基礎中の基礎!キーワードのマッチタイプの種類を覚えて使ってみよう。

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検索連動型広告で重要なキーワード設定であるマッチタイプについて説明します。

キーワードのマッチタイプとは?

キーワードのマッチタイプとは「ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードと、広告主が広告上で設定したキーワードがどのレベルまで一致した時に広告を表示させるのかを設定できる機能」です。

検索連動型広告ではユーザーが検索エンジン上で検索したキーワードに関連した広告が表示されます。

広告主はキーワードを登録することで検索エンジンに広告を表示することが可能になりますが、キーワードのマッチタイプを設定することで、広告が表示される機会を大きく増やしたり限定させることができます。

このキーワードのマッチタイプには4種類ありそれぞれ拡張性が異なるため、自分自身の広告目標に合わせてキーワードのマッチタイプを適切に設定する必要があります。

また2017年末頃から徐々に完全一致のマッチタイプの仕様が変更されキーワードの表示パターンが特に日本においては今年の初めから拡大をしています。

キーワードのマッチタイプは全部で4種類

 

「ヨーロッパ 旅行」の例で図で示します。

部分一致:スペイン 旅行、イタリア ツアーおすすめ、ヨーロッパ旅行など
絞り込み:ヨーロッパ 予算50万円 旅行、世界遺産を巡る ヨーロッパ おすすめ 旅行など
フレーズ一致:秋 ヨーロッパ 旅行 人気、ヨーロッパ旅行 地中海クルーズなど
完全一致:ヨーロッパ 旅行、旅行 ヨーロッパなど

キーワードの拡張性は完全一致<フレーズ一致<絞り込み部分一致<部分一致の順で大きくなります。

完全一致とは

文字通り登録キーワードと検索意図が完全に一致した場合に広告を表示するマッチタイプの一種です。

広告の設定では [] をつけることで設定が可能になります。

例 [ヨーロッパ 旅行]の場合は「ヨーロッパ 旅行」「ヨーロッパ旅行」「西欧 旅行」などの場合、広告が表示されます。

特定の検索意図で広告を表示したい場合などに利用されます。

他にも「西宮市 歯医者」の完全一致であれば「西宮 歯科」などでも表示される可能性があります。

元々はキーワードが完全に一致した場合に広告が表示される仕様でしたが、広告の利便性を高め、広告表示の機会損失を減らすことを目的に仕様の変更がなされています。

完全一致の使いどころ

完全一致のキーワードには主に2つの使いどころがあります。
1:指名キーワードでの入札
2:コンバージョンキーワードでの入札
上記の2つの使い方が効果的と考えられます。

指名キーワードとは、固有名詞のキーワード、特に自社の社名やサービス名、製品名を指すキーワードのことを言います。

固有名詞まで絞り込んでいるキーワードなので、コンバージョンにつながりやすいキーワードと言えるため、表示機会を失わずに運用することが望まれ、完全一致での入札は効果的と言えます。

コンバージョンキーワードとは、過去、実際にコンバージョンを獲得しているキーワードのことを指します。

過去にコンバージョンを獲得しているキーワードは、今後もコンバージョンを獲得する可能性があると言えますので、それらのキーワードも完全一致で入札をして表示機会を失わない運用が効果的に働くことがあります。

フレーズ一致とは

登録キーワードのフレーズが一致した場合に広告を表示するマッチタイプの一種です。

広告の設定では “” をつけることで設定が可能になります。

例 “ヨーロッパ 旅行”の場合は「人気 ヨーロッパ 旅行」「ヨーロッパ旅行 おすすめ」などの場合に広告が表示されます。

例えば「旅行 ヨーロッパ」であったり「ヨーロッパ 周遊 旅行」などでは表示がされない。

あくまでも「ヨーロッパ 旅行」というフレーズが一致した場合に表示がされるものであります。

他の例で言えば「旅行」のフレーズ一致であれば「旅行」というフレーズ(=単語)が一致する場合に表示がされるため、旅行という単語が含まれている場合に広告表示が行われます。

フレーズ一致の使いどころ

完全一致に次いでキーワードの表示が絞られること、フレーズが一致した場合にのみ表示がされることの2点から、特定のキーワードで広告文との関連性をより高めたいときに使用することがあります。

絞り込み部分一致とは

登録したキーワードに含まれる語句が、検索キーワードに含まれている場合に広告を表示するマッチタイプの一種です。

広告の設定ではキーワードに+をつけることで設定が可能になります。

例 +ヨーロッパ +旅行の場合は「おすすめ 旅行 ヨーロッパ」「ヨーロッパ セレブに人気 旅行 ツアー」などの場合に広告が表示されます。

上記の例の場合であれば「ヨーロッパ」と「旅行」を含む場合に広告が表示され、その語句の順序は関係なく表示の機会が与えられます。

絞り込み部分一致の使いどころ

フレーズ一致よりも拡張性が高く、部分一致よりも表示機会が絞られるため、部分一致と併用して利用されることが多いです。

部分一致は、自身が想定する以上に拡張されたキーワードで表示されるため、絞り込み部分一致を利用することで成果の取りやすいキーワードに絞って配信されることが可能になります。

また、キーワードの除外設定などの作業を減らすことが可能になります。

部分一致とは

登録したキーワードに関連するキーワードで検索された際に広告を表示するマッチタイプの一種です。

一番拡張性が高く広告の表示機会が広がります。

デフォルトの設定ではキーワードは部分一致で登録をされます。

広告の設定ではキーワードに何も付加しないことで設定ができます。

例 ヨーロッパ 旅行 では「スペイン ツアー」「ヨーロッパ ひとり旅」などでも表示をする可能性があります。

部分一致の使いどころ

*1Googleによると日々の検索の15%が新しい単語であることを考慮すると世の中の全てのキーワードの動向を把握しながらキーワードの登録をすることは不可能と言えます。

その中で部分一致によって、自身が把握しきれていなかった検索ニーズを発見することにも繋がります。

予算が潤沢に利用できる場合は部分一致のキーワードと除外キーワードを併用しながら利用すると良いです。

*1:参考 https://support.google.com/google-ads/answer/9426627 (Google広告ヘルプ)

まとめ

キーワードのマッチタイプはそれぞれ全く機能が異なり、それらを把握し適切に運用することはWEBマーケィングの基本中の基本です。

予算が想像以上にかかることも想定できるのでキャンペーンの予算設定を考慮に入れながら、機会があれば4つのマッチタイプを用いて運用をしてみよう。