こんにちは!Webma 編集部です。
当サイトでは毎月1回、SEO担当者がチェックしておくべき重要なトピックをまとめてお届けしています。
今回は、2022年1月のニュースをお届けします!
- 2022年のSEOを成功させる22のヒントをMozが公開
- Search Console にPCページのページエクスペリエンスレポートが登場
- ローカル検索のランキング要因分析レポートが公開
さっそく見ていきましょう。
目次
2022年のSEOを成功させる22のヒントをMozが公開
SEOツールなどを提供する米国企業「Moz」は、運営するブログにおいて「2022年のGoogleSEOを成功させるための22のヒント」を公開しました。
22 Smart Google SEO Tips for 2022 – Moz
ヒントを紹介しているのは、SEOの専門家 Cyrus Shepard(サイラス・シェパード)氏です。
ここ1年間でSEO業界において話題になったテーマや、重要度が増している施策計22項目が紹介されています(以下に項目の日本語訳を記載しておきます)。
【SEO内部対策のヒント】
1.A / Bテスト
2.著者ページ
3.Googleのタイトル書き換え
4.”fluff”の排除(”fluff”は読者の役に立たない冗長な文や不要な情報)
5.FAQ構造化データ
6.タブ付きコンテンツ
7.ファセットナビゲーション
【リンク構築のヒント】
8.内部リンクの最適化
9.ディープリンク
10.ROIの高いリンクビルディング
11.リダイレクトを減らす
12.アフィリエイトリンクのSEO
【GoogleSEOのヒント】
13.評判調査
14.コアウェブバイタル – 最小値
15.AMPを捨てる?
16.Google Discover
17.ローカルSEO グーグルビジネスプロフィールのカテゴリ
18.ファビコンの見直し
【SEOキャリアのヒント】
19.GA4を学ぶ
20.バーチャルカンファレンスに参加する
21.もっと請求する
【そして最後に…】
22.ラストクリックになる
各項目の詳細はMozブログで確認できます(英語記載のページです)。
22 Smart Google SEO Tips for 2022 – Moz
今後のSEO業界の流れを予測するうえで、どれも参考になるヒントなので、ぜひ翻訳機能を利用して読んでみてください。
Search Console にPCページのページエクスペリエンスレポートが登場
Googleは1月18日、Search Console にPCページ用のページエクスペリエンスレポートを追加したことを発表しました。
To support the upcoming rollout of page experience ranking to desktop, Search Console now has a dedicated desktop section in its Page Experience report to help site owners understand Google’s 'good page experience' criteria. Read more about the rollout https://t.co/FQvMx3Ymaf
— Google Search Central (@googlesearchc) January 17, 2022
今後のページエクスペリエンスランキングのデスクトップへの展開をサポートするために、検索コンソールのページエクスペリエンスレポートに専用のデスクトップセクションが追加され、サイト所有者がGoogleの「優れたページエクスペリエンス」基準を理解できるようになりました。 ロールアウトについてもっと読む
これまでページエクスペリエンスレポートでは、モバイルページのデータのみが提供されていました。
しかし2022年2月に導入予定の「PC検索のページエクスペリエンスアップデート」に向け、今回の機能が追加された形です。
レポートでは、PCページにおける以下の2指標の状態を確認できます。
- ウェブに関する主な指標(コア ウェブ バイタル)
- HTTPS
また、下記のグラフも表示されるようになっています。
- 良好 URL のパーセンテージ
- 良好 URL の合計表示回数
ただし、サイトに十分なデータがない場合は、表示されません。
まだ確認していない方は、ぜひ Search Consoleの管理画面、【ページエクスペリエンス】からチェックしてみてください。
ローカル検索のランキング要因分析レポートが公開
カナダでローカルSEOサービスを展開する企業「Whitespark」は、ローカル検索のランキング要因を分析した2021年版のレポートを公開しました。
このレポートで示されているランキング要因は、10年以上にわたる分析や調査、専門家の仮説検証結果に基づいたものです。
ランキング要因は、計7つの要因にカテゴライズされています。
- GMB:Googleビジネスプロフィール(近接性、カテゴリ、ビジネス名に含まれるキーワードなど)
- Reviews:口コミ(各サイトの口コミ、口コミの数・頻度・多様さなど)
- On-Page:Webページの内部対策(NAP情報の記載、タイトル内のキーワード、ドメインオーソリティなど)
- Link:リンク(被リンク元のアンカーテキスト、ドメインオーソリティ、ドメインの数など)
- Behavioral:ユーザーの行動(CTR、電話発信、滞在時間など)
- Citations:サイテーション(位置情報、NAP情報の一貫性、サイテーションの数など)
- Personalization:パーソナライズ(検索履歴、検索位置、デバイスなど)
以下のように、「ローカルパックおよびローカルファインダーのランキング要因」と「ローカル検索のランキング要因」が別々にまとめられています。
引用元:2021 Local Search Ranking Factors – How to Rank in Google’s Local Results | Whitespark
レポートでは、他にも過去と比較して重要度が高まっている施策なども紹介されているので、ぜひ以下のページで詳細をご確認ください。
2021 Local Search Ranking Factors – How to Rank in Google’s Local Results | Whitespark
最後に
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1988年生まれ。静岡県浜松市出身。
経営者の父親のもとで育ち、名古屋の大学へ進学。
新卒で東証一部上場の大手IT系企業に入社し、2年間広告営業職として従事。
その後、幼い頃から父親の背中を見て育ったため「自分もいずれ経営者になる」という想いが強く、創業メンバーの1人として、2013年4月にエクスコアを設立。
新規開拓のインサイドセールスで自社オリジナルプランの広告営業に従事し、年間約8,000万以上の売上を作り出す。
反響営業・ルート営業を経験した後に事業部を統括する立場に就き、20名以上の組織をマネジメント。5億以上の売上を作り出す。
並行してマーケティング部門を立ち上げ、Web広告・SEO対策・Web制作を基点としたサービスの創出・強化に注力する。
営業・マーケター・エンジニア・デザイナー・動画クリエイターなどの組織を統括。2020年4月取締役に就任し、採用業務全般にも従事。Web解析士/薬事法管理者資格取得。(2024年3月まで在籍)