リスティング広告は、「今すぐ水漏れを修理してもらいたい」といった緊急度の高いユーザーに対し、検索結果上で自社を宣伝できる広告です。
水道修理業界では定番の集客方法なので、多くの方がご存じのことと思います。
とはいえ、リスティング広告は業者間の競争も激しく「予算をすぐに消化してしまい費用対効果が合わなかった」「思うように集客につながらない」と悩む水道修理業者も少なくありません。
そこでこの記事では、水道修理業におけるリスティング広告運用のコツをご紹介します。
ニーズがいつ発生するかわからないマグネットやチラシでの集客に比べて、リスティング広告は圧倒的に効率の良い集客方法です。
集客でお悩みの水道業者さんはぜひ参考にしてください。
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目次
水道修理サービスとリスティング広告の相性が良い理由
リスティング広告は「水漏れ」や「水道修理」など、検索ユーザーが入力したキーワードに連動してGoogleやYahoo!の検索結果に表示される広告です。
この章では、水道修理サービスとリスティング広告の相性が良い理由について説明します。
緊急性が高いから
GoogleやYahoo!を使って水道修理業者を探している人の大半は、緊急性が高い状況に置かれています。
なぜなら水回りのトラブルは突然発生するため、トラブル発生直後に業者を探し始める人がほとんどだからです。
たとえば、「キッチンのシンク下で急に水漏れし出した」「トイレが詰まって水が溢れてしまっている」といったトラブルが急に起こり、困っている状況で検索しているのです。
こうしたシチュエーションでは「一刻も早くトラブルを解決したい」という心理が働きます。
そのため、ユーザーが業者を比較検討する時間も他の商材と比べて短く、広告からすぐにコンバージョンに至る確率も高いのです。
海外の調査ではありますが、日本の水道修理業者にあたる「Plumbing(配管工事)」のリスティング広告の平均CVR(コンバージョン率)は15.61%というデータもあります。
引用元:Home Services Search Advertising Benchmarks for 2023 (Data & Tips) | LocaliQ
リスティング広告は検索1ページ目の上部に掲載することが可能なので、ユーザーの緊急度が高ければ高いほど、その効果も大きくなります。
水道修理商材も緊急性の高い商材の一つなので相性は抜群です。
ただし、リスティング広告は必ずしも検索1ページ目の最上部に表示されるわけではありません。
1ページ目の下部や2ページ目、3ページ目に表示されることもあるので、なるべく検索1ページ目の上部を目指していく必要があります。
水道修理業におけるリスティング広告運用の難しさ
水道修理業と相性の良いリスティング広告ですが、その一方で難しい面もあります。
具体的には以下の2点です。
- 激しい競争による単価高騰
- 悪徳業者の存在
それぞれ解説します。
1.激しい競争による単価高騰
水道修理業界では、キーワードのクリック単価が高騰する傾向があります。
というのも、リスティング広告は集客効果の高さゆえに、当然ながらライバルとなる競合他社も上位掲載を狙って広告を出稿してくるからです。
特に「水漏れ 修理」「水道 トラブル」「トイレ つまり」など、依頼に直結するような人気のキーワードでは、どの水道修理業者も上位掲載したいため上限単価が上がります。
1クリックで2,000円を超えることも珍しくありません。
そのため、事前に費用対効果を見積もったうえで賢く運用をしていく必要があります。
もし初めてのリスティング広告運用であれば、プロに任せるほうが効率よく成果を出せるでしょう。
2.悪徳業者の存在
一部の業者ではありますが、消費者の緊急性やリテラシーの低さにつけ込み、不当に高額な料金を請求する悪徳業者が存在します。
最近ではこうしたトラブルについて報じるニュースも増えてきました。
「関東最安値220円から」悪質なトイレ修理事業者 消費者庁が注意喚起 “水漏れの修理”“鍵の解錠”消費者の焦りにつけ込む業者相次ぐ – TBS NEWS DIG
虚偽の情報で消費者を騙す悪徳業者は論外ですが、真っ当な会社でさえ消費者から疑いの目を向けられています。
消費者側からすると、真っ当な業者と悪徳業者を見分けるのが難しいため、水道修理業者への信頼性そのものが低下しつつある状況です。
そのためリスティング広告を運用するなら、広告文やリンク先ページで「信頼性」「安心感」を担保しなければなりません。
検索ユーザーに安心感を与えられるような工夫が必要です。
水道修理業者がリスティング広告で成果を出すコツ5選
では、水道修理業者がリスティング広告で成果を出すためのコツを5つご紹介します。
- 【配信キーワード】狭めのマッチタイプを設定する
- 【広告文】速さ・安さ・信頼性が一瞬で伝わるようにする
- 【広告文】地域の挿入機能を利用する
- 【LP】すぐに相談できるCTAを設置し目立たせる
- 【LP】ファーストビューで具体的な数値やベネフィットを訴求する
それぞれ詳しく解説します。
コツ1.【配信キーワード】狭めのマッチタイプを設定する
「完全一致」や「フレーズ一致」のような狭めのマッチタイプを設定し、配信範囲を広げすぎないようにしましょう。
広告表示範囲が広すぎると、関係ないキーワード検索で表示されやすくなるからです。
関連性が低いキーワードで表示されると、コンバージョンにつながらないユーザーからのクリックが増え、結果的に費用対効果が下がってしまいます。
マッチタイプとは、登録したキーワードに対しての表示範囲をあらかじめ設定できる機能です。
費用を抑えつつ、リスティング広告による成果を最大化していくには、適切なマッチタイプを用いて1クリックあたりの獲得効率を高めることが重要です。
コツ2.【広告文】速さ・安さ・信頼性が一瞬で伝わるようにする
水道修理の広告文は「速さ」「安さ」「信頼性」の3つがひと目で伝わるように作成しましょう。
検索ユーザーが広告を目にするのはほんの数秒間です。
検索ユーザーに刺さる文言が広告に含まれていなければ、興味を持ってもらえずスルーされてしまいます。
また、前述のとおり、悪徳業者が増えているため広告文で「信頼性」を担保しなければなりません。
水道修理業では、例として以下のような文言がよく使用されます。
- 速さを訴求できる文言:「24時間365日対応」「最短30分で駆けつけ」「即日対応」
- 安さを訴求できる文言:「5500円〜」「出張・点検・見積0円」「最安値に挑戦」
- 信頼性を訴求できる文言:「【公式】」「水道局指定業者だから安心」「不当な高額請求は一切いたしません」「年間対応数1万件達成」
競合他社がどのような訴求をしているかを分析してみましょう。
ただし、競合他社との差別化も欠かせません。
他社との違いを明確にし、自社独自のアピールポイントを作ってみてください。
コツ3.【広告文】地域の挿入機能を利用する
広告文に「地域名」を挿入するとユーザーの反応が良くなりやすいです。
なぜなら、水道修理は業者を自宅に呼ぶ必要があるため、自宅周辺のエリア内で業者を探すユーザーが多いからです。
たとえば、東京恵比寿の自宅で検索しているときに、「恵比寿5分」と記載された広告が表示されているとユーザーはどう感じるでしょうか?
「自分の家にもすぐに来てくれそうだ」と思って興味を持ってもらえるはずです。
広告文に地域目を挿入するには「レスポンシブ検索広告の地域の挿入機能」を使います。
レスポンシブ検索広告は、複数の見出しや説明文を事前に設定することで、システムが自動で最適な広告を作成する広告です。
レスポンシブ検索広告で「地域の挿入機能」を使えば、ユーザーの所在地やよく訪れる地域、関心を示した地域に合わせて、広告文をカスタマイズすることが可能です。
コツ4.【LP】すぐに相談できるCTAを設置し目立たせる
CTAとは「Call To Action」の略で、行動を喚起するためのボタンや文言を指します。
たとえば、電話相談ボタンや問合せボタン、LINE相談ボタンなどがCTAに該当します。
弊社リスティング広告LPのCTAの例
水道修理サービスのランディングページでは、ユーザーがすぐに相談できるCTAボタンを用意しましょう。
CTAボタンは目立たせることが重要です。
緊急性が高い状況下では、ユーザーは業者の説明をじっくり読みたいとも、長々と動画を見たいとも思っていません。
ユーザーの最大の目的は、早く通常の生活を取り戻すことだからです。
自分で直すことはもう諦めているので「すぐに業者に確認したい」という人が多いです。
ユーザーがランディングページを訪問したときに、すぐにアクションが取れるよう、CTAボタンは目立つデザインでわかりやすい位置に設置しておきましょう。
コツ5.【LP】ファーストビューで具体的な数値やベネフィットを訴求する
一般的なLPでは、ユーザーは3秒以内に価値を判断すると言われています。
つまり、ファーストビュー(LPを訪れたときにスクロールせずに表示される部分)でユーザーに刺さる訴求ができなければ、読まれる前に離脱されてしまう可能性が高いです。
ファーストビューのキャッチコピーでは、ユーザーにとってのベネフィットや具体的な数値を訴求しましょう。
実際に、弊社が運用した水道修理系のリスティング広告では、ファーストビューにベネフィットや具体的な数値を含めることで、CVRが1.07% → 1.46%に向上しました。
どのような文言が良いか迷った時は、ABテストを実施して、複数のパターンを検証するのも良い方法です。
ランディングページでの注意点としては、検索結果の広告文に表示される内容と、LPで訴求している内容にズレが出ないようにすることです。
ズレが大きいほど、CVRが下がったり、広告表示のパフォーマンスそのものにも悪影響がでる可能性があります。
水道修理業のリスティング広告運用事例
弊社で運用した水道修理商材のリスティング広告の運用事例をご紹介します。
リスティング広告だけでなくディスプレイ広告も併用した事例ですが、受注単価を39%削減することに成功しました。
受注単価 11,310円 → 6,945円 約39%削減
運用の詳細については以下の表をご覧ください。
水道修理商材のリスティング広告運用事例 | |
運用媒体 |
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運用期間 |
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実行 |
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成果 |
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株式会社エクスコアでは、リスティング広告の導入支援・運用代行をおこなっております。
これまでに 2,000社以上のWebマーケティングを支援してきた弊社のノウハウを駆使し、お客様に最適なプランをご提案いたします。
水道修理業界での運用実績もございますので、代理店での運用をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
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- マーケティング戦略を用いた広告設計
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エクスコアのリスティング広告運用の金額
エクスコアのリスティング広告運用にかかる費用は以下のとおりです。
- 最低利用金額・・・30万円
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- 初期費用・・・5万円
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【まとめ】競合ひしめく水道修理業のリスティング広告運用は戦略的に!
水道修理業者が集客にリスティング広告を利用するなら、ライバルが多い分、戦略的に運用していかなければなりません。
でなければ、ただ広告費を消化するだけで大した成果も得られずに終わってしまいます。
この記事でご紹介した5つのポイントを押さえて賢く運用しましょう。
- 【配信キーワード】狭めのマッチタイプを設定する
- 【広告文】速さ・安さ・信頼性が一瞬で伝わるようにする
- 【広告文】地域の挿入機能を利用する
- 【LP】すぐに相談できるCTAを設置し目立たせる
- 【LP】ファーストビューで具体的な数値やベネフィットを訴求する
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リスティング広告はもちろん、SEOやMEOも含めてWeb集客を最大化できるよう、お客様をサポートいたします。
株式会社エクスコアのコンテンツディレクター・ライター。
1996年生まれ。大学で言語学専攻を卒業したのち、エクスコアに入社。2020年からオウンドメディア「Webma」の運営に従事し、コンテンツ制作・編集・SEO業務に携わる。累計100記事以上を執筆し、PV数・CV数400%超成長に貢献。