Googleが最新アップデート情報を複数発表!〈2023年5月Web広告ニュース〉

NEWS

  • こんにちは、Webma編集部の鈴木です。

    今回は、5月に発表されたWeb広告の最新情報を紹介しています。

    広告運用者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

    記事の内容

    • 【Google広告】Google Marketing Live 2023が開催!最新アップデート情報を複数発表
    • 【Yahoo!広告】ディスプレイ広告(運用型)がLINEとの取り組みによって配信先拡大へ
    • 【YouTube広告】30秒のスキップ不可広告を導入すると発表
    • 【Pinterest広告】広告効果を最大化する方法を学べる「Pinterest Academy」の国内提供を開始

    1つずつ見ていきましょう!

    【Google広告】Google Marketing Live 2023が開催!最新アップデート情報を複数発表

    2023年5月23日(米国時間)、Googleは広告やコマース関連プロダクト群についての最新アップデートや、開発の方向性を発表するGoogle Marketing Live 2023(以下、GML2023)を開催しました。

    今回の記事では、GML2023で発表された複数個の最新情報を2つに厳選しました。

    最新情報

    • AIによる検索広告の自動生成
    • 動画広告の自動生成

    1つずつ確認しましょう。

    AIによる検索広告の自動生成

    2022年、Googleは自動生成アセット(以下、ACA)の展開を開始しました。

    ACAはLPや既存の広告を活用して、自動的に広告の見出しや説明文を作成する機能です。

    今回のGML2023にて、ACAと生成AIを組み合わせて、より優れた検索キャンペーンを作成できるようにすると発表がありました。

    生成AIを組み合わせると、ユーザーの検索クエリの文脈に合わせ、広告をより効果的に作成することが可能になります。

    たとえば、「乾燥した敏感肌のためのスキンケア」と検索すれば、生成AIは「乾燥した敏感肌をケアしましょう」といった新しい見出しを生成します。

    生成AIを活用することで、これまで以上に広告の関連性を向上させることが可能です。

    この機能は、2023年後半のローンチを予定しています。

    動画広告の自動生成

    AIによる動画広告の自動生成

    AIを利用することで、動画広告を自動的に作成することが可能です。

    ユーザーはさまざまなデバイスで動画を見るため、広告主は多様なタイプの動画広告を作成する必要があります。

    ですが、AIを利用すれば以下の内容を自動でおこなえます。

    AIを利用することでできること

    • 横向き、スクエア、縦向きの動画広告を自動的に生成
    • Googleのテキスト読み上げ機能による動画ナレーションの追加
    • 画像の解像度の向上
    • 表示状況に合わせた画像サイズの変更

    広告主の時間短縮だけではなく、動画広告の品質向上にも大きな役割を果たしています。

    参考:Google Marketing Live 2023: 重要ポイント – Google 広告 ヘルプ
    参考:News from Google Marketing Live 2023
    参考:Google Marketing Live 2023イベントレポート:キーノートスピーチまとめ – Unyoo.jp

    【Yahoo!広告】ディスプレイ広告(運用型)がLINEとの取り組みによって配信先拡大へ

    Yahoo!広告とLINEが取り組みの一環として、ディスプレイ広告(運用型)において以下の内容を実施しました。

    実施することにより、広告の配信先がさらに広がり、より多くのユーザーへの配信機会が見込めるとしています。

    実施された内容

    • LINEアプリにおける配信先の拡大
    • LINEファミリーアプリ/LINE広告ネットワークを配信先として追加

    LINEアプリにおける配信先の拡大

    Yahoo!とLINEの取り組み

    Yahoo!のディスプレイ広告(運用型)では、LINEアプリの一部の広告枠への掲載が可能になりました。

    従来の広告枠に加えて、LINEサービスで最もアクティブ性の高いトーク画面の最上部にも配信が開始されています。

    LINEファミリーアプリ/LINE広告ネットワークを配信先として追加

    ディスプレイ広告(運用型)において、LINEファミリーアプリとLINE広告ネットワークへの配信が開始されました。

    LINEファミリーアプリとは、カメラアプリやアバターコミュニケーションアプリ、ゲームサービスといったさまざまな分野でLINEと連携するアプリを指します。

    LINE広告ネットワークは、10,000(※2022年8月時点の累計アプリ数)を超えるアプリにリーチできるモバイルアドネットワークです。

    どちらにも広告配信ができることにより、より多くのユーザーに自社をアプローチできます。

    広告配信は5月17日から始まっており、6月中旬には配信先の拡大を完了させる予定です。

    参考:【ディスプレイ広告(運用型)】LINEとの取り組みによる配信先拡大について – Yahoo!広告

    【YouTube広告】30秒のスキップ不可広告を導入すると発表

    YouTubeが、予約型広告「YouTube Select」に30秒のスキップ不可広告を導入すると発表しました。

    15秒の広告が2つ連続で再生されるのではなく、30秒の広告が1つ流れるようにするとしています。

    また「スキップ不可の30秒広告」は、まずアメリカで利用可能となり、2023年後半には全世界で利用可能となる予定です。

    参考:ついにYouTubeがスキップ不可の30秒広告を開始へ – ライブドアニュース

    【 Pinterest広告】広告効果を最大化する方法を学べる「Pinterest Academy」の国内提供を開始

    Pinterest(ピンタレスト)とは、インターネット上やWebサイトなどにある画像や動画を集めて、ユーザーが気に入ったものをブックマークできるサービスです。

    2022年6月1日に、Pinterest内に広告を掲載できるようになりました。

    そして今回、ピンタレスト ・ジャパンはPinterestで広告キャンペーンを最大化するための方法を学べるサービス「Pinterest Academy」を展開すると発表しました。

    ターゲットユーザーを引き付けるために必要なすべての知識をEラーニングで学べます。

    現在、約15分で完了するように設計されているレッスンが30個以上あるため、自身のレベルに合わせて学べるメリットがあります。

    これからPinterestで広告運用したいと考えている方は、Pinterest Academyを利用してみると良いでしょう。

    参考:Pinterest、広告主がキャンペーンの効果を最大化する方法を学べる「Pinterest Academy」の国内提供を開始 | Pinterest Newsroom

    参考:Pinterestが広告主向けEラーニングプラットフォーム「Pinterest Academy」を提供開始 | Web担当者Forum

    【最後に】

    株式会社エクスコアでは、今後定期的に広告・SEOについての最新情報を発信いたします。

    新しい機能や情報が知りたい方は、ぜひ今後ともご覧いただけると幸いです。

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