今注目のMEOとSEOの違いを徹底比較!メリット・デメリットも

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「SEO」と「MEO」の違いをご存知でしょうか?

また「集客にはどちらの方法が効果的なんだろう…」とお悩みではありませんか?

「SEO」はなんとなく聞いたことがあっても、最近になって注目されている「MEO」という言葉に馴染みのない方は多いでしょう。

もしあなたが今、店舗を持つビジネスを展開しているのに「MEO」を知らないのであれば、せっかくのチャンスを逃しているかもしれません

今回は「SEOとMEOの違いがわからない…」という方のために、両者の違いや、メリット・デメリットをまとめました。

本記事を読めば、「SEO」と「MEO」の特徴を知り、それぞれが自社にとって適切な施策なのかどうかを見極められるはずです。

「今はSEOやMEOでの集客を考えていない」という方でも、今後の集客の選択肢を広げる意味で、ぜひ参考にしていただければと思います。

SEOとは

SEOとは Search Engine Optimization の略で、日本語では「検索エンジン最適化」という意味があります。

具体的にはGoogleやYahoo!の検索結果(オーガニック検索枠)で、自サイトを上位に表示させるための、コンテンツ制作やサイト整備などの施策をさします。

オーガニック検索枠

今や多くの企業がSEOを実施し、検索上位を競い合っていますが、その理由はサイトが上位に表示されることで高い集客効果が見込めるからです。

ドイツ企業SISTRIX社の研究によれば、Google検索で1位のページのクリック率は28.5%で、10位の2.5%と比較すると、10倍以上差があると報告されています。

Google検索のCTR調査データ出典:SISTRIX Blog – Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer varid

このように、あるキーワードで検索されたときに自社のサイトが上位に位置していれば、多くのユーザーがサイトを訪れ、自社に興味を持ってくれる可能性があります。

MEOとは

ではMEOとはいったい何なのでしょうか?

MEOとは、Map Engine Optimizationの略で、「マップエンジン最適化」のこと。

日本では「MEO」と呼ばれることが多いですが、海外では「ローカルSEO(Local SEO)」として知られています。

具体的には、

  • Googleマップアプリ・Appleマップアプリ・yahoo!マップアプリ
  • 検索結果に表示されるマップ枠(ローカルパック)
    ※この記事ではGoogleマップやGoogle検索を主として解説します。

における、地域名を含むキーワードでの検索や、実店舗のある地域周辺での検索で、自社の情報を上位表示させるための施策です。

たとえば、Googleの検索エンジンを利用して「吉祥寺 歯医者(地域名+業種)」と検索したとしましょう。

そうすると、検索結果の上部には、地図とともに3件の歯科医院の名前や口コミ、営業時間などの情報が表示されます。

ローカルパック 「吉祥寺 歯医者」

この枠内(=「ローカルパック」と呼ばれます)の3件に表示されることが「MEO」の一つの目標です。

SEOに関する情報発信メディア「Backlinko」が、1801人のGoogle検索ユーザーを対象におこなった調査では、このローカルパックのクリック率は42%にのぼると報告されています。
参照:Backlinko – How People Use Google Search (New User Behavior Study)

そしてその多くが、実店舗を探す来店見込みの高いユーザーであるため、MEOは店舗型のビジネスと非常に相性が良いというわけです。

なお、このような「地域に関連するキーワード(「東京 美容室」「近くのコンビニ」など)」での検索は「ローカル検索」と呼ばれ、検索する場所によって異なる結果が表示される仕組みになっています。

「SEO」と「MEO」がどのようなものか、おおよそ理解できましたでしょうか?

しかし、実際にこれらを自社で取り入れるには、まだわからないことばかりですよね。

次の章では、どのような点がSEOとMEOで異なるのか、詳しく見ていきます。

SEOとMEOの6つの違い

では、ここからはSEOとMEOの違いを見てみましょう。

どちらも「インターネット上で広告費をかけずに集客する手段」という点では共通していますが、以下の6点に違いがあります。

SEOとMEOの違い
 SEOMEO
1.狙う掲載位置オーガニック検索の上位

ローカルパック内の上位

あるいはGoogleマップアプリ・Appleマップアプリでの上位

2.効果が出るまでの期間

比較的長い(6ヶ月〜2年)

比較的短い(1週間〜3ヶ月)

3.向いている業種

全業種(特に商圏が広く、検討期間が長い商材で効果的)

店舗型のビジネス(飲食店や美容院、クリニックなど)

4.アルゴリズム

「ウェブページの関連性」「コンテンツの品質」「サイトの利便性」などが基本

「関連性」「距離」「知名度」が重要

5.施策内容

・キーワード選定
・ユーザーニーズに応えるコンテンツの作成
・サイトマップの送信
・メタタグの適切な使用
・内部リンクの構築
・モバイル対応
・良質な被リンク・サイテーションの獲得
など

・Googleマイビジネスへの登録
・マイビジネス上の情報を充実させる
・NAP情報(店舗名・住所・電話番号)の表記統一
・情報を常に最新にアップデートする
・口コミの投稿依頼や返信
など

6.費用

比較的高い(固定報酬型:20万〜40万/月)

比較的安い(固定報酬型:2万円〜8万円/月)

1つずつ見ていきましょう。

SEOとMEOの違い1.
掲載位置

SEOもMEOも、ともに上位に表示させることを目的とした施策ですが、自社の情報が掲載される位置が異なります。

すでに説明したように、SEOではオーガニック検索(自然検索とも。広告ではなく、通常の検索結果として表示される部分。)枠での上位表示を狙います。

一方でMEOは、マップアプリ内での上位表示、あるいはローカルパックでの表示を狙います。

画像は、「笹塚 歯医者」というキーワードでのGoogle検索の結果です。

オーガニック検索枠とローカルパック

赤枠内での上位表示を狙うのが「MEO」、青枠内での上位表示を狙うのが「SEO」です。

ローカルパックはオーガニック検索よりも上部に表示されるため、オーガニック検索よりも目につきやすい特徴があります。

SEOとMEOの違い2.
効果が出るまでの期間

SEOとMEOでは、対策を実施してから効果が出るまでの期間も異なります。

一般に早い段階での効果が期待できるのは、MEOのほうです。

SEOではゼロからサイトを作る場合、効果が出るまでには最低でも3ヶ月必要と言われています。

Ahrefs(エイチレフス)社が200万キーワードを対象にした調査によれば、SEOで検索順位トップ10に入っているページは平均して2年以上経過していました(グラフは、ページの経過日数を示しています)

ページの経過年数 ランキング別参照:ahrefs blog – How long does it take to rank in Google (A study by Ahrefs)

したがって、SEOは年単位の長期的な視点で対策をおこなっていく必要があります

一方でMEOは、SEOと比較すると短期間で上位表示させることが可能です。

というのも、SEOにおける競合が全国各地の企業や個人であるのに対し、MEOで競うことになるのは地域の企業に限定されているためです。

また日本ではまだMEOの認知がそれほど高くなく、業界や地域によっては競合が対策していないケースもあるからです。

以下のグラフをご覧ください。

表示回数G歯科四半期

こちらはエクスコア(弊社)がMEOを支援させていただいた、ある歯科医院様のデータです。

グラフでは、検索ユーザーに店舗情報が表示された回数が示されています。

対策を開始した8月にすぐに、検索での表示回数が大幅に増加していることがわかるでしょう。

MEO早ければ1週間程度、長くても3ヶ月ほどで効果が実感できるケースが多いです。

SEOとMEOの違い3.
向いている業種

SEOは全業種に対応する施策であるのに対し、MEOは店舗型ビジネス向けの施策です。

向いている業種
SEOMEO

全業種

その中でも

・商圏が限定されないビジネス
・検討期間が長い商材

において特に効果的

 

店舗型のビジネス

・クリニック
・歯科医院
・ジム
・士業(法律事務所や税理士事務所など)
・不動産
・美容院
・飲食店
・クリーニング店  など

MEOはそもそも店舗や施設があることを前提としており、ユーザーも「地域に関連するキーワード」で検索します。

そのため、クリニックや飲食店などを経営しており、実店舗にお客さんを集めたい方は、ぜひMEOへの取り組みをおすすめします。

一方SEOは、地域に限定されず幅広くインターネットユーザーにアプローチできるため、特に商圏が限定されない場合や、潜在層にアプローチしたい場合に有効でしょう。

また、サイト内で提供するコンテンツを通して、ユーザーを育てることができるため、「検討期間が長い商材」に向いているとも言われています。

とはいえ、オーガニック検索の上位を獲得できれば、それだけ会社の名前が多くの人の目に触れるわけですから、SEOはどのような業種であれ認知拡大の手段として有効です。

SEOとMEOの違い4.
アルゴリズム

アルゴリズムとは、検索順位を決めるプログラムのこと。

検索順位を決めるための基準、と言い換えても良いでしょう。

SEO(オーガニック検索)とMEO(ローカル検索)では、このアルゴリズムが若干異なります。

Googleが検索順位を決める際に使用しているアルゴリズムは、200以上あると言われていますが、そのすべてが公開されているわけではありません。

しかし、SEO(オーガニック検索)ではたとえば「ウェブページの関連性」「コンテンツの品質」「サイトの利便性」などが評価の基本要素となっています。
参照:Google – 検索アルゴリズムの仕組み

MEO(ローカル検索)では、それらに加えて「関連性」「距離」「知名度」もランキングの決定要素として重要視されます。
参照:Googleマイビジネスヘルプ – Googleのローカル検索結果の掲載順位を改善する

このように、掲載順位がどのように決まるのかはSEOとMEOで異なっているため、別々の対策をする必要があるのです。

SEOとMEOの違い5.
施策内容

SEOとMEOではそもそも掲載順位が決まるシステムが違うため、施策内容も大きく異なります。

SEOは主として「自社のWebサイト」を改善していくのに対し、MEOではローカル検索結果に表示される「Googleマイビジネス」の情報を中心に改善していきます。

ただし、最近ではMEOにおいてもWebサイトの評価比重が上がってきている点は抑えておきましょう。

SEOの具体的な施策例は以下のとおり。

主なSEO施策

  • キーワード選定
  • ユーザーニーズに応えるコンテンツの作成
  • サイトマップの送信
  • メタタグの適切な使用
  • 内部リンクの構築
  • モバイル対応
  • 良質な被リンク・サイテーションの獲得…など

一方MEOの施策は次のとおりです。

主なMEO施策

  • Googleマイビジネスへの登録
  • マイビジネス上の情報を充実させる
  • NAP情報(店舗名・住所・電話番号)の表記統一
  • 情報を常に最新にアップデートする
  • 口コミの投稿依頼や返信…など

SEOとMEOの違い6.
費用

社内にリソースやノウハウがない場合には、SEOやMEOを外部の業者に代行・支援してもらうケースも多いでしょう。

その際、SEOと比較してMEOのほうが料金を安く抑えられる傾向があります

これは、SEOのほうが対策すべき範囲が広く、施策も複雑になってしまうためです。

業者の一括比較・見積もりができるサイト「アイミツ」が、毎月集まる見積書を参考に算出した料金相場では、SEO・MEOにかかる費用はそれぞれ以下のようになっています。

SEOの費用

  • 固定報酬SEO対策:20万〜40万/月
  • 成果報酬SEO対策:1キーワードにつき1万5千円〜30万円/月
  • SEOコンサルティング:10万円〜30万円/月
  • コンテンツSEO:1記事につき1000円〜3万円
  • 内部対策:10万円〜100万円
  • 外部対策:3万円〜15万円

参照:SEO対策会社の平均費用と料金相場を早見表で確認

MEOの費用

  • 成果報酬型:800円〜1200円/日
  • 月額費用型:2万円〜8万円

参照:MEO対策の平均費用と料金相場【2021年完全版】

ただし、あくまでもこちらの数字は目安です。

料金は、対策範囲や対策期間、課金形態や初期費用の有無などによって業者ごとに大きく異なります。

そのため外注する場合には、サービスの詳細をしっかりと確認し、複数の業者で相見積もりを取ると良いでしょう。

では上記の違いも踏まえ、SEO・MEOそれぞれにどのようなメリット・デメリットがあるのかを次の章で見ていきます。

「どちらの施策に取り組むべきか迷っている」という方は、ぜひチェックしておきましょう。

SEOのメリット・デメリット

まずはSEOのメリット・デメリットです。

SEOのメリット

SEOのメリットは、次の3点です。

SEOのメリット

  • ブランディング
  • コンテンツが資産になる
  • 対策できるキーワードが豊富

それぞれ詳しく見ていきましょう。

SEOのメリット1.
ブランディング

SEOの大きなメリットの1つに、「ブランディング効果」があります。

ブランディングとは、「〜といえば、◯◯(例:コーヒーといえば、スターバックス)」のように、特定の商品・サービスと会社のイメージが結びついている状態に至ることです。

SEOがブランディングにつながる理由は大きく2つあります。

1つは検索上位を獲得することによって、自社のサイトやブログが数多くのユーザーの目に触れ、全体的な認知度が高まっていくこと。

もう1つは有益なコンテンツ・独自の情報を提供しつづけることによって、その分野の専門家として信頼性が向上していくことです。

ブランディングに成功すれば、ユーザーが商品やサービスを必要としたときに、まず第一の選択肢として自社をイメージしてもらえます。

SEOのメリット2.
コンテンツが資産になる

SEOでは、作成したコンテンツが自社の資産として蓄積していくメリットがあります。

広告はお金をかけて配信を続けない限り、集客効果は持続しません。

一方で、自サイトで公開したコンテンツなら、サイトが存在する限り、費用をかけずとも集客を続けてくれます

また一度手間をかけて作成したコンテンツは、動画やホワイトペーパー、メルマガなどフォーマットを変えて利用できる観点からも、資産になると言っていいでしょう。

対策してから効果が実感できるまでには時間がかかるSEOですが、その分中長期的なパフォーマンスが高いのも特徴です。

SEOのメリット3.
対策できるキーワードが豊富

MEOと比較して、SEOで対策できるキーワードは豊富です。

MEOで対策できるのは、地域に関連するキーワード(たとえば「恵比寿 歯医者」「恵比寿 歯科」など)に限定されています。

しかしSEOでは、自社の扱う分野に関連性のあるテーマであれば、コンテンツを作成することが可能です。

たとえば、「歯が痛い 対処法」「歯科矯正 料金相場」「歯医者 選び方」といった地域名を含まないキーワードでも対策できるのです。

また、特定の悩みを持つユーザーをターゲットにしたコンテンツが作成可能なため、こちらから集客したい層を狙えるという点でも、メリットがあるでしょう。

SEOのデメリット

SEOにはマイナスの側面もあります。

重要なのは、メリット・デメリットを天秤にかけ、どちらが自社にとって大きいのか検討することです。

ここからは、SEOのデメリット2つをご紹介します。

SEOのデメリット

  1. 労力がかかる
  2. 即効性がない

SEOのデメリット1.
労力がかかる

SEOは、多くの労力・手間を必要とします。

というのも、Googleから良い評価を受け、自サイトの上位表示を実現するためには、ユーザーを満足させる「良質なコンテンツ」の制作が不可欠なためです。

たとえば、キーワード選定やユーザーニーズの調査、競合の分析やライティング、画像の作成など、1つのコンテンツを公開するまでにも、さまざまな作業があります。

くわえてSEOでは、テクニカルな要素が絡む内部対策や、外部のサイトにリンクを掲載してもらうための外部対策も欠かせません。

人的リソースも専門知識も必要なため、社内ですべての対策をおこなうのが厳しい場合も多いはずです。

そのような場合には、外部の業者に依頼することで不足を補っていくと良いでしょう。

SEOのデメリット2.
即効性がない

すでに何度か触れてきたように、SEOに即効性はありません。

これはGoogleの検索エンジンに評価されるまでに一定の時間を要することや、コンテンツ数や被リンクの数が増えるまでに時間がかかることが影響しています。

そのため、最低でも半年〜2年は腰を据えて取り組む覚悟が必要でしょう。

もし即効性のある集客手段を探している方は、リスティング広告の利用も検討してみてください。

またSEOと比較するとMEOも、早い段階で効果が現れます。

次の章ではそんなMEOのメリットとデメリットを解説していますので、ぜひチェックしておきましょう。

MEOのメリット・デメリット

続いて、MEOのメリット・デメリットをご紹介します。

MEOのメリット

MEOのメリットは、次の3つです。

MEOのメリット

  1. 上位表示されやすい
  2. 来店見込みの高いユーザーにアプローチできる
  3. 近年増加するスマホユーザーとの相性が良い

それぞれ詳しく解説します。

MEOのメリット1.
上位表示されやすい

MEOの1つ目のメリットは、上位表示されやすいことです。

これは、SEOと比べMEOの競合性が低いためです。

SEOには以前からさまざまな企業が参入しており、オーガニック検索の結果画面ではポータルサイトや大手企業のサイトが上位を占めていることもあります。

一方MEOが注目されるようになったのは最近のことで、日本においてはまだ取り組んでいない企業も多い状態です。

競合する相手企業も特定の地域に限定されているため、今から参入しても上位表示のハードルがそれほど高くなく、効果が出やすい状況と言っていいでしょう。

MEOのメリット2.
来店見込みの高いユーザーにアプローチできる

MEOには、来店見込みの高いユーザーにアプローチできるメリットがあります。

突然ですが、あなた自身がGoogleマップを利用する場面や「立川 スーパー(地域名+業種)」といったキーワードでローカル検索するときのことを思い浮かべてみてください。

検索をおこなった理由はたいてい、これから行く店舗を探すためではないでしょうか?

ローカル検索をおこなうユーザーは、このように実際に訪れる店舗を探していることがほとんどです。

Googleが公開しているデータでは、ローカル検索をおこなったうちの76%がその日のうちに店舗を訪れ、28%が実際に購入に至ったことが示されています。

モバイルユーザーのローカル検索 行動データ参照:Think with Google – How Mobile Search Connects Consumers to Stores

ローカル検索が実行されたタイミングで、自社の情報を正確かつ魅力的に提供できていると、ユーザーの来店確率が高まり、直接売上につながる可能性があるのです。

MEOのメリット3.
近年増加するスマホユーザーと相性が良い

スマホユーザーは年々増加しており、今では誰もが場所を問わず情報を入手するようになりました。

MEOはそんなスマホユーザーとの相性が良い施策であることも、大きなメリットでしょう。

SISTRIX社の調査によると、日本ではモバイル検索が全体の75%にも達しています。

デスクトップ検索 モバイル検索 日本における割合参照:SISTRIX Blog – The Propotion of mobile searches is more than you think – Waht you need to know

そしてスマホユーザーの多くが、外出先でスマホを利用しているのです。

アメリカのNeustar社などが委託してcomScoreが実施した調査によると、スマートフォンユーザーの65%は検索が「外出先での必要性によって引き起こされた」と答えています。
参照:neustar – Survey Reveals Local Businesses and Consumers Out of Sync on Mobile Search Expectations

外出先では、コンテンツをじっくり読むよりも、「素早く会社の情報やその場所を知りたい」といったニーズにより検索がおこなわれることが多いため、MEOは効果的な施策と言えるでしょう。

MEOのデメリット

ではここからは、MEOのデメリットについて解説します。

MEOのデメリットは、次の2つです。

MEOのでメリット

  1. 対策できるビジネスが限定的
  2. ネガティブな口コミを受ける可能性もある

それぞれ見ていきましょう。

MEOのデメリット1.
対策できるビジネスが限定的

MEOで効果があらわれやすいのは、店舗を持つBtoC型のビジネスです。

たとえば、店舗を持たない

  • ECサイトの運営
  • 大規模修繕業
  • 人材業
  • 広告業

といったビジネスは、MEOには向いていません

またローカル検索の順位決定に使用される要素には、「距離」が含まれます。

そのため、検索キーワードの対象となる地域から離れた店舗では、上位表示が難しい場合もあるでしょう。

たとえば店舗が銀座にある場合には、「秋葉原」を含むキーワードでの上位表示は難しいことが予測されます。

ビジネスの形態に左右されないSEOとは異なり、効果が期待できるビジネスが限定的な点はMEOのデメリットです。

MEOのデメリット2.
ネガティブな口コミを受ける可能性もある

MEOには、ネガティブな口コミを受けるリスクも存在しています。

MEOで上位を獲得するためには、Googleマイビジネス上でお客様からの口コミを集めなければなりません。

しかし、商品やサービスでお客様を満足させられなかった場合には、もちろん悪い評価を受ける可能性があります

またマイビジネスの口コミは、誰でも投稿が可能なため、事実と異なる内容を書かれてしまうことも0ではありません。

もしも低評価レビューがついた場合には、口コミに対して返信をすることで真摯な姿勢を見せると良いでしょう。

MEOにはこういったネガティブな口コミにより、企業の評価が下がってしまうリスクもあることは覚えておかなければなりません。

さて、SEOとMEOそれぞれのメリット・デメリットを踏まえ、どちらに取り組むべきか頭を悩ませている方もいるでしょう。

最後の章では、SEOとMEOどちらに取り組むべきかをまとめます。

SEOとMEOどちらに取り組むべきか

SEOとMEOどちらの対策を取り入れるべきなのでしょうか?

結論、あなたが現在おこなっているビジネスによります

もし実店舗を運営しており、地域性の高いビジネスをしているなら、MEOに優先的に取り組むと良いでしょう。

もちろんSEOとMEOの両方に取り組む余裕があれば、両方とも対策することをおすすめします。

マップ上でもオーガニック検索結果でも上位表示されていれば、それだけ自社の情報が表示される機会が増えるわけですから、集客力も認知度も高まります。

逆に店舗を持たないビジネスでは、MEOによる大きな効果は期待できないので、SEOに注力すると良いでしょう。

とはいえ、無店舗型でも鍵修理業や水道修理業などでは、MEOの効果が出るケースもあるため、まず代理店に相談して判断するのも一つの手です。

いずれにせよ、自社の現状をしっかりと分析した上で、必要な施策から優先的に取り組みましょう。

【まとめ】SEOは検索エンジン最適化、MEOはマップエンジン最適化

いかがでしたか?

今回は、SEOとMEOの違いについて解説しました。

最後にもう一度、違いを整理しておきましょう。

SEOとMEOの違い
 SEOMEO
1.狙う掲載位置オーガニック検索の上位

ローカルパック内の上位

あるいはGoogleマップアプリ・Appleマップアプリでの上位

2.効果が出るまでの期間

比較的長い(6ヶ月〜2年)

比較的短い(1週間〜3ヶ月)

3.向いている業種

全業種(特に商圏が広く、検討期間が長い商材で効果的)

店舗型のビジネス(飲食店や美容院、クリニックなど)

4.アルゴリズム

「ウェブページの関連性」「コンテンツの品質」「サイトの利便性」などが基本

「関連性」「距離」「知名度」が重要

5.施策内容

・キーワード選定
・ユーザーニーズに応えるコンテンツの作成
・サイトマップの送信
・メタタグの適切な使用
・内部リンクの構築
・モバイル対応
・良質な被リンク・サイテーションの獲得
など

・Googleマイビジネスへの登録
・マイビジネス上の情報を充実させる
・NAP情報(店舗名・住所・電話番号)の表記統一
・情報を常に最新にアップデートする
・口コミの投稿依頼や返信
など

6.費用

比較的高い(固定報酬型:20万〜40万/月)

比較的安い(固定報酬型:2万円〜8万円/月)

もし外部の業者に依頼してこれからSEO・MEOに取り組む方は、必ず

  • 作業範囲
  • 実績
  • 費用(料金体系)
  • 契約期間
  • 対策方法(Googleの推奨する方法に則っているか)

などの項目を確認してくださいね。

なお、弊社でもSEO・MEOの支援をおこなっております

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