Googleタグの新機能の展開を発表〈2022年10月Web広告ニュース〉

こんにちは、Webma編集部の鈴木です。

今回は、10月に発表されたWeb広告の最新情報を紹介しています。

広告運用者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

【Google広告】Googleタグに関する新機能を発表

2022年10月5日にGoogleは、技術的な専門知識やタグ管理プラットフォームがなくても管理できるGoogleタグを展開すると発表しました。

Webサイトのコードを変更せずに、Googleサービスやアカウントでできることが増えます。

Googleタグに関して発表があったのは以下の2点です。

1. タグの対象範囲

計測の精度を高くするには、Webサイト内にあるすべてのページにタグを設置する必要があります。

「タグの対象範囲」と呼ばれる機能を使用すると、Webサイトの全ページにGoogleタグが実装されているかをすぐに判断できます。

以下は「タグの対象範囲」ができることです。

2. Googleタグを広告とアナリティクスに統合

Googleタグの機能を、Google広告とGoogleアナリティクスに直接統合することが数週間ほどで実現可能になります。

統合により、コンバージョン測定の設定がより迅速・簡単になります。

参考：Strengthening measurement with new tagging capabilities
参考：タグの対象範囲の概要について – アナリティクス ヘルプ
参考：【ニュース】Google、Googleタグを広告とアナリティクスに統合 – Unyoo.jp | 運用型広告 と マーケティング のメディア

【Google広告】商品構造化データの対象範囲を拡大したと発表

現地時間2022年9月13日にGoogleは、Productに関する構造化データで使用できる属性の種類を拡大したと発表しました。

本来は、Google Merchant Center（マーチャントセンター）で商品フィードの送信が必要です。

ですが、今回のproduct構造化データの対象拡大により、構造化データでマークアップされた商品は一部のショッピング広告枠にて掲載が可能となりました。

以下の広告枠で掲載できます。

参考：New Search Console Merchant Listings report: expanding eligibility with Product structured data  |  Google Search Central Blog  |  Google Developers

【Yahoo!広告】ディスプレイ広告（運用型）にてレスポンシブディスプレイ広告の提供を開始

Yahoo!広告のディスプレイ広告（運用型）にて、「レスポンシブディスプレイ広告」の提供を開始されました。

レスポンシブディスプレイ広告とは、システムが掲載面に合わせてレイアウトやサイズを変えてくれるディスプレイ広告を指します。

Yahoo!広告での仕様は以下のとおりです。

効果の高い素材を優先して配信されるため、広告効果の向上が期待できます。

また、一度の広告作成するだけで複数の広告バリエーションを配信できるため、工数の削減にもつながります。

レスポンシブディスプレイ広告について詳しく知りたい方は、以下のリンクから資料をご覧ください。

資料：レスポンシブディスプレイ広告の提供開始
参考：【ディスプレイ広告（運用型）】レスポンシブディスプレイ広告の提供開始 – Yahoo!広告

【Yahoo!広告】ディスプレイ広告に「A/Bテスト」をリリース

Yahoo!のディスプレイ広告に「A/Bテスト」がリリースされました。

A/Bテストとは、同時に2種類以上の広告を出し、それぞれのユーザーによる成果の差を調べるテストです。

ユーザーへの広告配信は平等に配分されるため、広告の成果を比べやすくなります。

以下は、Yahoo!広告でおこなえる設定項目の詳細です。

既存のテストに紐づいているキャンペーンは、そのテストが完了していても他のテストに追加できないため注意しましょう。

既存のテストを削除すれば、別のテストでも設定可能です。

参考：ディスプレイ広告に待望の「A/Bテスト」リリース – Yahoo!広告 公式 ラーニングポータル

【Netflix】広告プランについて発表

2022年10月14日、Netflixは低価格で利用できる「広告つきベーシック」プランの提供を開始すると発表しました。

以下は詳細です。

参考：Netflix Starting From $6.99 a Month – About Netflix
参考：Netflix、毎月790円から楽しめる新プランを提供へ – About Netflix
参考：【ニュース】Netflix、広告つきベーシックプランの月額を発表。広告フォーマット情報、露出イメージも。ARPUはどうなる？ – Unyoo.jp | 運用型広告 と マーケティング のメディア

【最後に】

株式会社エクスコアでは、今後定期的に広告・SEOについての最新情報を発信いたします。

新しい機能や情報が知りたい方は、ぜひ今後ともご覧いただけると幸いです。

また、SEOや広告運用でわからないことがある場合は、以下のお問い合わせからご相談ください。

専門スタッフが丁寧にご案内いたします。

鈴木 康弘

1988年生まれ。静岡県浜松市出身。
経営者の父親のもとで育ち、名古屋の大学へ進学。

新卒で東証一部上場の大手IT系企業に入社し、2年間広告営業職として従事。
その後、幼い頃から父親の背中を見て育ったため「自分もいずれ経営者になる」という想いが強く、創業メンバーの1人として、2013年4月にエクスコアを設立。

新規開拓のインサイドセールスで自社オリジナルプランの広告営業に従事し、年間約8,000万以上の売上を作り出す。
反響営業・ルート営業を経験した後に事業部を統括する立場に就き、20名以上の組織をマネジメント。5億以上の売上を作り出す。
並行してマーケティング部門を立ち上げ、Web広告・SEO対策・Web制作を基点としたサービスの創出・強化に注力する。
営業・マーケター・エンジニア・デザイナー・動画クリエイターなどの組織を統括。2020年4月取締役に就任し、採用業務全般にも従事。Web解析士/薬事法管理者資格取得。（2024年3月まで在籍）