「不動産会社がMEOに取り組むのは効果的?」
「Googleの地図で上位表示するにはどうすれば良い?」
Googleマップユーザーが増えている今、「MEO」を新たな集客戦略として取り入れたいと考えている不動産会社は多いでしょう。
MEOとは、Googleマップや検索結果のマップ枠で店舗情報を上位に表示し、売り上げアップを図る集客施策です。
不動産業はMEOとの相性が良いため、正しく取り組めば、問い合わせ数や来店するお客さんの数を大きく増やせる可能性があります。
この記事では、MEO支援をしている弊社エクスコアが、不動産会社のMEOにおけるポイントを解説します。
- 不動産会社でMEOは効果的?【対策すべき4つの理由】
- Googleマップで順位が決まる仕組み
- 不動産会社がMEOで上位表示するための9つのポイント
- 不動産会社のMEO成功事例
- 不動産会社がMEOで注意すべき点
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目次
不動産会社でMEOは効果的?【対策すべき4つの理由】
不動産会社においてMEOが効果的と言われる理由は、大きく以下の4つです。
- 大手不動産ポータルより上に表示できる可能性が高い
- 掲載料ゼロで集客できる
- GoogleマップのクチコミはSUUMOに匹敵するほど読まれる
- 不動産業では反応発生率が他業種より圧倒的に高い
それぞれ解説します。
1.大手不動産ポータルより上に表示できる可能性が高い
MEOの狙いの一つは、検索結果に表示される地図(=ローカルパック)に、自店舗の情報を表示することです。
以下の画像をみるとわかるように、ローカルパックは、大手不動産ポータルサイトが並ぶ「テキスト検索結果(青色のリンク部分)」よりもさらに上に表示されることが多いです。
ローカルパックに表示できれば、「スーモ」や「ホームズ」「アットホーム」のような大手サイトよりも上に自店舗の情報が掲載できるため、多くの人に見てもらえる可能性があります。
実際にBacklinko社の調査では、検索者の42%がローカルパック内の情報をクリックすることがわかっています。
「ローカルパックに表示するのは難しくないの?」と思った方もいるかもしれませんが、MEOではライバルが同地域内の不動産店舗に絞られるため、SEOほど難易度は高くありません。
2.掲載料ゼロで集客できる
無料で集客できるのもポイントです。
「スーモ」や「アットホーム」経由で集客するには掲載料が必要ですが、Googleマップでは掲載料がかかりません。
Googleが無料で提供しているサービス「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス )」に登録すれば、いつでも対策を開始できます。
MEOを他社に外注する場合には、その分の費用が必要になりますが、相場は月3万円程度なのでSEOと比較して安価で始められます。
3.GoogleマップのクチコミはSUUMOに匹敵するほど読まれる
スマホユーザーの増加に伴って、Googleマップのクチコミを参考にする人が増えています。
株式会社エフェクチュアルの調査では、「不動産会社を選ぶ際にどのサービスの口コミ・レビューを参考にしますか?」という質問に対し、1位が「スーモ」、2位が「Googleマップ」という結果でした。
引用元:【2021年版 定点調査】口コミ・レビューはどのサービスを参考にする? |株式会社エフェクチュアルのプレスリリース
Googleマップは2位ではあるものの、1位のスーモとの差はわずか5%程度です。
Googleマップのクチコミも、不動産会社の選定において大きな影響力を持っていることがわかります。
4.不動産業では反応発生率が他業種より圧倒的に高い
不動産業では、マップユーザーの反応率が他の業界・業種と比較して高い傾向があります。
株式会社フルスピードがまとめた以下のグラフをご覧ください。
引用元:【MEO調査】Googleビジネスプロフィールにおいて「通話」の発生率が最も高いのは不動産業の1.10%|株式会社フルスピードのプレスリリース
「不動産」では、検索に対する反応発生率が最も高く、4.3%となっています。
これは2位の「クリニック」(2.65%)や3位の「カーディーラー」(2.47%)と比較すると圧倒的に高い反応率です。
つまり、不動産店舗を探すユーザーは、検索行為からの意思決定意欲が特に強く、何らかのアクションにつながる可能性が高いということです。
このように、不動産業とMEOは相性が良く、費用もかからないため対策しておくべきでしょう。
Googleマップで順位が決まる仕組み
MEOのポイントをお伝えする前に、Googleで順位が決まる仕組みを説明しておきます。
Googleは公式に以下の3つの要素が順位に影響することを明記しています。
- 関連性
「関連性」というのは、ユーザーが検索したキーワードと、あなたのビジネス情報が一致する度合いと考えてください。
登録するビジネス情報を充実させるほど、ビジネスについて的確な情報が提供されるため、プロフィールと検索キーワードとの関連性を高められます。 - 距離
「距離」はその言葉どおり、ユーザーが指定した場所と店舗の近さです。近くにある店舗ほど優先して検索結果に表示されやすくなります。検索キーワードに場所が含まれていなければ、検索ユーザーの現在地情報にもとづいて距離が計算されます。 - 視認性の高さ
「視認性の高さ」は、かんたんにいうと「ビジネスがどれだけ広く知られているか」です。
たとえば、ウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)やGoogleのクチコミ評価、オフラインでの評判などが評価に含まれます。
このようにGoogleは上記3つの要素をベースに掲載順位を決めています。
ローカル検索の仕組みについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください。
「ローカル検索」とは?順位が決まる仕組みと上位表示する対策方法 -webma-
不動産会社がMEOで上位表示するための9つのポイント
それでは実際にMEOで上位表示するためのポイントを見ていきましょう。
- ターゲットキーワードを決める
- Googleビジネスプロフィールの情報をもれなく埋め、最新に保つ
- 適切なビジネスカテゴリを設定する
- 写真を充実させる
- 投稿機能を活用する
- NAP情報を統一する
- クチコミを促す
- クチコミに返信する
- SNSやポータルサイトも活用する
それぞれ解説します。
1.ターゲットキーワードを決める
どのような検索に対して自店舗の情報を表示させたいのか、ターゲットとするキーワードを決めておきましょう。
不動産会社では、次のようなキーワードで対策するケースが多いです。
- 「地域名 + 不動産」(例:「恵比寿 不動産」)
- 「地域名 + 不動産会社」(例:「恵比寿 不動産会社」「恵比寿 不動産業者」)
- 「地域名 + 不動産 + サービス内容」(例:「恵比寿 不動産 賃貸」「恵比寿 不動産 マンション」「恵比寿 不動産 仲介」)
- 「(近くの)不動産屋」
ただし「地域名」のエリアが広くなればなるほど、上位表示は難しくなります。
そのため、地域名は「東京 不動産」のように範囲が広いものではなく、「渋谷区 不動産」や「恵比寿 不動産」のように、最寄駅の名前や近辺のエリア名に絞りましょう。
また、すでにGoogleビジネスプロフィールに登録している方は、パフォーマンス機能を使って「検索内容」を参考にするのもおすすめです。
「現在、どのような検索キーワードでビジネス情報が表示されているか」を確認できるので、ニーズのあるキーワードなど、ヒントが得られるはずです。
2.Googleビジネスプロフィールの情報をもれなく埋め、最新に保つ
「Googleビジネスプロフィールの情報をもれなく埋め、情報を常に最新・正確に保つ」
これがMEOの基本であり、最も重要な施策です。
Googleビジネスプロフィールの情報を充実させることで、不動産会社を探すお客さんに対して詳細な店舗情報を提供できます。
また、情報を増やすことで検索キーワードとの関連性が高まり、ターゲットキーワードで上位表示しやすくなります。
Googleビジネスプロフィールでは、以下のような基本情報が登録可能です。
- ビジネス名
- ビジネスカテゴリ
- 説明
- 開業日
- ビジネス所在地(およびサービス提供地域)
- 営業時間(および特別営業時間)
- 電話番号
- ウェブサイト
- その他
- 写真
各情報をもれなく記載しておきましょう。
なかでも、営業時間を正確に保つことは必須です。
不動産会社では、土日・祝日に問い合わせや来店が集中しやすい傾向があります。
そのため、特に土日・祝日の営業時間や定休日は定期的にチェックして、常に最新に保っておくようにしましょう。
営業時間が正確でないと「店舗まで足を運んだのに、閉まっていた」というネガティブなクチコミにつながったり、「本当に今日営業しているかな?」とお客さんを不安に感じさせてしまいます。
コロナ禍で営業時間が変動している場合も多いですが、常に最新の営業時間を反映させるようにしてください。
各基本情報を入力する際には細かな注意点もありますので、初めての方は以下のGoogle公式ガイドラインを確認しながら入力することをおすすめします。
Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン – Google ビジネス プロフィール
3.適切なビジネスカテゴリを設定する
「カテゴリ」は、ランキングに直接影響する要素です。
参考:ビジネス プロフィールのカテゴリを選択する方法 – Google ビジネス プロフィール ヘルプ
あなたの不動産ビジネス全体を最も的確に表しているカテゴリを1つ選択しましょう。
「事業に何が含まれるか」ではなく「事業が何であるか」という観点で選択するのがポイントです。
「不動産」と入力すると、以下の画像のようにカテゴリの候補が表示されます(選択式)。
Googleビジネスプロフィールのカテゴリ登録画面
「不動産仲介業」と「不動産仲介業者」の2つがあるので迷う方がいるかもしれませんが、海外で実施された調査では、「real estate agent」と「real estate agency」で大きな差はでなかったとのこと。
日本では「不動産仲介業」をメインカテゴリにしていることが多いので、不動産仲介を主な事業としている場合には、こちらを設定しておくと良いでしょう。
不動産の管理がメインの事業であれば「不動産管理会社」、というように最も事業にマッチするカテゴリを選ぶようにしてください。
4.写真を充実させる
店舗の魅力が伝わるような写真を充実させましょう。
Googleは、「ローカル検索結果でビジネスの表示頻度を最大化する方法」として写真の追加を推奨しています。
写真の数が少ない不動産会社は、写真を充実させるだけで、表示頻度や閲覧数、ユーザーのリアクションにも良い影響が期待できます。
たとえば、不動産の営業スタッフの写真や、お客さまに物件を紹介している様子の写真があれば、実際に来店したときのイメージがしやすいですよね。
以下のようなさまざまな写真を投稿し、店舗の雰囲気が伝わるようにしましょう。
- 外観の写真:正面だけでなく、右・左からなどお客様が来店するさまざまな角度での写真。
- 店内の写真:店舗全体の雰囲気・内装が伝わる写真や、来店したお客様に不動産を紹介する席やデスクの写真。
- 不動産スタッフの写真:不動産営業チームの人間味や個性が伝わる写真。
- サービス提供中の写真:お客様に物件を紹介しているときの写真。
- 会社のロゴ
ただし、アップロードする写真のサイズや形式には、以下のように推奨される基準があるので、基準を守って投稿するようにしてください。
- 形式: JPG または PNG
- サイズ: 10 KB~5 MB
- 推奨解像度: 縦 720 ピクセル、横 720 ピクセル
- 最小解像度: 縦 250 ピクセル、横 250 ピクセル
- 品質: ピントが合っていて十分な明るさのある写真を使用します。大幅な加工や過度のフィルタ使用は避けてください。雰囲気をありのままに伝える画像をお選びください。引用元:ビジネス プロフィールの写真や動画を管理する – Google ビジネス プロフィール ヘルプ
5.投稿機能を活用する
Googleビジネスプロフィールには、自社に関する「最新情報」や「特典」「イベント」などを、SNSやブログのようにユーザーに対して発信できる投稿機能があります。
定期的に投稿をおこなうことで、ユーザーに「きちんと情報を管理している」という信頼感を与えたり、自店舗の取り組みを広く宣伝したりすることが可能です。
狙っているキーワードと関連性の高い投稿をすると、特にMEOに効果的とされています。
不動産会社は以下のような投稿をして、来店前のお客さんに有益な情報提供をすることを意識すると良いでしょう。
- 内覧会イベントの告知
- 新生活・新入学キャンペーンの告知
- 年末年始や夏季の休業日の告知
- 新たに募集を開始した物件情報
- 物件選びのポイントやマンション購入時に考えるべきポイントなど、お役立ち情報
ただし、投稿に電話番号が含まれていると不承認になることがあるので注意してください。
6.NAP情報を統一する
会社・店舗の情報を記載する際には、「NAP」の表記を統一することが重要です。
NAPとは、以下の3つの情報を指します。
- N:Name(名前)
- A:Adress(住所)
- P:Phone(電話番号)
前述のとおり、Googleは「視認性の高さ(=知名度や評判)」を評価しています。
インターネット上で言及されるときに、NAPの表記が統一されているほうが、Googleは「この店舗に関する情報だ!」と認識しやすいと考えられています。
ユーザー目線でも表記が統一されているほうが、迷うことがないですよね。
たとえば、Webサイトでの表記は「〇〇不動産恵比寿店」なのに、Googleマップでは「〇〇不動産恵比寿駅前点」とバラツキがあると、ユーザーは不安になるかもしれません。
以下のようにNAPを掲載する各箇所では、表記を統一するように注意してください。
- GoogleビジネスプロフィールのNAP情報
- Webサイトに掲載しているNAP情報
- SNSアカウントのプロフィール欄のNAP情報
- 「スーモ」や「アットホーム」に掲載するNAP情報
全角・半角(「1丁目」「1丁目」)や大文字・小文字(「P不動産」「p不動産」)など、細かな表記にもバラツキが出ないようにしておくことをおすすめします。
7.クチコミを促す
前述のとおり、Googleマップのクチコミを頼りに不動産会社を選ぶユーザーは非常に多いです。
クチコミはランキングにも大きく影響する要素です。
Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。
ただし待っているだけでは、なかなかクチコミは増えません。
特にクチコミが10件に満たない不動産会社は、物件を紹介して満足度が高かったお客様にクチコミを依頼するなど、積極的に働きかけましょう。
- 理想の物件や希望通りの不動産で契約ができたお客様に、声かけをする
- QRコードを掲載したPOPやチラシを店内の目立つところに設置する
- お客様へのお礼メールで投稿を一緒に依頼する
- お客様にお渡しする契約書類にQRコードを掲載したチラシも同封する
クチコミ投稿ページのQRコードの発行手順は、以下のページで確認できます。
掲載ページのQRコードを取得したいのですが、どうしたらいいのかわかりません。 – Google ビジネス プロフィール コミュニティ
8.クチコミに返信する
クチコミを管理し、お客様に返信することも重要なポイントです。
すでに説明したとおり、クチコミは多くのユーザーがチェックする部分だからです。
クチコミへの真摯な対応をすることで、会社の信頼度をアップさせることができます。
良いクチコミをいただいた場合には、以下のようにお礼と物件・店舗の魅力を伝えるメッセージを返信すると良いでしょう。
反対に、「予約して行ったが、物件を紹介してもらうまでに1時間待たされた」「その物件の良い所の説明しかなかったので、こんなトントン拍子で大丈夫か不安になりました」など、ネガティブなクチコミをいただくこともあるはずです。
ネガティブなクチコミは、放置してしまうと、他の閲覧者にもそのまま悪い印象を与えてしまいますので、必ず返信しましょう。
- 事実と異なる場合:誤解ではないか?を確認する。事実を発信する。
- 事実の場合:素直に謝罪し「今後こうしていきます」と、対応する姿勢を示す。
口コミへの返信方法や例文を詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
Googleの口コミ返信の例文10選|型やポイントも紹介 -webma-
9.SNSやポータルサイトも活用する
SNSでの情報発信や、ポータルサイトでの掲載も同時におこない、自店舗の情報をインターネット上に増やすことを心がけましょう。
なぜなら、「視認性の高さ(=知名度や評判)」がGoogleの評価に影響するからです。
SNSで話題になったり、さまざまなWebサイトであなたの不動産会社が紹介されれば、視認性を高められます。
不動産ポータルサイトだけでなく、地域の情報をまとめた地域のポータルサイトでも情報を掲載できるチャンスがあるので、ぜひ調べてみてください。
他媒体であれ、会社のことやサービスのことが話題になれば、MEOにも有利に働きます。
以上、不動産会社がMEOに取り組む際の9つのポイントをご紹介しました。
不動産会社のMEO成功事例
弊社がMEO施策を支援させていただいた不動産会社様の事例を1つご紹介します。
東京都内のとある地域にて、不動産仲介業をおこなっているお客様です。
お客様の特定を避けるため具体的な地域名はここでは伏せますが、地域内で不動産会社を探しているユーザーを対象に「地域名 + 不動産」などで上位表示を狙って対策をしました。
結果として、対策前と比較すると以下のように大きくパフォーマンスが改善しました。
- 平均順位:10位 → 1位(9位上昇)
- ビジネスプロフィールを閲覧したユーザー数:918回 → 1,820回 (198%上昇)
実施したことは、この記事でもご紹介したような基本的な対策です。
- Googleビジネスプロフィールの情報修正
- Googleビジネスプロフィールでの「投稿」
- 外部対策
MEOを意識した対策をするかどうかで、パフォーマンスに大きく差が出ることがわかります。
弊社エクスコアでは、他にもさまざまなMEOの実績がございます。
実績やMEOサービスの費用など、より詳細な情報が知りたい方は、以下のリンク先で資料をご確認ください。
資料は無料でダウンロードいただけます。
MEO対策|サービス資料 -webma-
不動産会社がMEOで注意すべき点
最後に、不動産会社がMEOで注意すべき点を3つご紹介します。
- Googleビジネスプロフィールのガイドラインを遵守する
- 不動産物件を登録するのは不可
- 最低限のSEO施策もおこなう
1.Googleビジネスプロフィールのガイドラインを遵守する
Googleビジネスプロフィールには、ガイドラインが存在します。
ビジネス プロフィールに関連するすべてのポリシーとガイドライン – Google ビジネス プロフィール ヘルプ
ガイドラインに違反していると、ビジネスプロフィールを停止されたり、最悪の場合には削除されたりすることがあるので注意が必要です。
ガイドラインには、ビジネスプロフィールを作成する際に満たすべき条件や禁止事項が記載されています。
一例ですが、以下のような行為はガイドライン違反になります。
- 上位表示を狙ってビジネス名にキーワードを追加する
(例:正確な名称が「さるかに不動産」なのに「さるかに不動産|東京都 渋谷区 恵比寿 不動産仲介 賃貸 マンション」と記載するなど。ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。) - 割引や特典と引き換えに、顧客にクチコミを投稿してもらう
気づかずにガイドラインに抵触していることがないよう、必ず目を通しておきましょう。
2.不動産物件を登録するのは不可
管理している物件の情報を、ビジネス情報として登録・管理することはできません。
不動産会社がビジネスプロフィールで管理できるのは、サービスを提供している店舗のビジネス情報です。
Googleのガイドラインに、次のような記載があります。
以下のビジネスはビジネス プロフィールの対象になりません。
- 別荘、モデル住宅、アパートの空き部屋などの不動産賃貸物件や販売物件。ただし、販売または賃貸業務を行うオフィスはオーナー確認の対象になります。
引用元:Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン – Google ビジネス プロフィール ヘルプ –
上記のとおり、取り扱っている物件の情報を地点登録することはできないので、注意しましょう。
3.最低限のSEO施策もおこなう
MEOとSEOは、セットで取り組むことで最大のパフォーマンスが発揮できます。
店舗のWebサイトに対するGoogleの評価が高まれば、それに伴ってMEOにも良い影響が出る可能性が高いです。
また、仮にMEOで上位表示できていても、
- リンク先のWebサイトが使いづらい
- リンク先のWebサイトに欲しい情報がない
といった状況では、お客さんはあなたの会社を選ばないかもしれません。
可能な限りSEOを意識したサイト整備やコンテンツの作成もおこないましょう。
不動産会社がSEOで狙うべきキーワードやポイントは、以下の記事で解説していますので、こちらも参考にしてください。
不動産業界でSEOは効果的?狙うべきキーワードと注意点を解説 -webma-
SEOとMEOの違いについては、以下の記事で解説しています。
今注目のMEOとSEOの違いを徹底比較!メリット・デメリットも -webma-
【まとめ】まだMEOに取り組んでいない不動産会社は早めに対策を!
不動産会社がMEOで上位表示するための9つのポイントをご紹介しました。
自社の課題点やこれから必要な対策は、洗い出せましたでしょうか?
- ターゲットキーワードを決める
- Googleビジネスプロフィールの情報をもれなく埋め、最新に保つ
- 適切なビジネスカテゴリを設定する
- 写真を充実させる
- 投稿機能を活用する
- NAP情報を統一する
- クチコミを促す
- クチコミに返信する
- SNSやポータルサイトも活用する
上記9つのポイントを一つ一つ丁寧に対策していきましょう。
弊社エクスコアでは、MEOサービスを提供しています。
「プロにMEOを依頼したい」という方は、以下のリンク先から1分でお問い合わせが可能です。
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弊社のサービスに関する質問はもちろん、MEO施策に関する疑問や不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。
株式会社エクスコアのコンテンツディレクター・ライター。
1996年生まれ。大学で言語学専攻を卒業したのち、エクスコアに入社。2020年からオウンドメディア「Webma」の運営に従事し、コンテンツ制作・編集・SEO業務に携わる。累計100記事以上を執筆し、PV数・CV数400%超成長に貢献。