「リスティング広告は飲食店の集客にも効果はあるの?」
「リスティング広告を運用するポイントはあるの?」
とお考えではないでしょうか。
飲食店への集客が難しい現在、どうにかして売上を上げていきたいですよね。
今回の記事では、飲食店がリスティング広告をおこなった場合の効果や、広告運用方法のポイントを記載しています。
- リスティング広告とは
- リスティング広告は飲食業界でも効果はあるのか
- 集客力を上げるためのリスティング広告運用ポイント
記事をご覧いただくだけで、リスティング広告がもたらす集客効果や、リスティング広告運用でおこなうべき施策が理解できます。
内容を理解することで、Web上での集客を促すことが可能です。
飲食店の経営者や広報担当の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
リスティング広告とは
リスティング広告とは、ユーザーが検索窓で入力したキーワードに連動して表示されるWeb広告です。
画像では、検索窓に「新宿 居酒屋」と入力したことで、新宿にある居酒屋の広告が表示されています。
リスティング広告は、検索キーワードに連動するため、キーワードに興味を持っているユーザーに店舗をアピールできます。
そのため、効率的に集客できる広告といえるでしょう。
リスティング広告は飲食業界でも効果はあるのか
リスティング広告は、飲食店の認知度拡大や、売上向上などの効果が期待できます。
ただし、リスティング広告の効果を得るには、広告運用の知識を学び、うまく運用することが重要です。
画像は、MMD研究所が2021年4月19日~4月24日の期間に「スマートフォンでどのジャンルをネット予約したことあるか」を調査した結果です。
スマートフォンでネット予約したことがあるジャンルでは「飲食店」が59.0%でトップになっています。
つまり、ユーザーは飲食店を探すときに、インターネットを主に活用していることを指します。
そのため、飲食店はWeb上での集客を視野に入れなければなりません。
Web上の集客にはいくつも方法はありますが、なかでも「リスティング広告」はおすすめです。
参考:「2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」 – ニュースリリース一覧 – ニュース – 電通
2枚目の画像は、電通が調査した「インターネット広告媒体費」の分析結果です。
検索連動型広告(リスティング広告)が、どの媒体よりも多く利用されていることがわかります。
つまり、リスティング広告に効果を感じ、利用している方が多いことを指します。
店舗への集客を促したいのであれば、リスティング広告も施策の一つとして考えておくと良いでしょう。
では、実際にリスティング広告を試したいと思ったときには、どのように運用すれば良いのでしょうか?
次の章では、飲食業界がリスティング広告を運用するうえでのポイントをまとめています。
気になる方は、ぜひご覧ください。
集客力を上げるためのリスティング広告運用ポイント
リスティング広告を運用するための重要なポイントをまとめています。
以下は今回紹介する運用ポイントです。
- コンバージョンボタンをわかりやすい位置に設置する
- コンテンツの充実化
- マッチタイプを絞る
- 除外キーワードを設定する
- 広告出稿する地域を決める
- キーワードに地域名を含む
- Googleマイビジネスに登録する
- 広告表示オプションを設定する
- リマーケティング広告を出稿する
1つずつ紹介しますね。
リスティング広告運用ポイント1.コンバージョンボタンをわかりやすい位置に設置する
リンク先のコンバージョンボタンを、ユーザーのわかりやすい場所に設置しましょう。
コンバージョンボタンとは、「予約」「空席確認」など、Webサイトの成果に繋げるためのボタンです。
以下のような使い方が多いですね。
- 「予約」
- 「空席確認」
- 「購入」
- 「お問い合わせ」
- 「資料請求」
そのため、設置場所には気を配らなければなりません。
出所:b2b-web-usability-report-2015.pdfをもとに弊社スタッフが画像を作成
画像は、KoMarketeingアソシエイツによって調査された「ユーザーがWebサイトから離脱する理由」です。
「連絡先情報がない」 が44%と2番目に多い結果となりました。
つまり、 ユーザーはお問い合わせをしたくても、連絡先が見つからなかったことを指します。
ユーザーは、自分がおこないたいと思う行動ができないと感じれば、Webサイトから離脱する可能性が高まります。
そのため、コンバージョンボタンは一目でわかるような位置に設置することが重要です。
たとえば、画像のようにファーストビューやWebサイト上の随所に設置すると、ユーザーの目に留まりやすくなるでしょう。
リスティング広告運用ポイント2.コンテンツの充実化
ユーザーに店舗の雰囲気を伝えるため、リンク先のコンテンツを充実させましょう。
コンテンツにはさまざまなページがありますが、充実させるべきページは以下のコンテンツです。
- 店舗の紹介ページ
- 経営理念
- メニュー
- 口コミ
- ブログ 等

出所:飲食店ポータルサイトに関する取引実態調査報告書 (概要)-公正取引委員会 をもとに弊社スタッフが作成
公正取引委員会の調査によると、ユーザーが飲食店選びで参考にするものに「飲食店のポータルサイト」「Webサイト」が多く利用されています。
ユーザーは飲食店選びで失敗したくないためにWebサイトを見て、店舗の雰囲気やメニュー、価格などを確認します。
そのため、広告のリンク先にあるコンテンツを充実させ、ユーザーに店舗の雰囲気を理解してもらうことが重要です。
コンテンツを充実させる場合、店内や料理の写真を多く使用したり、良い口コミを多く掲載すると良いでしょう。
ユーザーに安心して予約してもらうためにも、コンテンツを作り込んでいきましょう。
リスティング広告運用ポイント3.マッチタイプを絞る
マッチタイプとは、設定したキーワードがどのような語句で検索された際に広告表示するかを指定する機能です。
広告表示させるキーワードを決めたあとには、キーワードのマッチタイプを絞る必要があります。
マッチタイプを絞る理由は、思いがけないキーワードで広告表示をされてしまう可能性があるからです。
たとえば、キーワードを「渋谷 居酒屋」に設定した場合、キーワードのマッチタイプを絞らないと「渋谷 居酒屋 アルバイト」「渋谷 バー」などの検索語句で表示される可能性があります。
意図していない検索語句で表示された場合、集客に結びつかない可能性があるため、マッチタイプをある程度絞ることが重要です。
「フレーズ一致」と呼ばれるマッチタイプなら、ある程度広告表示範囲を絞ってくれるため初心者でも使いやすいです。
リスティング広告の運用に不慣れなうちは、フレーズ一致を利用すると良いでしょう。
リスティング広告運用ポイント4.除外キーワードを設定する
除外キーワードとは、ユーザーに広告表示をしない語句を決める設定です。
前述の「マッチタイプ」と似ていますが、除外キーワードは検索されたくない語句をピンポイントで設定できます。
除外キーワードを設定しなければ、思いがけないキーワードで広告表示されてしまう可能性があります。
思いがけないキーワードとは、「おこなっていないサービス・設備」「ネガティブな印象のキーワード」です。
たとえば、以下のキーワードが挙げられます。
おこなっていないサービス・設備→「アルバイト」「個室」
ネガティブな印象のキーワード→「クレーム」「汚い」「まずい」
上記のキーワードで広告表示されると、ユーザーは店舗にネガティブな印象を持つ可能性があります。
除外キーワードを設定して、悪い印象をなくすために工夫をしましょう。
除外キーワードについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
初心者でもわかる!除外キーワードの選び方とマッチタイプ – Webma – 最先端で生き抜くマーケターへ!WebマーケティングメディアWebma
リスティング広告運用ポイント5.広告出稿する地域を決める
広告表示する地域を設定しましょう。
理由は、飲食店を利用してくれそうなユーザーに、なるべく多くの広告を表示させるためです。
たとえば、飲食店が埼玉県にあるのに対し、広告を関西や東北地方など広範囲に出稿すると、多くの方に広告を見られるため広告費用の減りが早くなります。
結果、飲食店を利用できそうなユーザーへの広告表示を十分におこなえない可能性があります。
広告を出稿する地域は、飲食店のある地域、都道府県、または隣接する都道府県に設定すると良いでしょう。
リスティング広告運用ポイント6.キーワードに地域名を含む
リスティング広告のキーワードには、飲食店のある地域名も含みましょう。
ユーザーは飲食店を検索する際に、地域名を入れたキーワードで検索する傾向があるからです。
以下の画像をご覧ください。
画像は、「カフェ」の月間検索ボリュームを調べた表です。
ご覧のとおり、ユーザーはカフェを探す際に、地域名をキーワードに含めて検索することが多いです。
そのため、自分たちのお店がある地域名をキーワードに含むことを意識しておくと良いでしょう。
リスティング広告運用ポイント7.Googleマイビジネスに登録する
Googleマイビジネスに登録して、お店のアカウントを作成しましょう。
Googleマイビジネスとは、 お店のビジネス情報を登録することでGoogle検索やGoogleマップに掲載できる無料ツールです。
Googleマイビジネスに登録すれば、多くのユーザーに店舗情報を伝えられるため、認知度拡大や売上に繋がる可能性が高まります。
たとえば、Googleマイビジネスに登録すると以下のサービスを利用できます。
- Googleマップに店舗情報を掲載
- 広告表示オプション(住所表示オプション)
リスティング広告よりも上位に表示されるため、店舗の認知度を拡大したい場合は利用すると良いでしょう。
広告表示オプションは、 リスティング広告に店舗情報を掲載できる機能です。
広告表示オプションには「住所表示オプション」と呼ばれる種類があります。
住所表示オプションとは、リスティング広告に店舗の住所を掲載できる機能です。
住所をクリックすれば 、Googleマップが表示され、ユーザーは店舗の位置や営業時間などの情報を閲覧できます。
そのため、ユーザーにとって利便性の高い機能といえるでしょう。
ただし、住所表示オプションはGoogleマイビジネスに登録しないと利用できないため、注意が必要です。
Googleマイビジネスに登録すれば、集客に繋げるための施策をおこなえます。
積極的に活用しましょう。
リスティング広告運用ポイント8.広告表示オプションを設定する
広告を出稿する際は、広告表示オプションも設定しましょう。
広告表示オプションとは、リスティング広告に書ききれなかった店舗の魅力を付け足せる機能です。
オプション機能には種類があり、それぞれ記載できる内容が異なります。
広告表示オプションのなかでも飲食店に向いている機能は、以下のとおりです。
- サイトリンク表示オプション(Yahoo!「クリックリンクオプション」)
- 電話番号表示オプション(Yahoo!「電話番号オプション」)
- 住所表示オプション
サイトリンク表示オプションとは、リスティング広告にリンク先の特定ページを複数表示できる機能です。
広告自体をクリックしなくても、ユーザー各々のニーズに合ったページにアクセスできるため、コンバージョンに繋がりやすくなリます。
リスティング広告に店舗の電話番号を表示できるオプション機能です。
スマートフォンで広告が表示された際に電話番号を押すと、お店の電話に繋がります。
そのため、電話番号表示オプションは、電話でのお問い合わせや予約を増やしたいときにはおすすめです。
住所表示オプションとは、お店の住所を広告に記載できる機能です。
住所を押せば、Googleマップに店の位置や店舗名、営業時間などのビジネス情報を表示できます。
ですが、住所表示オプションは、Googleマイビジネスに登録しないと利用できません。
そのため、オプションを使用する前にGoogleマイビジネスへの登録を済ませましょう。
広告表示オプションの詳しい内容が知りたい方は、以下のリンクも併せてご覧ください。
【完全版】広告表示オプションとは?全11種類の特徴を解説 – Webma – 最先端で生き抜くマーケターへ!WebマーケティングメディアWebma
リスティング広告運用ポイント9.リマーケティング広告を出稿する
リスティング広告に慣れてきたら、リマーケティング広告の出稿を検討しましょう。
リマーケティング広告とは、一度自社サイトにアクセスしたユーザーを追跡して、他社サイトの広告枠やアプリに自社広告を表示できる機能です 。
自社サイトにアクセスしたユーザーは、自社に関心のある可能性が高いです。
そのため、広告を表示させることで見込み顧客にアピールできます。
また、リマーケティング広告には、 一度Webサイトにアクセスしたユーザーが再度同じ語句で検索した際に、リスティング広告を表示させる手法があります。
そのため、他社サイトやアプリだけではなく、 Googleの検索結果にも広告を表示させることが可能です。
見込み顧客に再度自社をアピールするためにも、リマーケティング広告の利用も検討しましょう。
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【まとめ】リスティング広告を活用して飲食店への集客を促そう
今回の記事では、飲食店がリスティング広告をおこなう際の効果や、運用ポイントについて紹介しました。
リスティング広告は運用次第で、飲食業界でも集客や認知度拡大を期待できます。
広告運用をうまくおこなうためには、以下のポイントを抑えておくと良いでしょう。
- コンバージョンボタンをわかりやすい位置に設置する
- コンテンツの充実化
- マッチタイプを絞る
- 除外キーワードを設定する
- 広告出稿する地域を決める
- キーワードに地域名を含む
- Googleマイビジネスに登録する
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