Googleのアルゴリズムは日々進化し、複雑化する昨今。
SEO対策の難易度は非常に高くなっており、SEOに取り組もうと思ってもなにをすればいいかわからない!という人も多いのではないでしょうか。
私もマーケティングの仕事をしながら、ライティングをおこなっているのですが、はじめたての頃はSEOなんてできないよって個人的に思っていました。
しかし現在そんな私でも、そこそこのビッグキーワードでも検索結果上位に表示できるようになってきています。
そこで本日は、完全に初心者だった加藤がSEOについて感じていた勘違いをまとめてみたいと思います。
目次
勘違い1.大手企業でなければ上位表示が難しい
主語が大きくて申し訳ございません!
とりあえず大企業のイメージですが「明治」さんとか「資生堂」さんとか「ソニー」さんとか、本当に誰もが知っているような企業をざっくりイメージしてください。
私はこういったざっくり消費者向けの大手メーカーさんなどが、SEOをお金かけてやって、ブランド認知をあげたり、購買に直接繋げていると思っていました笑
SEOって大企業しかできない…なんとなくそう思っていました。
しかし自身でSEOに取り組んだり、顧客のマーケティング支援をおこなっていくなかで、地方の事業者や中小企業でも適切なターゲティングをおこなえば、SEOに取り組むことは十分に可能だとわかりました。
その理由の1つに「ローカルSEO」と呼ばれるものがあります。
ローカルSEOとは検索する位置情報によって、検索結果を最適化することを指します。
GoogleがおこなったSEOのアップデートの「ヴェニスアップデート」は、ローカルSEOに関するアップデートとして有名です。
位置情報を含んだ検索結果画面を置いておくので、確認してみてください。
地域情報によって、検索結果は大きく変わるんですね。
これは、全国一律で上位表示することが非常に難しくなっていること、そして地域を絞れば上位表示できるチャンスが大きく増えていることを指しています。
商圏が限られている事業主の皆さんは、ターゲットを絞りSEOをコツコツおこなっていけば成果を得られる可能性があるはずです。
ぜひとも挑戦してみてください!
勘違い2.エンジニア領域がほとんど
凄腕のエンジニアがサイトを構築したり、データサイエンティストのような人がGoogleのアルゴリズムを日々追ったりして、、SEOは超天才たちの領域だと思っていました。
超天才しかいないだろうGoogleがそんなに簡単なSEOアルゴリズムを作るはずない、素人の私が触れたらやけどする。
これがSEOのイメージの2点目です。
正確にはエンジニア領域もめちゃくちゃ大事ですが、それ以外も同じくらい大事で、ライティング領域の改善だけでも上位表示やリード獲得ができたりします。
最近ではnoteというサービスを使って、ライティングとリンクビルディングやサイテーションで記事を上位にすることもできるので、ライティング領域でSEOを体感したいのであれば、一番初めにnoteを利用してみて試しているというのも手だと思います。
勘違い3.記事を量産すれば良い
とにかくたくさん記事を書く。書く。書く。
そしてキーワードを詰め込む。
ページがたくさんあればあるだけGoogleからの評価はうなぎ昇り。
ライターというリソースを雇える・外注できるマンパワーのある企業が勝つ、そんな世界線SEO。
これがSEOのイメージの3点目です。
これは正解な側面もあります。
当たるまでたくさん記事を書いて、自分の成功体験を積むことも、実力をつけるには重要だと思います。
しかし記事数が決して多くないメディアでも、SEOとして大成功しているものもあります。
たとえばmotoさんの転職アンテナというメディア。
キャリア系のメディアは競合も多いですが、多数のビッグキーワードで上位表示されています。
記事の量が少なくてもSEOは成功できる、これはマーケティングを学び始めて知ったことです。
勘違い4.お金がかかる
これは、半分正解です。
SEOはお金がかかります。
それは人件費というお金。
たとえば1万文字程度のライティングをおこなうには、大体10-15時間の時間を要します。
記事の企画も含めるともっと時間がかかるでしょう。
時給を2,000円とすると、2万円から3万円の人件費がかかっているのと同じです。
月に4記事をアップするだけでも10万円の費用が発生しているのと変わらないわけです。
ただ一方で小規模事業者の方であれば、空いた時間を使って記事を制作することも可能。
SEOの正しい知識を身につければ、小規模のSEOならお金をかけずにスタートできます。
勘違い5.順位がすべて
SEO担当者「社長!○○のキーワードで検索順位が昨日1位になりました!」
社長「本当か!この功績に対し…ボーナス返しだっ!」
最近加藤が、半沢直樹にはまっており申し訳ございません。
SEOのKGIが順位になってしまっていることって、そんなに少なくないと思うんです。
ただ順位は、SEOにおける一要素にしかすぎません。
当然順位は大事です。大事。
一方でSEOの目的は、あくまでも売上向上であったり、認知獲得だったりするのではないでしょうか。
順位が高くてもクリックされない、離脱されてしまう、コンバージョンしないのであればSEOをした意味がありません。
SEOはもっと奥深いものなんです。
順位だけを気にしていて、もっと重要な改善ポイントを見逃していないかチェックしてみましょう。
実際にコンテンツを作成してみて思うSEO
私自身も実際にコンテンツを作成してみて強く思ったことは、SEOは時間がかかるけれど、PDCAを回せば改善できるということです。
そしてGoogleのアップデートに敏感になりました笑。
時間がかかるというのは、コンテンツの制作時間と、そのコンテンツが検索結果に最適化できるまでの時間のことです。
短いものだと数日で効果が出ますが、長いものだと半年ほどかかったりする場合もあります。
ですのでSEOでビジネスをしたい方は長期的な計画を持つこと。
最適なSEOパートナーを持つか知識をつけること。
この2つを大事にするべきでは、と思っています。
SEOに対する誤解が解け、正しくSEOができる事業者様が増えることを願っています。
【まとめ】SEO対策はまずは自分でやってみて、難しければプロに相談してみよう。
今回はSEOによくある勘違いをまとめてみました。
- SEOは、事業規模が大きくなくてもできること。
- エンジニア領域だけではなくて、ライティング領域でもある程度勝負できること。
- 記事は量産しなくても良いこと。
- 工夫すればお金をかけずにある程度はできること。
- 順位がすべてではないこと。
今回の記事を読んでみて、SEO対策を実際にやってみるというハードルが下がった人もいるのではないでしょうか。
まずは自分でSEOを意識してコンテンツ作成などをしてみると良いでしょう。
それでもSEO対策が難しい、もっと成果をあげたいということであれば、SEO対策ができるマーケティング支援会社に相談してみても良いと思います。
エクスコアでもSEO対策の相談に乗れますので、ご興味ある方はぜひ無料相談をしてみてください。
株式会社エクスコアにて、営業や採用などのキャリアを経て、現在はWebマーケティングを勉強中。
愛読書はキクタン。