複数考える

1つずつ見ていきましょう。

手順1.動画広告の目的を明確にする

動画を作る目的は主に以下3つに分けられます。

  • ブランディング
  • 認知度拡大
  • コンバージョン

上記の目的によって、動画をどのように作れば良いか変わってきます。

「ブランディング・認知度拡大」が目的の場合

ユーザーに自社のことについて知ってもらいたい場合は、企業の世界観に興味を持ってもらう必要があります

世界観を知ったうえで、自社や商品に興味を持ってもらうことが大切なため、以下の内容を盛り込むと良いでしょう。

  • 企業の世界観
  • 企業名・ブランド名
  • 商品の特徴

「コンバージョン」が目的の場合

成果を出したい場合は、ユーザーが商品・サービス自体に興味を持ってもらう必要があります。

興味を持ってもらいたい場合、ユーザーが思わず聞きたくなるメッセージを盛り込むと良いでしょう。

たとえば、「英語教室」の動画広告を出したい場合、「入会金無料」や「無料体験あり」などのメッセージが挙げられます。

「無料なら一回体験してみようかな」と興味を持つ方が増える可能性があります。

サービス・商品に対して、ユーザーがどのようなメッセージを聞けば興味を持つか考えるのが重要です。

手順2.ペルソナを明確にする

目的が決まったら、ペルソナを決めましょう。

ペルソナとは、自社商品に興味を持ちそうな架空のユーザー像です。

以下の画像は、ペルソナの一例です。

ペルソナ のイメージ

ぺルソナを細かいところまで設定しておけば、動画広告を作成する際に「どのように内容を伝えれば、ユーザーは興味を持ってくれるだろう」と考えやすくなります。

また、ペルソナを考えることで、どの広告媒体で掲載すれば効果が期待できるかも考えられます。

手順3.訴求内容を複数考える

目的やペルソナを参考に訴求内容を考えましょう。

たとえば、以下の訴求内容が挙げられます。

【例】

訴求内容

メッセージ例

価格

  • 「ご利用無料」
  • 「無料相談する」
  • 「無料お見積もり」
  • 「〇〇がすべて半額」など

簡単

  • 「30秒見積もり完了」
  • 「たった1分で診断可能」
  • 「すべてお任せください!」など

効果

  • 「〇〇が改善しました」
  • 「効果3倍アップ」
  • 「〇〇の売上が50%以上アップ」など

新しさ

  • 「まったく新しい商品」
  • 「世界初」
  • 「◯◯店オープン」
  • 「◯◯記念」
  • 「今までなかった」など

限定

  • 「今だけ」
  • 「期間限定」
  • 「◯日間だけ」
  • 「数量限定」
  • 「◯人様限定」など

動画広告では、商品やサービスの魅力をユーザーへわかりやすく伝えなければなりません。

そのため、目的とペルソナを最初に作り、一番効果が期待できそうな訴求内容を選びます

ただし、訴求内容は実際に広告を流してみないと、ユーザーの反応はわかりません。

場合によっては、自信を持って選んだ訴求内容でも反応がない場合もあります。

そのため、訴求内容を1つだけに絞るのではなく、複数個のメッセージを考えておくと良いでしょう。

【制作編】動画広告制作の手順

準備が終わったあとは、いよいよ制作です。

制作は以下の手順でおこないます。

  1. 構成の型を選ぶ
  2. 広告媒体に合わせたサイズの動画広告を作る

詳しく見ていきましょう。

手順1.構成の型を選ぶ

準備が終わったあとは構成を作りましょう。

動画の構成には、基本的な3つの型があります。

  • 問題提起型
  • プロダクトデモ型
  • ストレートオファー型

まずは以下の型から、どれが自社商品に合っているか確認しましょう。

問題提起型

問題提起型は、はじめにユーザーの悩みや問題を提起して、そのあと解決策を打ち出す流れの型です。

ユーザーが抱えている問題に対して共感することで、後々の展開に興味を持ってもらえます。

ストーリー性があるため、動画を最後まで見てもらえる可能性があります。

プロダクトデモ型

プロダクトデモ型は、商品で知ってもらいたい特徴や魅力を紹介する型です。

ストーリー性はありません。

商品やサービスで他社にはないような強みがあると、効果的な動画になります。

ストレートオファー型

ストレートオファー型は、キャンペーンやイベント情報などをそのまま伝えるタイプの型です。

キャンペーンやイベントなどの情報は、ユーザーが興味を持ちやすいため、シンプルに伝えるだけでも効果的です。

手順2.広告媒体に合わせたサイズの動画広告を作る

動画を作ったあとは、広告媒体に合わせて動画サイズを作成しましょう。

媒体によって、画面のサイズが異なります。

サイズが異なれば、場合によっては動画が見切れたり、低画質になる場合もあるため注意が必要です。

きちんとサイズを調べて、さまざまな媒体に対応できるようにしておきましょう。

動画広告を作成するコツ

動画広告を作成するには以下のコツがあります。

動画広告を作成するコツ

  • ユーザーに促したい行動を正確にする
  • ターゲットユーザーを明確にする
  • 最初の5秒で惹きつける
  • 複数のバリエーションでテストす

1つずつ見ていきましょう。

コツ1.ユーザーに促したい行動を正確にする

動画広告を通して、ユーザーにどのような行動をとってもらいたいか明確にしましょう

広告でユーザーが商品に興味を持ったとしても、次にどのような行動を取れば良いかわからなくなるからです。

たとえば、ユーザーにお問い合わせをしてもらいたいなら、動画の最後には必ず「◯◯からお問い合わせください。」といった表現が必要です。

広告の効果を出したいなら、まずは「広告の目的」「ユーザーに促したい行動」を把握し、作成していきましょう。

以下は弊社で実際に作成した動画で、「ユーザーに促したい行動を訴求している部分」を抜粋したものです。

コツ2.ターゲットユーザーを明確にする

自社の商品を誰に届けたいのか明確にしておきましょう。

ターゲットを決めておけば、自社商品に興味を持つ人と持たない人をふるいにかけられるからです。

たとえば、ターゲットが「今後のキャリアに不安を抱えている女性」であるとします。

動画の冒頭で「キャリアに不安を感じている女性」と明言することで、ターゲットに当てはまらないユーザーを除外できます。

冒頭で自社に興味がないと感じたユーザーは早い段階でスキップするため、広告費はかかりません。

逆にターゲットに当てはまるユーザーは、その次の動画の展開に興味を持ちやすくなるため、視聴時間が伸びやすくなります。

自社商品に興味を持ちやすいユーザーに動画を見てもらえば、効率的に成果へとつなげることが可能です。

以下は弊社で実際に作成した動画で、「ターゲットユーザーを明言している部分」を抜粋したものです。

コツ3.最初の5秒で惹きつける

動画冒頭の”5秒”で、ユーザーを惹きつけられる内容を作りましょう。

ユーザーは5秒で動画をスキップすることが多いため、動画冒頭で興味を持ってもらう必要があるからです。

Givee株式会社は2021年に動画広告についてのリサーチをおこないました。

「動画広告は何秒まで見られるか?」のリサーチ結果は「5秒」が一番多く、長い時間の広告は好まれない傾向がありました。

そのため5秒でいかにユーザーを惹きつけられるかが重要です。

動画広告”5秒”

引用:【2021年版調査】動画広告が見られるのは「5秒」まで!Givee株式会社が企業向け動画トレンドをレポート|ギビーのプレスリリース

ユーザーを動画に惹きつけるには「ストーリー性」を重視しましょう。

ストーリーがある動画は人の目を引きつけやすくなります。

たとえば、ロシアの通信会社『ROSTELECOM』が配信した連続ドラマ形式の広告は、斬新な内容で注目を集めました。

「通信に関する家庭の日常」が描かれており、10秒という短い時間のなかでもしっかりと企業の宣伝をおこなっています。

参考:ROSTELECOM | PRE-ROLL DRAMA THE BUZZ

ユーザーが「続きも気になる!」と思えるような広告を意識して作成すると良いでしょう。

コツ4.複数のバリエーションでテストする

動画広告は基本的に複数本の動画を作成し、運用することが推奨されています。

ユーザーにとって最適な動画を提供できるようにするためです。

GoogleのYouTubeでは、5つ以上の動画広告の運用を媒体社が推奨しています。

動画の冒頭メッセージを少し変えるだけでも良いので、複数パターンの広告を準備してください。

そして、どの広告の反応が良かったか、分析していきましょう。

広告配信後の分析方法

動画広告の配信を開始したあとは、データをもとに分析をおこないましょう。

分析で見るべきポイントは、以下の4つです。

指標

概要

視聴回数

ユーザーが動画を視聴した回数

完全視聴率

広告が表示された回数に対して、30秒以上または最後まで視聴した割合

クリック数

視聴者が広告をクリックした回数

コンバージョン数

成果の数(「商品購入」「お問い合わせ」などに至った数)

それぞれ解説しますね。

視聴回数

視聴回数とは、ユーザーが動画を視聴した回数です。

視聴回数の数で、どのくらい多くのユーザーに宣伝できたかがわかります。

数が多いほど、宣伝効果が高いといえます。

ただし、広告媒体によってカウント方法が異なるため注意しましょう。

たとえば、Youtubeのカウント方法は以下のとおりです。

  • ユーザーが広告を30秒以上視聴した場合
  • ユーザーが広告をクリックした場合

一方、Twitterでは以下の状況でカウントされます。

  • 動画が50%以上画面にあり2秒たった場合
  • ユーザーが画面を拡大した場合
  • ミュート解除の操作をおこなった場合

媒体ごとの特徴を理解し、分析をおこないましょう。

完全視聴率

完全視聴率とは、動画広告の表示回数に対してユーザーが30秒以上、または最後まで視聴した割合を指します。

動画広告を成果へとつなげるためには、ユーザーに動画を最後まで視聴してもらい、Webサイトへ促すことが必要です。

もし完全視聴率が悪い場合は、早急に改善が必要です。

動画を改善するには、動画の冒頭でユーザーを惹きつける必要があります。

ストーリー性のある動画だとユーザーは続きが気になり、最後まで視聴する確率が上がります。

クリック数

クリック数は、商品・サービスに興味を持ったユーザーが広告をクリックした回数です。

そのため、どのくらいのユーザーへ商品をアピールできたかがわかります。

もし、クリック数が低い場合は以下の対策をとると良いでしょう。

  • 広告内容の見直し
  • ターゲティングの見直し
  • 広告媒体の見直し

コンバージョン数

コンバージョン数とは「商品購入」や「お問い合わせ」といった成果につながった数です。

クリック数が多くてもコンバージョン数が低い場合は、広告内容と商品のイメージが異なっていると考えられます。

動画広告の成功事例

この章では、弊社の動画広告による成功事例を紹介いたします。

今回は「教育系」の業種で成果を挙げた事例です。

【バンパー広告】

参考:文部科学省様「専門職大学・専門職短期大学」バンパー広告

意識したポイント

  • 6秒の動画のため、目的が伝わるように本当に必要な情報だけを選定
  • 中央から飛び出すようなアニメーションにすることで、記憶に残るように設計
  • キャラクター1人ひとりにも動作を入れることで、動画のクオリティー+制度のイメージ向上を図った

【インストリーム広告】

参考:文部科学省様 「専門職大学・専門職短期大学」インストリーム広告

意識したポイント

  • ユーザーの興味が引けるように、動画冒頭で華やかなアニメーションを意識
  • 認知拡大のため、スキップできない冒頭に制度名を表示
  • 動画の最後にも制度名を繰り返すことで印象が残るように工夫
  • キャラクターに動きをつけ、飽きずに最後まで見れるようなアニメーションを意識
  • 字幕の重要な部分を色や大きさで強調Webサイトへの遷移を促すため、最後にCTAを表示

企業の目的

企業様に伺った動画広告運用の目的やターゲットは以下のとおりです。

動画広告運用の概要

広告運用の目的

教育制度の認知度拡大

ターゲット

  • 大学に入学願望のあるユーザー
  • 将来・現在で大学に入学するタイミングの子供がいるユーザー

【初期】動画広告運用の概要と結果

企業様からは、新しくできた教育制度の認知度拡大を目的に広告運用を依頼されました。

まだ認知度が低い制度だったため、私たちは以下の仮説を立て、戦略を練りました。

動画広告運用の仮説と戦略

仮説

まだ認知度が浅い教育制度であるため、

まずは広い世代に向けた広告配信により、

ユーザーエンゲージメントを高められると仮定。

戦略

全世代に広告配信後、視聴率の高いユーザー層に広告が配信されるよう予算アロケーションの実施。

上記の戦略を実行した結果、動画視聴回数のアップに成功しました。

【初期】動画広告運用の結果

期間

初月から3ヶ月

動画視聴回数

2,816回 → 4,715回

(167%アップ)

【中期】動画広告の運用の概要と結果

動画広告運用の初期段階では、動画視聴回数のアップに成功しました。

ですが、動画の視聴回数は増えてもリンクへのクリック数が伸び悩んでいたため、以下のような仮説と戦略を練りました。

動画広告運用の仮説と戦略

仮説

リンククリックが伸びていない状況が続いたため「教育制度に興味を持つユーザー層」へさらに広告が配信されるよう、ターゲティングを変更。

月単位でターゲティングの入れ替えを実施。

クリック数が増えることで、クリック単価も安くなると仮定。

戦略

教育制度に興味を持たれるユーザー層に対し、ターゲティングを設定。

上記の戦略をおこなった結果、以下の結果につながりました。

【初期】動画広告運用の結果

期間

初月から4ヶ月

クリック単価

285円 → 183円

(36%削減)

成果を出したいなら代理店に依頼するのも1つの手

ここまで読んでいただいた方で、動画広告の作成は「やっぱり難しそう」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際、動画作成は作って終わりではなく、動画公開後の運用もおこなわないといけません。

そのため、はじめて動画広告をおこなう方は、やることの多さに驚く方も少なくはありません。

もし、動画広告以外の仕事にも注力したい場合には、広告代理店に動画広告運用を依頼するのも1つの手です

広告代理店なら、企業様のご要望をヒアリングしたうえで、最適な動画広告を制作・運用が可能です。

弊社でも動画運用のプロが動画制作、広告運用、動画改修まで一貫しておこなっております。

動画作成ではクオリティを重視し、運用では常に分析をおこなっており、着実に成果へとつなげられます。

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【まとめ】動画広告の作成方法を学び成果へつなげよう

今回の記事では「動画広告の作り方」について記載しました。

動画広告を作る基本的な順序は以下のとおりです。

動画を作成する準備

  1. 動画広告の目的を明確にする
  2. ペルソナを明確にする
  3. 訴求内容を複数考える

動画を作成する

  1. 構成の型を選ぶ
  2. 広告媒体に合わせたサイズの動画広告を作る

動画広告を作成して公開したあとは、分析をおこないましょう。

広告に反応があったかを確認し、常に改善できる点を探すことが大切です。

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