「良い人材を採用するために、リスティング広告は必要?」
「採用活動にリスティング広告は効果的なのか?」
上記のような疑問をお持ちではないでしょうか?
リスティング広告をうまく活用できれば、貴重な人材を確保できる可能性があります。
弊社でも、採用活動が目的の運用をおこない、CVRを2倍以上に高めました。
もし、採用活動でリスティング広告を使うか迷われているようでしたら、今回の記事は役に立つでしょう。
今後の採用活動で成果につなげるためにも、ぜひこの記事を参考にご覧ください。
- リスティング広告とは何か
- 採用活動にリスティング広告は必要か?
- リスティング広告のメリット
- 採用活動で成功した事例
- 採用活動でリスティング広告の成果を出すためのコツ
目次
リスティング広告(検索連動型広告)とは?
リスティング広告とは、ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードに関連する広告を表示できるWeb広告です。
検索結果画面の上部や下部に表示され、多くのユーザーに見てもらいやすい特徴があります。
たとえば、「事務 求人 横浜」と採用に関連するキーワードを入力すれば、横浜で事務の仕事をしたい方に向けた広告が表示されます。
求人に興味を持ったユーザーがリンクをクリックすると、採用情報をまとめたLPや応募フォームに移動するようになっています。
リスティング広告は、ユーザーが自ら検索したキーワードに関連する広告を表示できるため、その情報を知りたいと思う顕在層にアプローチできます。
採用や求人募集といった成果を求める場合は、リスティング広告がおすすめです。
採用活動にリスティング広告は必要か?
採用活動におけるリスティング広告は、今後さらに重要性を増す可能性があります。
理由は、多くの業界で人材の確保が年々難しくなってきているからです。
以下の画像をご覧ください。
引用元:【転職求人倍率】求人倍率は+0.10ptの2.25倍。求人数は増加し、転職希望者数は減少したため、求人倍率は上昇。 |転職ならdoda(デューダ)
画像からわかるとおり、求人数は多くなっていますが、転職を希望する人の数には変化がありません。
これは、企業の人材の確保が難しい状況になっていることを表しています。
自社により多くの採用希望者を増やすためには、他社に埋もれないための施策をおこなう必要があります。
そこで、1つのおすすめな施策として挙げられるのがリスティング広告です。
前述のとおり、リスティング広告はユーザーの検索したキーワードに関連する広告を表示することが可能です。
求人に関するキーワードで広告を表示できれば、採用希望者を集められる可能性があります。
また以下の画像のように、リスティング広告(検索連動型広告)の市場も年々伸びており、広告主が効果を感じていると考えられます。
今後の採用活動でリスティング広告を使用することも、視野に入れておくと良いでしょう。
採用活動でリスティング広告をおこなうメリット
採用活動でリスティング広告を活用するメリットをご紹介します。
メリットは以下の5つです。
メリット1.顕在層へのアプローチができる
前述のとおり、リスティング広告はユーザーが検索したキーワードに関連した広告が表示されます。
ユーザーは知りたい情報を求めて検索しているため、検索結果画面に出てくる情報に対して意欲的です。
そのため、採用に関するキーワードで広告表示ができれば、自社の採用に応募してもらえる可能性が高まります。
たとえば、採用に関連するキーワードには以下の語句があります。
- 「事務 未経験 正社員」
- 「エンジニア 正社員 渋谷区」
- 「Webコンサルタント 採用 横浜」
興味を持ってもらえれば、採用の応募に繋がる可能性も高まりやすくなるでしょう。
メリット2.自社が求める人材のターゲットを設定できる
リスティング広告では、ターゲットを設定して広告を表示できます。
ターゲットとは、自社の採用活動に興味を持ちそうなユーザーです。
自社に興味を持ちそう、もしくは自社に入社してもらいたいユーザーの性別や年齢層、所在地などを決めることで効率的に成果につなげやすくなります。
メリット3.クリックされない限り費用は発生しない
リスティング広告は、クリックされない限り費用が発生しません。
紙広告や転職サイトで求人募集をすれば、掲載するだけで費用がかかるものもあります。
ですが、リスティング広告は実際にユーザーが、自社の採用情報を見るまで費用がかかりません。
そのため、費用対効果の高い広告といえるでしょう。
メリット4.広告内容をすぐに改善できる
リスティング広告は広告配信後も設定の内容を変更できます。
見出しや説明文、予算など、自社の広告がどのくらい成果を上げているかを確認したうえで改善していけます。
紙広告の場合、作成して出稿してしまえば修正できません。
ですがリスティング広告は、企業の方針が変わって採用情報を変えなければならない時も柔軟に対応できます。
メリット5.掲載期間を自由に設定できる
リスティング広告には、締め切りなどの時間制限はありません。
転職サイトなどで求人募集をすると掲載期間が定められてしまいます。
ですが、リスティング広告は自社の好きなタイミング・掲載期間で広告の出稿が可能です。
求人募集をしなくて良い状況になった際にも、すぐに広告の掲載をやめられるのはメリットといえるでしょう。
リスティング広告運用の成功事例
実際にリスティング広告で成果が出た当社の事例をご紹介します。
事例1.CPA26%削減に成功した事例
この事例では、広告の運用期間は2ヶ月と短いですが、適切にリスティング広告運用をおこなったことで成果を上げています。
運用期間 | 2ヶ月間 |
広告運用の目的 | 新卒採用 |
使用した媒体 | Googleリスティング |
課題 | 新規応募者の数が増えていない |
施策 |
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成果 |
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事例2.半年間でCVRが2.6倍に上がった事例
この事例では、半年間の運用でCVRが2.6倍に上がりました。
ターゲットに向けた広告の配信時間や広告文にすることで、効率的に成果へとつなげています。
運用期間 | 半年 |
広告運用の目的 | 新卒採用 |
使用した媒体 | Googleリスティング |
課題 | 新規応募者の数が増えていない |
施策 |
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成果 | CVR2.6倍にアップ |
エクスコアのリスティング広告運用サービスに興味をお持ちの方は、以下のページからご相談ください。
Web広告運用代理店|株式会社エクスコア
採用活動で成功するためのリスティング広告運用のコツ
この章では、採用活動でリスティング広告を運用するコツをご紹介します。
コツは全部で4つです。
コツ1.自社が求めるターゲットの設定をおこなう
前述でも触れましたが、ターゲットとは自社に興味を持ちそうな人、また自社に入社して欲しい人を指します。
広告を作成する前に、必ずターゲットの設定が必要です。
ターゲットの設定をおこなわないと、効率的に広告を配信できないからです。
たとえば、以下のような内容を設定します。
逆にターゲットを絞らないと、成果につながりにくいユーザーにも広告が表示されるため、広告費が嵩む要因になりかねません。
ターゲットの設定は必ずおこないましょう。
また、ターゲットを設定する前にはペルソナの設定が必要です。
ペルソナとは、実際に自社の採用に興味を持ちそう(成果につながりそう)なユーザーの人物像です。
漫画のキャラクターのように性別や年齢、性格、悩みなどの細かい内容を設定することで、ターゲット像を明確にしていきます。
まずはペルソナを作り、そのあとターゲットを絞り込みましょう。
ターゲットとペルソナの詳しい内容は、以下のリンクからご覧ください。
リスティング広告でできるターゲティング設定とは?種類をわかりやすく解説 -webma-
マーケティングの「ペルソナ」とは|設定方法や作成例も解説 -webma-
コツ2.採用ページを作り込む
遷移先の採用ページを作り込みましょう。
広告でユーザーが遷移されたとしても、遷移先の情報がわかりにくいとユーザーは採用への応募をやめてしまう可能性があるからです。
引用元:転職希望者は、求人サイトのどこを見ている?【20代・30代が重要視する項目を調査】 | d’s JOURNAL(dsj)- 理想の人事へ、ショートカット
画像は、d’s JOURNAL編集部によって実施されたアンケートの結果です。
現在、または過去1年以内に転職を検討した20〜30代が対象です。
アンケート結果では、転職を希望した半数以上が、採用サイトで十分な情報を得られていないことがわかっています。
「情報が足りないと感じたことがある」と答えた人の声では、以下の内容が挙げられています。
- 企業の長所だけではなく短所も知りたい
- 社内や同僚・上司の雰囲気や情報が不足している
- どのように働いているのかが伝わってこない
- 人材募集に至った経緯が知りたかった
- どういう人材を求めているか具体的な情報が少ない(スキル面だけではなく、性格や価値観などの記載もして欲しい)
また、株式会社ツナググループ・ホールディングスがおこなった調査によると、求職媒体にはどこに何が書いてあるかわかりやすいことが重要であるとわかりました。
引用元:求職者に聞いた媒体別利用度&満足度1位はタウンワーク【2018年アルバイト・パート 求人媒体に関する調査】|株式会社ツナググループ・ホールディングスのプレスリリース
求職者が知りたい情報をわかりやすくまとめることで、自社の採用に興味を持ってくれる可能性があります。
広告だけではなく、採用ページもこだわって作り込むことが大切です。
では、具体的にどのような内容をまとめれば良いのでしょうか?
以下の章にまとめましたのでご覧ください。
求人情報の内容を丁寧にわかりやすく記載する
引用元:転職希望者は、求人サイトのどこを見ている?【20代・30代が重要視する項目を調査】 | d’s JOURNAL(dsj)- 理想の人事へ、ショートカット
上の画像は、d’s JOURNAL編集部のアンケート調査による、ユーザーが求職サイトに求めている内容の結果です。
ユーザーが求人サイトで重要視している項目では、「1位:給料」「2位:仕事内容」「3位:勤務地」「4位:雇用形態」を見られていることがわかります。
2つ目の応募の決め手となる調査では、「仕事内容」が2位の「給与」から12.6%の差をつけて1位です。
これらの情報から、ユーザーが自分と相性の良い仕事か見極めたいと思っていることが予想できます。
そのため、「どのような仕事を任せたいのか」「どのような作業をおこなうのか」を明確にするのが大切です。
また仕事内容だけではなく、給料面や福利厚生、勤務地、休日・休暇といった情報も詳しくまとめておくと良いでしょう。
コンバージョンボタンはわかりやすい位置に配置する
コンバージョンボタンとは、Web上の成果につながるボタンです。
たとえば、以下の画像のようなボタンが挙げられます。
「お問い合わせ」「資料請求」「無料お見積もり」といった、そのWebサイトが目的としている成果につながっています。
採用活動の場合は、「求職者の応募」が成果です。
コンバージョンボタンを設置する際は、ユーザーがボタンを認識しやすいように配置しましょう。
どこから応募をすべきかがわからないと、ユーザーは面倒に感じ、Webサイトから離脱する可能性があるからです。
成果につなげるためにも、以下を参考にコンバージョンボタンを配置しましょう。
- Webサイトのメインカラーと異なる色にする
- ボタンのサイズを大きめに作成する
- LPのファーストビューやメニューにも配置する
参考:転職希望者は、求人サイトのどこを見ている?【20代・30代が重要視する項目を調査】 | d’s JOURNAL(dsj)- 採用で組織をデザインする | 採用・人事戦略
参考:求職者に聞いた媒体別利用度&満足度1位はタウンワーク【2018年アルバイト・パート 求人媒体に関する調査】|株式会社ツナググループ・ホールディングスのプレスリリース
コツ3.ターゲットが興味を持ちそうな見出し・説明文を作る
リスティング広告には、ターゲットが興味を持ちそうな見出しや説明文を記載することが大切です。
採用系の広告では、以下の内容を意識しながら見出しや説明文を考えると良いでしょう。
メリットが感じられる文言を入れる
見出しや説明文には、ユーザーにメリットを感じてもらえる文言を入れましょう。
たとえば、以下の文言が挙げられます。
文言 | 文言から伝わるメリット(例) |
「残業ほぼなし」 |
|
「交通費支給」 | 自分で交通費を払わなくてすむ |
「主婦大歓迎!」 |
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「未経験者歓迎!」 | 未経験でも自分のやりたい仕事ができる |
「リモートワークOK!」 |
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具体的な数字を入れる
給料(時給・月給・年収など)、休暇日数、採用実績数など、具体的な数字を入れるとユーザーは興味を持ちやすくなります。
種類 | 文言(例) |
給料 |
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休日・休暇 |
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勤務時間 | 「1日4h〜」 |
社内の雰囲気 |
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福利厚生 | 「有給消化率97%」 |
誰に向けた広告かわかりやすく表現されている
自社がどのような人材を募集しているかを明確にするのも1つの手です。
文言の条件に当てはまるユーザーは、その広告に興味を持ちやすくなります。
たとえば、以下の文言が挙げられます。
- 未経験者/初心者歓迎
- 主婦大歓迎
- フリーター大募集
- 30歳以下限定
- 〇〇になりたい人募集中(例「Webマーケターになりたい方募集中」)
アセット(旧:広告表示オプション)を利用する
アセットとは、見出しや広告文などの広告を構成するコンテンツです。
リスティング広告に収まりきらない情報を付け足せるアセットがあり、リスティング広告に付け加えることで、プラスαの内容を伝えられます。
また、広告の表示面積も増えるため、ユーザーの目に留まりやすくなります。
以下は、採用活動でおすすめなアセットです。
自社のWebサイト内にある特定ページを直接リンク表示できる機能です。
クリックすることで、指定したページに移動できます。
採用活動をアピールするための短文を追加できます。
魅力的な広告文を書きたい方や、アセットについて詳しく知りたい方は以下のリンクをご覧ください。
【今すぐ実践】リスティング広告における広告文作成のポイント7つ -webma-
【完全版】広告表示オプションとは?全12種類の特徴を解説 -webma-
コツ4.継続的に運用をおこなう
リスティング広告を運用する際はすぐに辞めず、継続的に運用していきましょう。
理由は以下の2つです。
Google広告ではAIによる機械学習が活用されており、一定期間運用することでユーザーのデータを溜めて学習することが可能です。
ユーザーのデータを活用すれば、より成果に導きやすくしてくれます。
たとえば、成果につながりやすいユーザーに向けて広告を出稿したり、入札単価を自動的に最適化してくれることなどが挙げられます。
思うように成果を伸ばせなくても、すぐに運用を止めるのではなく、継続的に運用をおこないながら試行錯誤していきましょう。
広告運用が難しいなら広告代理店に依頼するのも一つの手
ここまで読んでいただいた中で、自社で広告運用をおこなうのは難しいと感じた方もいらっしゃるかと思います。
リスティング広告はキーワードやターゲットの設定だけではなく、広告出稿後も成果を出すための施策を常に考えなければなりません。
今回の記事で、リスティング広告を運用したいが躊躇っている方は、広告代理店に広告運用を依頼するのも考えておくと良いでしょう。
広告代理店に依頼すれば、以下のメリットがあります。
弊社でも、リスティング広告をはじめとしたさまざまなWeb広告を運用しています。
もし、弊社のWeb広告運用が気になる方は、以下のリンクからご相談ください。
Web広告運用代理店|株式会社エクスコア
【まとめ】採用活動にリスティング広告の活用も検討してみよう
今回は、採用活動にリスティング広告が効果があるかについて解説しました。
リスティング広告は適切に運用することで、採用活動でも成果を上げやすくなります。
人材確保が年々難しくなっているため、新たにリスティング広告での採用活動も検討していくと良いでしょう。
自社でリスティング広告を運用するのが難しい場合は、広告代理店に依頼しても良いでしょう。
弊社ではリスティング広告をはじめ、さまざまな種類のWeb広告を運用しています。
もし興味がございましたら、以下の赤いボタンから資料を無料でダウンロードできるため、ぜひ参考にご覧ください。
他にも採用活動の施策でお困りのことがございましたら、お気軽にご連絡ください。
1998年1月生まれ。千葉県千葉市出身。
2021年株式会社エクスコアの中途採用のみの事業部に初めて新卒として入社し、現在は営業、マーケター、ディレクター、メディア運用の営業部門担当など幅広い業務に従事。Web広告、SEO対策、サイト制作のディレクションの経験有。
年間3000万円の売り上げ2年目から事業最年少サブリーダーへ昇格。顧客継続率90%以上を継続。
最近は身体を動かすことに興味を持っています!