ローカル広告の編集と同時にビジネスプロフィールが更新〈2023年7月Web広告ニュース〉

NEWS

こんにちは、Webma編集部の鈴木です。

今回は、7月に発表されたWeb広告の最新情報を紹介しています。

広告運用者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

記事の内容

  • 【Google広告】ローカルサービス広告を編集するとGoogleビジネスプロフィールが更新されるように!
  • 【Google広告】「部分一致向けのブランドの制限」と「P-MAXでのブランドの除外」をリリース
  • 【Yahoo!広告】マッチタイプ「部分一致」に広告表示を判断する要素が追加
  • 【Yahoo!広告】入札戦略「拡張クリック単価」が正式にリリース

1つずつ見ていきましょう!

【Google広告】ローカルサービス広告を編集するとGoogleビジネスプロフィールが更新されるように!

2023年7月4日にGoogleビジネスプロフィール ダイヤモンドプロダクトエキスパートであるベン・フィッシャー氏が、Googleローカルサービス広告で営業時間やその他の情報を更新すると、 24時間以内にそれらの情報がGoogleビジネスプロフィールと同期されることをTwitterで共有しました。

広告とGoogleビジネスプロフィールの両方を更新する必要がなくなった分、広告運用者の手間が省けます。

参考:Updates To Google Local Service Ads Hours Show On Google Business Profiles

参考:ベン・フィッシャー氏のTwitter

【Google広告】「部分一致向けのブランドの制限」と「P-MAXでのブランドの除外」をリリース

広告の表示先をコントロールする方法を改善するために、検索キャンペーンでの部分一致向けのブランドの制限と、P-MAXでのブランドの除外の2つの新機能がリリースされました。

検索キャンペーンでの部分一致向けのブランドの制限

部分一致とスマート自動入札を併用すると、指定した成果目標でリーチとコンバージョンを最大化できますが、特定のブランドのニーズがあるブランド関連の検索キャンペーンで部分一致を利用できない場合がありました。

ですが、”部分一致での新しいブランド制限”を利用することで、目的とするブランドトラフィックのみにリーチしながら、部分一致のメリットを活用できるようになります。

この機能は来週から全地域で展開される予定です。

 P-MAX キャンペーンからブランド トラフィックを除外

ブランドの除外では、広告を配信するブランドを選択するのではなく、除外するブランドを選択できます。

また、より細かく管理できるようになるため、検索とショッピングの広告枠で避けたいブランド関連の検索語句に対して P-MAX キャンペーンが配信されなくなるようにすることが可能です。

除外を適用すると、正しく入力されていないブランド名や外国語でのブランド関連検索から発生するトラフィックをブロックすることが可能です。

参考:検索キャンペーンと P-MAX キャンペーンの新しいブランド設定

【Yahoo!広告】マッチタイプ「部分一致」に広告表示を判断する要素が追加

マッチタイプの「部分一致」に、広告表示を判断する要素として以下2点が追加されました

部分一致に追加された要素

  • ランディングページの内容
  • 同じ広告グループ配下にある、他のキーワード

上記2点の追加により、たくさんのユーザーに広告表示できる部分一致のメリットを保ちつつ、より精度の高い広告表示が可能です。

たとえば、検索キーワードで「青梅」と入力した場合、ユーザーによって以下の意図に分けられます。

「青梅」で意図される内容

  • 地名(東京都青梅市など)
  • 食品(梅の果実、梅酒の材料など)

ユーザーの過去の検索行動や、ランディングページの内容などをシステムが加味することで、ユーザーの検索意図をくみ取った適切な広告表示が可能です。

今回の改善により、部分一致を設定しても適切な広告をユーザーに届けられるようになったのは、大きなメリットといえるでしょう。

参考:【検索広告】マッチタイプ「部分一致」の判断要素追加について – Yahoo!広告

【Yahoo!広告】入札戦略「拡張クリック単価」が正式にリリース

Yahoo!広告より、ベータ版として提供されていた入札戦略「拡張クリック単価」を正式にリリースしたと発表がありました。

拡張クリック単価とは、手動で設定した入札価格を基に、クリックまたはコンバージョンを多く獲得するための入札価格を自動で調整するシステムです。

個別クリック単価(旧:手動入札)では、常に決められた入札価格で広告オークションに参加します。

そのため、1日の予算の残高に対して入札価格が高い場合、配信機会を損失してしまうことがありました。

ですが拡張クリック単価の場合、1日の予算や推定クリック率、推定コンバージョン率に応じて入札価格を調整できるため、配信機会を逃しにくくなります。

自動でより細やかに入札価格を調整できるため、広告効果の改善や運用工数の削減が期待できます。

参考:【ディスプレイ広告(運用型)】拡張クリック単価 正式リリースのお知らせ – Yahoo!広告

参考:20230726_YDA_EnhancedCPC_JP_RN.pdf

【最後に】

株式会社エクスコアでは、今後定期的に広告・SEOについての最新情報を発信いたします。

新しい機能や情報が知りたい方は、ぜひ今後ともご覧いただけると幸いです。

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