ホームページで集客できない原因とは?9つの特徴と解決策も紹介

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  • ホームページを作成したのに集客につながらない」とお悩みではないでしょうか?

    多くの企業が「ホームページを作成・リニューアルすれば、アクセスが自動的に増えるはず」と考えますが、残念ながらそれは誤りです。

    いくら高額な費用をかけて見栄えの良いホームページを作成しても、アクセス数や問い合わせ数が増えるとは限りません

    ホームページで集客力を高めたいなら、SEOや集客の仕組みを理解する必要があります。

    SEOが理解できているか否かで、同じホームページでも集客数に何倍もの差がつきます。

    この記事では、ホームページで集客できない原因や、集客に失敗するホームページの特徴とその解決策をまとめました。

    「ホームページからの集客数を増やしたい」とお考えの経営者・Web担当者の方々は、ぜひ参考にしてください。

    ホームページで集客できないたった一つの原因

    ホームページで集客ができていない要因の大半が、「SEO」を正しく理解・実践できていないことにあります。

    よく「SEOはホームページの制作会社にやってもらったはずなのに」とおっしゃる方もいますが、これはSEOの性質を理解できていない典型的なパターンです。

    一度きりの対策でSEOが完璧に実施できると思っていることが、根本的な間違いです。

    SEOは中長期的にGoogleや検索ユーザーからの評価を高めていくプロセスなので、制作会社に一度SEOを施してもらって終わりでは意味がありません

    Googleからの評価を高めるには、検索ユーザーのことを第一に考えた積み重ねが必要です。

    「ユーザーはどのようなキーワードで検索するのか?」「ユーザーにどのようなコンテンツが求められているか」を考え、Googleやユーザーからの評価を少しずつ高めていく必要があるのです。

    集客に失敗するホームページの9つの特徴とその解決策

    ここからは集客に失敗しがちな企業のホームページに見られる特徴と、その解決策を9つご紹介します。

    もし自社のホームページで当てはまってしまっている項目があれば、すぐに改善できるよう試みてください。

    集客に失敗するホームページの9つの特徴とその解決策

    • 特徴1.ホームページ(SEO)だけで集客しようとしている
    • 特徴2.キーワード戦略が適切でない
    • 特徴3.ターゲットが不明確
    • 特徴4.流入のきっかけとなるコンテンツが少ない
    • 特徴5.ユーザーの求める情報がない
    • 特徴6.タイトル、ディスクリプションがキーワードに最適化されていない
    • 特徴7.専門性や独自性が低い
    • 特徴8.そもそもサイト自体が使いにくい
    • 特徴9.ホームページ公開後の改善や更新をおこなっていない

    それぞれ解説します。

    特徴1.ホームページ(SEO)だけで集客しようとしている

    SEO(自然検索流入)に期待するのは良いですが、SEOだけに取り組んでいても最初は流入は増えません

    SEOは即効性のある施策ではないためです

    また、あくまでもホームページにお客さんを集めるための手段であり、入り口の一つにすぎません。

    SEOによる効果が出るまでの期間は、他の流入経路を確保してホームページへのアクセスにつなげる必要があります。

    でなければ、せっかく集客目的でホームページを作ったのにもかかわらず、数ヶ月以上ほとんど見られない状態になり、顧客獲得にもつながりません。

    まずはホームページへのアクセスを集めることが重要なので、Web広告など他の手段を利用してアクセスを集めることを検討しましょう

    たとえば、以下の集客施策もホームページへのアクセスを集めるための良い手段です。

    SEO以外の集客手段

    • リスティング広告
    • ディスプレイ広告
    • SNS広告
    • SNS運用
    • プレスリリース
    • MEO
    • ポータルサイト登録

    「ホームページさえあれば集客できる」と思わず、自社ホームページへの入り口になりうるのであれば、複数の施策を打ちましょう。

    解決策

    • 短期的視点での集客施策(Web広告など)にも取り組む。SEOは長期的視点で取り組む。

    特徴2.キーワード戦略が適切でない

    「このキーワードで上位表示したい」と安易に対策キーワードを決めてしまうケースは多いですが、キーワード戦略が間違っていると集客に失敗するので要注意です。

    集客につながっていないホームページでは、以下のようにそもそもキーワード戦略を間違えているケースがよく見られます。

    • 自社の顧客が検索しないキーワードで対策している
    • そもそも需要のない検索キーワードで対策している
    • 上位表示の難易度が高すぎるキーワードを狙っている
    • CVから遠いキーワードばかり狙っている

    当然ですが狙っているキーワードが不適切だと、仮に上位表示できても集客につながりません。

    また、「SEOは相対評価」ということも押さえておきたいポイントです。

    SEOはライバルサイトとのイス取りゲームのようなものなので、「ライバルが弱い、かつ集客につながりやすいキーワード」を見つけ出すことが重要になります。

    以下のようなポイントを確認し、本当に効果的なキーワードを選定できているかチェックしてみましょう。

    対策キーワードのチェックポイント

    • 自社の顧客が検索するキーワードは?
    • 上位表示の難易度は?
    • 上位表示できたときにどのくらいの流入数が想定できる?
    • CVへのつながりやすさは?

    SEOのセオリーとしては、対策開始初期にはロングテールキーワードを中心に狙い、長いスパンでビッグキーワードでの上位を狙っていくという考え方があります。

    解決策

    • 事前にリサーチをしたうえで集客につながるキーワードを選定する

    特徴3.ターゲットが不明確

    「どのような人にサイトを訪問してもらいたいか」

    「誰に向けて商品・サービスの情報を届けたいのか」は明確になっているでしょうか?

    ターゲットが不明確なままホームページを作成して施策を打っても、大した効果は得られません。

    誰に向けてコンテンツを作るのかが曖昧になっていると、作成するコンテンツやキーワード戦略にもブレが出て、結局誰にも届かない・刺さらないホームページになってしまうからです。

    SEOの本質は「Webサイトで検索ユーザーの悩みを解決すること」に他なりません。

    ターゲットが不明確なままだと、ターゲットの深い悩みは解決できませんし、Googleからの評価も上がりません。

    たとえば、当サイトでは「中小企業のWeb担当者・経営者」をターゲットにしています。

    このように「誰に向けたホームページなのか」を明確にしておくことは、SEOの観点からも、コンバージョンを獲得する観点からも非常に重要です。

    解決策

    • 明確なターゲットを設定する。ターゲットを基準にサイト設計や必要なコンテンツを考える。

    特徴4.流入のきっかけとなるコンテンツが少ない

    TOPページやカテゴリページなど、限られたページだけでは流入も伸びにくいです。

    なぜなら、流入のきっかけになるコンテンツが少ないからです。

    ブログ記事や詳細ページなど、サイト内にコンテンツが多いほうが、より多くの検索キーワードでユーザーとの接点ができるため流入が増える可能性も高まります

    サイト内に高品質なコンテンツが増えれば、サイト全体の評価が高まり、それぞれのページの順位が上がりやすくなる効果も期待できます。※品質の低いページを増やすのは逆効果です。

    ホームページへの流入がなかなか増えないなら、ページやコンテンツを増やすことも検討してみてください。

    解決策

    • ブログ記事や詳細ページを増やす。その際、ユーザーが悩み・問題の解決に使用するであろう検索キーワードを狙ってコンテンツを作成する。

    特徴5.ユーザーの求める情報がない

    自社目線での情報ばかりになってしまい、結局「ユーザーの求める情報がない」という事態は避けたいところです。

    ユーザーは何かしら「知りたいこと」や「叶えたいこと」があってホームページを訪問しています

    たとえば、歯科医院のホームページを訪問したユーザーであれば、「営業時間」や「担当する先生のこと」「診療の流れ」を知りたいのかもしれません。

    それにもかかわらず、こうした情報が欠けていると、ユーザーの目的は達成されず、満足度は下がり、SEOにもマイナスです。

    また、ユーザーの求める情報があっても、単なる事実の羅列になってしまい、魅力が伝わらないホームページになっているケースもあります。

    ユーザーは、商品やサービスを利用することによって、どのような未来が手に入るかを知りたいのです。

    常にユーザーの求める情報をユーザーのベネフィットを意識して掲載することが重要です。

    解決策

    • ユーザー目線でコンテンツを充実させる。ユーザー目線でベネフィットが感じられるライティングをおこなう。

    特徴6.タイトル、メタディスクリプションがキーワードに最適化されていない

    SEOの基本ですが、「タイトル」「メタディスクリプション」が最適化できているかどうかは今一度チェックしておきたいポイントです。

    タイトルもメタディスクリプションも、Googleにページの内容を伝える重要な役割を果たしています。

    もし個々のページに固有のタイトルとメタディスクリプションが設定できていない場合は、きちんと設定しておきましょう。

    どちらも検索結果に表示されたときに、ユーザーの注目が集まる要素なので、最適化するだけでクリックが増え、流入増加につながる可能性があります。

    タイトルの文言に関しては、Googleも検索順位に影響することを認めています。

    以下のようなポイントをチェックしておきましょう。

    タイトル、メタディスクリプション最適化のポイント

    • 対策キーワードをなるべく前半部分に含める
    • ユーザーがクリックしたくなる文言を含める
    • ユニークな文言にする(同じタイトルやディスクリプションにしない)
    • ユーザーにとって自然で読みやすい文言にする(キーワードを無駄に詰め込まない)

    解決策

    • 検索ユーザー・検索エンジン両方にとってのわかりやすさを意識して、各ページにタイトル、メタディスクリプションを設定しておく

    特徴7.専門性や独自性が低い

    他社との違いが知りたくてホームページを訪問するユーザーも多いです。

    ホームページのコンテンツに「専門性の高さ」や「独自性の高さ」が表れている場合、それは他社との差別化につながり、選ばれる理由にもなりえます

    逆に専門性や独自性が低いと、他社に埋もれて終わりです。

    「専門性」や「独自性」はGoogleが昨今、特に重要視している要素でもあります。

    Googleは以下のとおり、独自性のあるコンテンツを検索結果で優遇することを明言しているのです。

    Google 検索のヘルプフル コンテンツ システムでは、シグナルが生成され、自動ランキング システムで使用されます。これにより、人間のために作成した独自性のある有用なコンテンツが検索結果に表示されやすくなります。

    引用元:Google 検索のヘルプフル コンテンツ システム | Google 検索セントラル 

    以上を踏まえると、たとえば、ホームページ内でブログ記事を公開するなら、検索上位の記事をただ真似ることに意味がないことがわかります。

    自社だからこそ発信できる内容や独自の見解や考察を常に意識するようにしましょう

    解決策

    • 自社の専門性を生かして独自のコンテンツを作成する

    特徴8.そもそもサイト自体が使いにくい

    そもそもホームページ自体が使いにくい場合、当然ながら集客にはつながりにくいです

    せっかくホームページを訪問してくれたユーザーも、情報を探す前にあきらめて離脱してしまうからです。

    Googleもユーザーの利便性を第一に考えているため、SEOの観点からもユーザー体験の悪いWebサイトは好ましくありません。

    以下のような項目をクリアできているかどうかチェックし、もし対応できていないなら改善することを検討してみてください。

    サイトの使いやすさに関わるチェックポイント

    • スマホ対応(レスポンシブ対応)できているか?
    • SSL化されているか?
    • サイトの表示スピードが極端に遅くないか?
    • 何度クリックしても求める情報にたどり着けないような、情報が探しにくいサイト設計になっていないか?
    • 予約ボタンの位置がわかりにくくないか?

    解決策

    • 「自分がユーザーなら使いやすいか?」という目線でサイトの使いやすさをチェックする。問題があれば改善する。

    特徴9.ホームページ公開後の改善や更新をおこなっていない

    ホームページ公開後も地道な改善や更新作業が必要です

    ホームページを公開できたことに満足して、放置してしまう企業さんも多いのですが、ホームページは公開してからがスタートと考えておきましょう。

    たとえば、Google Search Console で流入キーワードをチェックすると、思わぬ検索キーワードでの流入が多く発生していることがあります。

    もしそのキーワードから集客につながると判断できるのであれば、ページをそのキーワードに最適化することでより良い成果につなげることが可能です。

    「どのような属性のユーザーが実際に流入しているか?」「ページのどの部分が読み込まれているか?」「どこが頻繁にクリックされているか?」といったことも、ツールで分析できます。

    このようにホームページ公開後も細かなPDCAを回していくことが集客を成功させるコツです。

    もし分析や改善作業を自身で進めるのが難しい場合には、専門家に頼ると良いでしょう。

    解決策

    • Google Search Console」「GA4」「Microsoft Clarity」などを用いて、公開後のアクセス分析・ユーザー行動分析・数値分析・改善などをおこなう。定期的に情報の更新・メンテナンスをおこなう。

    ホームページからの集客でお悩みの方はエクスコアにご相談ください

    それでもホームページからの集客がうまくいかない場合は、一度プロに相談してみるのも手です。

    会社によって目的や課題は異なるため、最適な施策も個々の状況に応じて変わってきます。

    一度Webマーケティング会社に相談してみると、解決の糸口が見つかるかもしれません。

    エクスコアでは、ホームページ制作はもちろん、SEOやWeb広告運用にも強みがあるため、ワンストップでお客様のご相談に対応可能です

    弊社では、2013年からWebマーケティング支援をおこなっており、これまでに2,000社以上の支援実績があります。

    お客様それぞれの課題や目的を丁寧にヒアリングしたうえで、最適な集客プランをご提案します

    ホームページからの集客でお悩みの方は、お気軽にエクスコアにご相談ください。

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    【まとめ】SEOへの理解を深めればホームページへの集客もついてくる

    SEOへの理解が中途半端な会社は、最初にホームページの制作会社に対策を丸投げして、継続的な対策がおろそかになりがちです。

    しかしそうしてしまうと、せっかく高額なお金を支払って作成した綺麗なホームページでも、集客につながらないホームページになってしまいます。

    SEOはホームページの集客力に直結するからこそ、正しい理解と継続的な取り組みが欠かせません。

    今回ご紹介した以下の9つの特徴のうち、当てはまっている項目があった方はまずはその項目を解決することから試してみてください。

    集客に失敗するホームページの9つの特徴とその解決策

    • 特徴1.ホームページ(SEO)だけで集客しようとしている
    • 特徴2.キーワード戦略が適切でない
    • 特徴3.ターゲットが不明確
    • 特徴4.流入のきっかけとなるコンテンツが少ない
    • 特徴5.ユーザーの求める情報がない
    • 特徴6.タイトル、ディスクリプションがキーワードに最適化されていない
    • 特徴7.専門性や独自性が低い
    • 特徴8.そもそもサイト自体が使いにくい
    • 特徴9.ホームページ公開後の改善や更新をおこなっていない

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