Webマーケターの上司が部下に求めるものって何?直属の上司にインタビューしてみた

COLUMNS

Webマーケターになったけど、カバーしなければいけない業務やタスクが多すぎて、どうやって仕事を進めればいいかわからない!!

垣谷
垣谷

あなたもこのようにお考えではないでしょうか?

実は私もそうでした。

でも、この状況ってあなた自身にとっても、会社にとってもよくない状況ですよね。

  • 自分が何をすればいいのか?
  • 上司から何を求められているのか?

このような疑問は本来、社内で解決しなければいけません。

しかし、社内で解決できる環境がないという方も多いでしょう。

そこで、そんな方の悩みを解決するべく、私が上司の森さんに「Webマーケターの部下に何を求めていますか?」とインタビューをしてきました!

企画でなければ、なかなか聞けない話。

駆け出しWebマーケターのみなさまは、ぜひご一読ください。

Webマーケターの業務について

緊張する森さん
緊張する森さん

森さん本日はお時間いただきありがとうございます。
まずは、森さんのWebマーケターとしての職業と実務について、お伺いさせてください。

垣谷
垣谷
森

こちらこそありがとうございます。
私は今株式会社エクスコアのマーケティング局でリーダーをやらせていただいています。
主な業務としては、「マネジメント」「運用案件の対応」の2つです。
マネジメントに関しては、部下3名とアシスタント2名の計5名いるので、そのメンバーをマネジメントしています。

そうなんですね!
マネジメントを行うまでの流れってどんな感じなんですか?

垣谷
垣谷
森

部下のマネジメントを行うまでの流れで言うと、入社後半年間ほど4段階に分かれた研修があります。

エクスコアの研修の流れ

  1. 全体研修
  2. 事業部研修
  3. 局研修
  4. OJT

森

OJT込みでだいたい半年間ぐらい研修期間があって、OJTから私のもとに皆についてもらってマネジメントが始まりますね。
正社員のマネジメントは、大きく3つのフェーズに分かれています。

森さんのマネジメントフロー

  1. まず仕事を教えるフェーズ
  2. 一人で仕事進めてもらうフェーズ
  3. それをより良くするためにマネジメントをするフェーズ

森

いま私がマネジメントしているメンバーは2〜3年目なので、3つ目のより良くするフェーズに入っています。
具体的に言うと、広告運用がマーケティング局の主な仕事なので、広告運用で予算をあげていくっていうところですね。

なるほど!
では予算をあげるためのマネジメントを森さんは行なっていらっしゃるということですね。

垣谷
垣谷
森

そうです。
メンバーや状況に応じて、予算をあげるチャンスや経験を多くさせる」というところが私のマネジメントの使命です。

あとはモチベーションをあげるとか、勉強の意識を持たせるとか、そういったところをマネジメントの一環としておこなっています。

そうなんですね。
森さんご自身の業務はいかがでしょうか?

垣谷
垣谷
森

個人の業務に関しては、主に4つですね。

1.案件対応(広告の運用・改善・提案)
2.新規案件獲得の取組
3.継続率向上の取組
4.新規事業の対応

今までは、案件対応がメインだったんですが、今は3名の部下に案件対応をほとんど引き継いだっていう状況です。

すいません長くなっちゃった。 

そうなんですね。
では、部下をマネジメントする機会も多いということですね。
であれば、今回のテーマは森さんにお伺いできて良かったです!

垣谷
垣谷

クライアントからWebマーケターに求められる仕事はなんでしょうか?

笑顔で語る森さん
笑顔で語る森さん

でも、広告運用ってクライアントワークじゃないですか?
前提として、部下に求めるものとクライアントから求められるものがリンクすると思うのですが、クライアントから求められていることって何でしょうか?

垣谷
垣谷
森

成果はもちろんだと思うのですが、次の5つはお客様から特に求められていると感じていますね。

Webマーケターがお客様から求められるもの

  • 広告代理の運用工数を削減できる
  • お客様が持っていない知識がある
  • お客様の会社のWeb担当のようなスタンスでお付き合いできる
  • お客様に合わせた対応ができる
  • スピード感のある対応ができる

森

弊社でいうと、柔軟に対応することとスピード感のある対応には特に自信を持っていて、仮に明後日から広告を出したいと言われたら、明後日に広告を出せるように動きます。

ビジネスにおいて、スピード感はとても重要ですよね。
お客様もスピードを重視していらっしゃることは多いため、スピードが合わなければ失注に繋がることもありますから。

垣谷
垣谷
森

弊社の場合、スピード感はお客様に合わせられるので、弊社としても、お客様としてもビジネスを加速させられるという自信があります。

まとめると、業務上の知識や技術などの実力は大前提として、柔軟な対応やスピード感がお客様に求められているということですね。

垣谷
垣谷
森

そうです。知識や技術はもちろん大切ですが、お客様に対するスタンスはもっと大切だと感じていますね。

上司の観点から部下のWebマーケターに何を求めますか?

考える森さん
考える森さん

では、ここからようやく本題なのですが、お客様から求められることを前提に、上司の立場である森さんが部下のWebマーケターに求めることはなんでしょうか?

垣谷
垣谷
森

そうですね。
全員に共通している部分でいうと、「自分で考えて仕事ができる人間になってほしい」というところですね。
昔、上司から「提案型のマーケターになれ」と言われたことがあるんです。

(提案型のマーケターってなんだろう?)

垣谷
垣谷
森

マーケティングの概念というのはすごく抽象的で、会社やマーケターによって違うんです。

抽象的ということは業務の範囲も人によってさまざまなので、マーケターによってできることできないことっていうところも人によって全然違うんですよね。

たしかにマーケティングって抽象的ですね。
お客さんもできている人少なそうですもんね。

垣谷
垣谷
森

そんな中で自分で主体的に勉強してつけた知識を使って、お客様に

「あれがいいんじゃないですか?これがいいんじゃないですか?」
「これやりましょう!あれやりましょう!」

と提案して、こちらが舵取りをする立ち位置になりたいですね。

なるほど!
提案型のマーケターとはそういうことですね。

垣谷
垣谷
森

そうです。
ただ、最初からお客様との仕事で舵取りをすることは難しいと思うので、まずは社内や局内で試してみてほしいですね。

「今みんなの業務状態がこういう感じだから、ここの業務見直しできたらいいかな」

っていう感じで提案してもらったおかげで、業務効率が上がったりお客様の成果に繋がることも実際にありましたから。

いくらキャリアを重ねても見えない部分もありますもんね。
言われないと気づけないこともありますし。

垣谷
垣谷
森

そうなんです。
仮に1人でその提案が実現できなくても、「私に改善の提案をする」っていうことを自分で考えてできれば、何かの改善のきっかけになって小さな成功体験になると思っています。

なるほどですね!
ではチャレンジ精神のある人が望ましいという感じですか?

垣谷
垣谷
森

そうですね。
好奇心旺盛とかチャレンジ精神がある人が望ましいと考えています。

具体的な行動でいうとどうでしょうか?

垣谷
垣谷
森

弊社が使っていない媒体について調べたりセミナーに行ったり、アクティブに活動できることは求めたいところですね。

弊社でいうと広告運用の業務においては、Google ・Yahoo!・SNS がメインなんですね。

ただ、クライアントにあった広告媒体って、弊社で扱っているもの以外にもたくさんあると思うんですよ。

インターネット広告も色々ありますもんね。

垣谷
垣谷
森

なので、新規媒体でもクライアントと相性がいいのであれば、自分から提案をしてチャレンジしてほしいです。
それでクライアントの利益を最大化できれば、さらに良いですね。

Webマーケターに限らず、クライアントワークで舵取りできる人はクライアントからの信頼も厚いですもんね。
ただ、業務の幅が広すぎて、個人が提案できることに限界がある側面もありませんか?

垣谷
垣谷
森

そうですね。
マーケティングの仕事って抽象的なので、個人がすべての業務で100点を取ることは難しいし、評価する側も難しいんですよね。

業務の幅が広いぶん、個人の得意・不得意とか性格が顕著に出そうですよね。

垣谷
垣谷
森

私の部下の3名は全く違うタイプの3名なので、みんなに同じ目標を設定すると、多分誰かしらができないものが出てくると思うんですよね。

でも、それぞれがいいところ持ってるから、それぞれの良いところを伸ばすことを考えています。

たしかにみんな個性的だなぁ。

垣谷
垣谷
森

私がリーダーのマーケティング局ではチームとしても連携を取って動いているので、それぞれができるところはもっと伸ばして、誰かが苦手なところは得意な人がカバーして仕事していますね。

ONE TEAMですね!!

垣谷
垣谷
森

なので、今のメンバーだからこそ、マーケティング局として100点を取れるような体制になりつつありますね。

だから、結局のところは、「個々の良いところを伸ばして結果的にチームで100点を取る」いう体制に共感できて、協力できる考えは大切にしてほしいですね。

なるほど!
なんか、ベンチャー感があっていいですね!
業務の範囲が広いマーケティングでは、この考えは大切ですよね。

垣谷
垣谷

新入社員のWebマーケターに求めるものは何でしょうか?

社員の相談に乗る森さん
社員の相談に乗る森さん

では新入社員に求めることとしてはいかがでしょうか?
知識と業務経験がある既存社員と、知識も経験もない新入社員とでは求めるものが違うと思うのですが・・・。

垣谷
垣谷
森

結論、おっしゃる通り求めるものは変わりますね。

既存社員はできるレベルが上がってきたので、実力にあった成果を確実に出してほしいと考えています。

過度な期待を押し付けることは決してしませんが、個人の実力を最大限発揮してもらうのも私の仕事ですから、私もそのような意識でマネジメントしています。

なるほど。
新入社員の方にはいかがでしょうか?

垣谷
垣谷
森

新入社員の方は、そもそもまだ何も始まっていないので、業務に対する期待値はないですね。

「これからチャレンジしていけるから、色々一緒にやってみよう」

っていうワクワク感はありますが、誰にどれだけ出来てほしいっていうところは、あえて決めていません。

そうなんですね!
いろんなことにチャレンジしてその人の良いところを探っていくっていうイメージでしょうか?

垣谷
垣谷
森

そうです。
人によって得意なところ違うと思うので、ビジネスマンとしての当たり前の部分を教えつつ、あなたの得意なことは何だろう探しみたいなのを一緒にするという感じですかね。

(あなたの得意なことは何だろう探し・・・?)

垣谷
垣谷
森

得意なことを探した上で、じゃあそこを一緒にブラッシュアップするためには、どうして行こうっていう話をしていきます。

なので、はじめの6ヶ月目ぐらいまでは何もできなくても何にも言わないし、何かを達成できたら、みんなでその喜びを分かち合うようにしています。

何も言わないのはどういう意図なんですか?

垣谷
垣谷
森

私がアドバイスをすることはできるのですが、「自分で考えて行動する」というマインドを培ってもらいたいという気持ちがあるので、最低限の助言しかしないようにしています。

本当は言いたい気持ちもあるんですけどね(笑)

なるほどですね。
言いたい気持ちはあるけど、あえて言わないって大変ですよね。ジレンマというか葛藤というか。

まとめると、新入社員に求めることは、「どんどん挑戦してほしい」ということでよろしいですか?

垣谷
垣谷
森

あ、そうですね。
まとまりましたね(笑)

たしかに挑戦してみないとわからないことなんて沢山ありますし、新入社員に勢いがないと社内が活気づかないですもんね。

垣谷
垣谷
森

そうですね。
挑戦してほしいところでいうと、私の経験も背景にありますね。

というと?

垣谷
垣谷
森

私が新卒で4月に入社したとき、マーケティング専属の先輩が1人いました。

しかし、私が入社した1ヶ月後にその先輩がでやめてしまったんです。

なので、新卒の5月からマーケティング専属の上司と先輩がいなかったんです・・・。

1ヶ月!?!?!?!?

垣谷
垣谷
森

当時は同期に女の子がいたので、2人でマーケティングについて勉強して、めっちゃ失敗しましたね。

自分ができるようにならなきゃいけないっていうのと、後輩が入ってきたときに教えられるようにならなきゃいけないっていう状況でしたね。

すごい境遇ですね。
でも、それくらい熱い人がいれば、会社も活気付きそうですね。

垣谷
垣谷
森

結果論ですが、それがあったからできるようになったので良しとしましょう(笑)

当時の私と同じような境遇・環境は作ってはいけませんが、こんな気持ちで業務に望める人がいればありがたいですね。

僕、森さんってクールだと思っていたんですが、めっちゃ熱いじゃないですか!

こうやってエクスコアは成長してきたんですね。

垣谷
垣谷
森

そうですね。

今いろんなノウハウを築けつつあり、いろいろと良い感じで進んできているので、弊社は今いわゆる転換期だと思っています。

では企業の成長を肌で感じたい方は、今がチャンスかもしれないですね。

垣谷
垣谷
森

それをもっと成長させたり、大きく展開していきたいと思ってるので、そこに立ち会いたいとか自分もジョインして一緒に考えられる人が来てほしいなって思いますね。

Webマーケターになりたい学生に求めるものは何でしょうか?

セミナー講師を務める森さん
セミナー講師を務める森さん

弊社の場合、学生と関わるも多いと思うのですが、インターンの学生や、就職希望の学生さんに求めるものってありますか?

垣谷
垣谷
森

学生の方に対しては「いろんな経験をしてほしい」って思っています。

その心は?

垣谷
垣谷
森

マーケティングは、仮説を立ててやってみてどうだったか振り返って、また次トライするみたいにPDCA を回しながら仕事が動いていきます。
だから、仮説を立てる力がとても重要です。

そこで、いろんな経験値がある事っていうことが、仮説を立てるときに役立つ部分が多いんです。

具体的なエピソードとかありますか?

垣谷
垣谷
森

私は映画が好きでよく見るのですが、問い合わせをくださった方が、見たことがある映画の配給会社さんだったりとか、そういう巡り合わせもあります。

そういった経験を考えると、Webマーケティングの仕事は知識や技術だけを突き詰めるよりも、いろんな経験をしたことがある人の方が、強いんじゃないかと思いますね。

たしかにWebの仕事って、業務をWeb上で完結しようと思えばできる分、リアルでの経験とか繋がりは大切ですよね。

垣谷
垣谷

上記を踏まえて部下へのマネジメントで意識していることはありますか?

ミーティングを仕切る森さん
ミーティングを仕切る森さん

最後の質問です!
ここまで部下や学生に求めることをお伺いしてきたのですが、それを踏まえて森さんがマネジメントで意識されていることってなにかありますか?

垣谷
垣谷
森

そうですね。
「押し付けない」というところですね。
ほんとここに集約されると思います。

押し付けないとは仕事をってことですか?

垣谷
垣谷
森

さっき「提案型のマーケターになれ」という話をしましたよね。
それって部下たちがやりたくないと思っていることを、私が無理やり指示してやってもらうことに意味がないと思っているからなんです。

具体的にはどういうことをされているんですか?

垣谷
垣谷
森

もちろん仕事なので、やらなきゃいけないことは、ちゃんと説明して理解してもらえるようにしています。

押し付けない代わりにといったら何ですけど、みんながその私の話を聞いたりとか、上司からの提案に対して、「そうだね!やってみよう」っていう風に素直に賛同できるような伝え方、説明の仕方が大事だと考えています。

そういうことですね!
納得しました。

他には何かありますか?

垣谷
垣谷
森

あとは話しやすくするってところですね。

人間の信頼関係みたいな部分にも繋がると思うんですけど、1点目の押し付けないとか、これやった方がいいかもってみんなに思ってもらうために、私の発言が日常的に響くようになってないと意味がないと思っています。

信頼ってすぐに築けるものじゃないですもんね。

垣谷
垣谷
森

そのために、次の3つは意識しています。

・言えないことは言えない
・嘘はつかない
・気持ちを正直に伝える


それでもやりたくないっていうことであれば、やらなくていいよって言いますね。

やらなくてもいいって仰ることもあるんですね!

垣谷
垣谷
森

でも、逆にそれがなんか圧力みたいになることもあるじゃないですか。

でも「圧力じゃないよ」って言った時に「圧力じゃないんだ」って、相手が素直に信じられるような関係性を作るようにしています。

たしかに森さんって部下の方と仲良いですよね。休憩時間に友達みたいに話していらっしゃるときもありますし。
そこも踏まえて今回のお話を振り返ってみると、森さんが部下のことを本当によく考えていらっしゃるんだなと伝わってきましたね。

垣谷
垣谷

まとめ

森さん今日はありがとうございました!
ちなみに何か言い残したこととかないですか?

垣谷
垣谷
森

そうですね・・・。
あっ、エクスコアに興味あったり、機会があったらぜひ採用を受けに来てください!

新卒採用はもちろん、中途採用やインターンもおこなっています。

1回話聞きに行ってみようかなくらいの感じで大丈夫なので、この記事の内容に共感してくださった方がいたら、ぜひ来ていただきたいです!

ということで、今回はエクスコアでWebマーケターとして、部下のマネジメントもされている森さんにお話を伺いました。
森さんの考えやエクスコアに興味を持った方は、ぜひお問い合わせください。

垣谷
垣谷