「不動産会社の集客にSEOは効果的なのだろうか…」
あなたもこの記事を読んでいるということは、このような疑問をお持ちではないでしょうか?
結論、コンバージョンまでの導線を正しく構築できれば、不動産業界の集客でもSEOが役に立ちます。
そこでこの記事では、不動産業界でSEOを成功させるためのキーワード選びと注意したい点を解説します。
この記事を読むことで、不動産SEOのコツがわかり、新たな集客の柱を作れるかもしれません。
不動産会社のWeb担当の方や、不動産会社を経営されている経営者の方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
不動産業界でSEOは効果的なのか?
冒頭でもお話しましたが、不動産業界でもSEOは効果的です。
なぜ不動産業界でもSEOが効果的かというと、SEOをおこなうことによりインターネットユーザーとの接点が増えるからです。
ユーザーとの接点が少ない企業・商材はどれだけ良いものであっても、接点が多い商材と比べると売れない可能性が高くなります。
これは心理学でいうところの、単純接触効果(ザイアンス効果)がユーザーに働くからです。
単純接触効果とは、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱した心理学効果で、何かしらのものごとに繰り返し接すると、好感や印象が高まる効果を指します。
なぜ単純接触効果が不動産と繋がるかというと、不動産のような高単価の商材は、検討期間が長く、検討に関与する人数が多くなるからです。
検討期間中にユーザーとの接点を少しでも増やし、検討に関与するより多くのユーザーと接点を保つ必要があるのです。
その一つの接点を作る手段として、SEOが存在します。
あなたの会社が提供するサービスが、BtoC・BtoBのどちらであっても、ユーザーはまずインターネットで検索し、情報を探します。
そこで接点を持つことで、単純接触効果が生まれ、企業やサービスに対しての好感を持ってもらい、検討してもらうことで最終的な売上につなげることができるのです。
ただし、不動産業界の場合、競合サイトが大手企業であるケースも少なくありません。
そのため、SEOで上位表示するためにはキーワード選びが非常に重要です。
次の章では、不動産業界で対策すべきキーワードを紹介します。
不動産会社がSEOで狙うべきキーワード
この章では不動産業界でSEOを成功させるために重要なキーワードについて解説します。
不動産サイトのSEOに限った話ではありませんが、SEOを成功させるためにはキーワード選びが最重要といっても過言ではありません。
コンバージョンやアクセスを増やすためにも、しっかりと理解しておきましょう。
- ロングテールキーワード
- 地域+〇〇
- 物件の固有名詞
それぞれ詳しく解説します。
不動産会社がSEOで狙うべきキーワード1.
ロングテールキーワード
大前提として抑えておきたいキーワードが、ロングテールキーワードです。
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少ない複合語を指します。不動産業界だと、以下のようなキーワードがロングテールキーワードです。
- 「賃貸 1LDK ペット可」
- 「オフィス 200坪 安い」
- 「不動産投資 20代 セミナー」
ロングテールキーワードは、検索ボリュームは小さいですが、そのぶん競合が少ないです。
また複合語なので、ユーザーの検索ニーズが明確になっています。
そのため、ロングテールキーワードは検索ボリュームが多いキーワードと比べて、SEOで上位表示しやすく、コンバージョンに繋がりやすいです。
競合が多い不動産業界ではロングテールキーワードを意識的に選び、対策する必要があります。
ロングテールキーワードの探し方は以下のとおりです。
- 「不動産」「賃貸」など、自社が取扱う商材に関する抽象度が高いキーワードをキーワード拡張ツールに入力
- Google広告のキーワードプランナーで抽出したキーワードの検索ボリュームを調査
- 検索ボリュームが比較的少ない3語から4語のキーワードで、自社のコンバージョンに繋がりそうなキーワードがロングテールキーワード
ビッグキーワードでの上位表示も狙っていくべきですが、まずはロングテールキーワードを上位表示させることで、コンバージョン獲得しやすくなります。
さらに詳しいロングテールキーワードの選定手順が知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
【実践的】ロングテールキーワードの選び方|おすすめのツールも紹介
不動産会社がSEOで狙うべきキーワード2.
地域+〇〇
ロングテールキーワードを前提として、不動産会社が狙いたいキーワードは「地域+〇〇」という組み合わせのキーワードです。
不動産は土地や建物が商材という特徴上、場所が必ず存在します。
そのため、特定の地域を含むキーワードでSEOをおこなうことは必須と言っても過言ではありません。
たとえば、
- 「恵比寿 1K」
- 「恵比寿 タワーマンション」
- 「恵比寿 飲食店 居抜き」
このように、「地域+特定の条件」のキーワードでの上位表示が効果的でしょう。
不動産会社がSEOで狙うべきキーワード3.
物件の固有名詞
また意外と見落とされているキーワードが、物件の固有名詞です。
有名な賃貸物件やオフィスビルは、固有名詞で検索されることもあります。
なかには検索ボリュームが多い物件もあるため、大手企業のマンションシリーズや、人気のタワーマンションなどは狙い目のキーワードです。
- ザ パーク ハウス
- シティ ハウス
- パーク ホームズ
- プラウド
このようなマンションシリーズをはじめ、その地域で有名な物件名も検索ボリュームがあるようであれば、SEOで上位表示を狙うのも一つの手です。
不動産業界のSEOで注意したいポイント
次に不動産業界のSEOを成功させるために、注意したいポイントを紹介します。
上位表示するためのポイントというよりは、SEOで流入してきたユーザーに対してのアクションです。
SEOは流入だけでなく、流入後のユーザー行動も重要だと考えられているので、こちらの内容もおさえておきましょう。
- CVのハードルを下げる
- ユーザーとのタッチポイントを複数作る
それぞれ解説します。
注意したいポイント1.
CVのハードルを下げる
まず意識したいことは、コンバージョンのハードルを下げることです。
ユーザーにとってコンバージョンのハードルが高いと、CVR・コンバージョン数ともに下がってしまいます。
たとえば、コンバージョンポイントを物件購入にしていても、コンバージョンを獲得することは難しいでしょう。
繰り返しですが、不動産は単価が高く決済に関与する人数も多いため、検討期間が長いです。
そのため、コンバージョンのハードルは低く設定することで、コンバージョンを獲得しやすくなります。
たとえば、
- 資料請求
- 内見の申し込み
- 無料相談
このように、ユーザーが不動産の購入前に知りたい情報や、起こしたいアクションをコンバージョンポイントに設定しましょう。
コンバージョンポイントを最適化できれば、自然とコンバージョン数も増えますし、SEO以外の手法でアプローチもできるため、長期的に見れば効率が良いことも少なくありません。
注意したいポイント2.
コンバージョンポイントやタッチポイントを複数作る
不動産業界のSEOでもう一つ意識したいことが、コンバージョンポイントやタッチポイントを複数作ることです。
特に不動産商材のような検討期間が長い商材は、ユーザーによってほしい情報や、起こしたいアクションが異なります。
たとえば、あなたの会社の不動産サービスを知ったばかりのユーザーは、問い合わせをする前に、物件や土地などの情報が知りたいかもしれません。
また物件や土地を内見したあとのユーザーであれば、サービスの詳細情報をメールで送るなどすれば、他社との比較検討がおこないやすく、最終的に発注に繋がりやすくなるかもしれません。
このようにユーザーが置かれている状況や、心境に合わせてコンバージョンポイントやタッチポイントを設けることで、SEOの効果を最大化できます。
最後の章では、自社でSEO対策をおこなえない企業や、おこなったけれど結果が出なかった企業へ向け、弊社のサービスを紹介します。
SEOの代理店を探している方は、ぜひ参考にしてください。
不動産業界のSEOコンサルティングならエクスコアへ
株式会社エクスコア(弊社)では、SEOのコンサルティングサービスをおこなっております。
この章では、次の3点について解説します。
- エクスコアのSEOコンサルティングの強み
- エクスコアの不動産業界のSEO実績
- エクスコアのSEOコンサルティングの費用
エクスコアのSEOコンサルティングの強み
エクスコアのSEOコンサルティングには3つの強みがあります。
- 長年の経験と多数の実績数
- 専属のチームが全工程をサポート
- 多角的分析で最短でゴールに到達
エクスコアは2013年の創業以来、2,000社以上のお客様のWebマーケティング支援をさせていただいております。
それぞれのお客様に専属のチームを作り、お客様に併せた最適なコンサルティングプランをご提案・ご支援することを実現いたしました。
さらに近年のSEOのトレンドは、単に上位表示するだけではなく、検索という行動でユーザーがどのような体験ができるかが重要になっています。
そのため、従来のような内部対策・外部対策・コンテンツ対策に加え、Webサイトにアクセスしたあとに、どのような体験ができるかも重要視しなければいけません。
そこでエクスコアのSEOコンサルティングでは、さまざまなツールを使用して多角的な分析をおこない、上位表示位したあとのユーザーの体験も考慮したコンサルティングを実施しております。
エクスコアの不動産業界のSEO実績
エクスコアでは不動産業界のSEOコンサルティング実績もあります。
具体的な商材名や顧客名は明示できませんが、たとえば以下のような実績があります。
「地域+不動産」のキーワードは、自社を認知拡大するためにも必ずおさえておきたいキーワードです。
「市原市 不動産」というキーワードの検索意図は「市原市にある不動産屋を知りたい」だと考えられるため、集客への影響度も高いでしょう。
また他にもさまざまなキーワードで上位表示を実現しています。
より詳細な情報が知りたい方はこちらから資料をダウンロードいただけます。
SEO対策実績のご案内
エクスコアのSEOコンサルティングの費用
最後にエクスコアのSEOコンサルティングの費用を紹介いたします。
エクスコアのコンサルティング費用は大きく5つの費用に分けられます。
- 初期費用・・・5万円
- コンサルティング・・・10万円〜
- 外部施策代行・・・10万円〜
- 内部施策代行・・・10万円〜
- コンテンツ制作代行・・・3万円〜/記事
お客様が現状取り組んでいらっしゃる対策や、予算にあわせて柔軟に対応致します。
まずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせフォーム
【まとめ】不動産業界でもSEOは必須!お困りの方は無料相談へ
不動産商材は単価が高かったり競合が強かったりと、一見SEOが効果的でないように感じてしまいます。
しかし、適切なキーワード選定やコンバージョンの導線設計をおこなうことで、SEOの効果を存分に発揮し、十分な効果が見込める商材です。
キーワード選定やコンバージョンの設計は、この記事で紹介した内容を意識してみてください。
この記事紹介した内容を意識するだけでも、あなたが対応しているWebサイトの成果が大きく変わる可能性もあります。
もしあなたがこの記事で紹介した内容を実施することが難しかったり、すでに行っている内容だったりする場合は、弊社エクスコアにお気軽にご相談ください。
不動産会社が集客効果を最大化するには、SEOと同時にMEOにも取り組むのがおすすめです。
MEOについては以下の記事で解説していますので、併せてご確認ください。
不動産会社がMEOで上位表示するための9つのポイント【成功事例あり】 -webma-
2020年エクスコアに中途入社し、SEOコンサルタントとして従事。
保有資格:全日本SEO協会認定SEOコンサルタント、SEO検定1級〜4級
クライアントサイトのSEO対策がメイン、Webmaの運用にも関わっています。