【Yahoo!広告】検索連動型ショッピング広告が配信スタート

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  • Yahoo!広告にてショッピング広告の配信がスタートしました

    これまではショッピング広告といえば Google広告でしたが、2024年1月10日からYahoo!広告でもショッピング広告の配信が始まっています。

    この記事では、Yahoo!の検索連動型ショッピング広告のリリース概要をお届けします。

    検索連動型ショッピング広告のリリース概要

    LINEヤフー株式会社は12月4日、Yahoo!広告で「検索連動型ショッピング広告(SSA)」の提供を開始すると発表しました。

    検索連動型ショッピング広告の提供開始|LINEヤフー for Business

    リリース発表後、以下の日程で配信開始まで行われています。

    リリース日

    • 2023年12月5日:検索広告(ショッピング)のアカウント取得機能と、商品情報掲載の提供を開始
    • 2024年1月10日:検索連動型ショッピング広告の配信を開始

    サービスを利用することで、Yahoo!検索の「コマース検索モジュール」に商品情報を掲載することが可能です。

    ※コマース検索モジュールとは

    Yahoo!検索で商品名や商品の型番などを検索した際に、検索結果の途中に表示される商品情報欄

    検索連動型ショッピング広告とは引用元:検索連動型ショッピング広告 – LINEヤフー

    上の画像において、左側の赤くなっている箇所がコマース検索モジュールです。

    今回のリリースにより、コマース検索モジュール内の2つのサービスが利用できるようになっています。

    • 「検索連動型ショッピング広告(SSA)」
    • 「Yahoo! JAPAN商品情報掲載」

    それぞれ解説します。

    検索連動型ショッピング広告とは

    検索連動型ショッピング広告(以下「SSA」と表記)」とは、スマートフォンのコマース検索モジュールの最上部に商品情報を掲載できる広告です。

    モジュール最上部で商品をアピールでき、自社の商品ページに直接誘導できるメリットがあります。

    商品グループで商品を細かく分類して設定することで、取り扱う商品種類が多い場合でも、きめ細かいターゲティングや入札価格の調整が可能です。

    要点

    • スマートフォンのみが対象
    • クリック時に広告料金が発生(クリック課金型)
    • SSAを利用するには、「Yahoo! JAPAN商品情報掲載」での掲載が必要
    • SSAを利用するには、キャンペーンなどの作成や入札価格の設定が必要

    配信の仕組みは以下のとおりです。

    検索連動型ショッピング広告の配信の仕組み引用元:検索連動型ショッピング広告 – LINEヤフー

    Yahoo! JAPAN商品情報掲載とは

    Yahoo! JAPAN商品情報掲載(以下「商品情報掲載」と表記)」とは、コマース検索モジュール内に商品情報を掲載できるサービスです。

    こちらはスマートフォンのみならずパソコンでの検索にも対応しています。

    商品画像や価格を表示するため、ユーザーにとっては商品を比較しやすく、クリックしなくても商品情報や送料をチェックできるメリットがあります。

    SSAは「クリック課金型」なのに対し、商品情報掲載は「成果報酬型」です。

    SSAとは異なり、商品情報掲載では広告運用は不要です。

    要点

    • パソコンおよびスマートフォンが対象
    • 商品情報掲載経由での購入が発生した場合に、料金が発生(成果報酬型)
    • 掲載は保証されない(Yahoo! JAPAN独自のアルゴリズムに従って掲載)
    • 商品情報データの連携で運用でき、在庫状況や価格変更の反映が容易(広告運用は不要)

    「SSA」と「商品情報掲載」の掲載面と効果

    SSAと商品情報掲載は、Yahoo!検索の検索結果ページに以下のように表示されます。

    ※コマース検索モジュールの掲載位置は変動する可能性があります。

    検索連動型書ピング広告の表示イメージ引用元:検索連動型ショッピング広告 – LINEヤフー

    SSAの活用が効果的な理由として、LINEヤフーは「コマースモジュール内のクリックは最上部または2本目に集中している」ことを調査で明らかにしています。

    以下のとおり、約61%のクリックが最上部〜2本目に集中していることがわかります。

    コマース検索モジュールエリアのクリック比率引用元:検索連動型ショッピング広告 – LINEヤフー

    SSAの利用条件

    現状ではSSAおよび商品情報掲載の利用にあたり、以下の条件を満たす必要があります。

    ※利用条件は今後の機能拡充に伴い変更する場合があるとのことです。

    利用条件

    契約形態

    • 正規代理店など、売掛取引(後払い方式)のアカウントを運用するお客様

    広告対象となるサイト

    • ブランド公式サイトなどのEC(ショッピング)サイト、またはEC(ショッピング)モール
      ※ECモール上の店舗サイトは対象外。

    サイト仕様

    • サイト上で決済完了まで可能なこと
    • ウェブ上でサービスを展開していること
      ※アプリのみで提供しているサービス、まとめサイト、個人間取引サービスは対象外。

    販売制限

    • 一部、販売できない商品ジャンルあり。詳細は公式資料にて。

    その他

    • LINE Merchant Systemとのアカウント連携

    SSA利用の流れ

    SSA利用には以下の4つのステップを踏む必要があります。

    1. アカウント作成
    2. 商品情報の登録
    3. 商品情報掲載の設定
    4. SSA配信の設定

    SSA利用の流れ引用元:検索連動型ショッピング広告 – LINEヤフー

    アカウント作成は、Yahoo!広告LINE Merchant Systemの両アカウント作成が必要となります。

    詳しい内容はYahoo!広告の以下の資料をご確認ください。
    検索連動型ショッピング広告 – LINEヤフー

    SSA利用の注意点

    SSAを利用する際の注意点は以下のとおりです。

    • 商品情報掲載への掲載までには10営業日前後の時間が必要(商品フィードの作成時間は除く)。
    • 検索連動型ショッピング広告の開始には、商品情報掲載の開始後、さらに10営業日程度の時間が必要。
    • LINEショッピングを利用中の場合、商品情報掲載までに、さらに1~2営業日程度の時間が必要な場合がある。

    利用を検討中の方は、早めに申し込むことをおすすめします。

    まとめ

    今回は、Yahoo!広告で新たに開始された「検索連動型ショッピング広告」のニュースをお届けしました。

    ECサイトの広告運用担当者は、GoogleのみならずYahoo!のショッピング広告にも注目しておきましょう。

    ぜひ公式資料にも目を通して、今後の売上増加に繋げてください。

    検索連動型ショッピング広告の提供開始|LINEヤフー for Business

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