【基本】GDNターゲティングとは?ターゲティングの種類や特徴を解説

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「GDNターゲティングって何ができるのだろう」と疑問に思ってはいませんか?

GDNターゲティングにどのような種類や特徴があるか理解しないと、的外れなターゲティングをしてしまう可能性があります。

この記事では、基本的なターゲティング機能の特徴を簡単にまとめています。

内容をしっかり理解して、広告運用に活用していきましょう。

この記事でわかること

  • GDNターゲティングとは何か
  • GDNターゲティング機能の種類と特徴

これから広告運用を始めたい方はぜひご覧ください。

まずGDNとは何か?

GDNとは、「Googleディスプレイネットワーク」の略称です。Google広告で使用できるディスプレイ広告を指します。

GDNターゲティングには以下の2種類があります。

GDNターゲティングの種類

  • 」を対象としたターゲティング
    「どのような人に広告を表示するか」を設定できる
  • 掲載面」を対象としたターゲティング
    「どこに広告を表示するか」を設定できる

GDNターゲティングでは、広告を見てもらいたいユーザーの興味・関心、属性などの情報を設定することで、効果的な広告表示が可能です。

GDNターゲティングの種類

前述のとおり、GDNターゲティングは「人」と「掲載面」に対してターゲティングが可能です。

「人」「掲載面」には数種類のターゲティング機能があります。

GDNターゲティングの種類

「人」に対するターゲティング
(オーディエンスターゲティング)

  • アフィニティセグメント
  • ライフイベント
  • 購買意向の強いセグメント
  • カスタムセグメント
  • データセグメント(旧称:リマーケティング)
  • 詳しいユーザー属性

「掲載面」に対するターゲティング

  • トピックターゲット
  • プレースメントターゲット
  • キーワード

それぞれの機能について確認していきましょう。

参考:オーディエンス ターゲティングについて – Google 広告 ヘルプ
参考:コンテンツ ターゲットについて – Google 広告 ヘルプ

「人」を対象にしたターゲティング(オーディエンスターゲティング)

「人」を対象にしたターゲティングは、「オーディエンスターゲティング」と呼ばれています。

ユーザーの興味・関心、属性(年齢や性別、家族構成など)を設定することで、ピンポイントで自社商品に興味がありそうなユーザーへの広告表示が可能です。

オーディエンスターゲティングには、数種類のターゲティング機能が備わっています。

それぞれ、どのようなターゲティングができるのか確認していきましょう。

「人」を対象としたターゲティング機能

  • アフィニティセグメント
  • ライフイベント
  • 購買意向の強いセグメント
  • カスタムセグメント
  • データセグメント(旧称:リマーケティング)
  • 詳しいユーザー属性

1つずつ確認していきましょう。

アフィニティセグメント

アフィニティセグメントは、ユーザーが興味・関心を持っているカテゴリに対して広告表示できるターゲティング機能です。

利用できるアフィニティカテゴリは以下のとおりです。(2022年9月時点)

アフィニティカテゴリ

  • 銀行、金融
  • 美容、健康
  • フード、ダイニング
  • 家庭、園芸
  • ライフスタイル、趣味
  • メディア、エンターテイメント
  • ニュース、政治
  • ショッピング好き
  • スポーツ、フィットネス
  • テクノロジー
  • 旅行
  • 乗り物、交通機関

たとえば、自社商品が「国内旅行」に関係するものである場合、カテゴリは「旅行」を選択します。

「旅行」を選択すれば、さらに「出張の多い人」「旅行好き」に選択肢が分かれるため、自社が対象としているターゲットに合わせて選択可能です。

ライフイベント

ライフイベントとは、引越しや結婚といった、人生の大きな節目を迎えているユーザーに対してターゲティングできる機能です。

以下は、利用可能なライフイベントのカテゴリです。(2022年9月時点)

ライフイベントのカテゴリ

  • マイホームの購入
  • 大学卒
  • 定年退職
  • 引越し
  • 結婚
  • 起業
  • 転職

大きな節目となるイベントは頻繁に起こることではないため、前述のアフィニティよりもアプローチできる数は少なくなります。

ですが、イベントに沿った訴求やサービスを配信する際に活用すれば、購入率が高まることが多いです。

たとえば、結婚のタイミングで「結婚式場」「結婚指輪」などの広告をだすと、購入を検討する人が増えやすくなります。

購買意向の強いセグメント

購買意向の強いセグメントは、自社に似ている商品やサービスを検討している、または購入を前向きに考えているユーザーに対して広告表示できる機能です。

購入する可能性が高いユーザーに向けて発信できるため、コンバージョン率を上げたい場合に活用すると効果を発揮しやすくなります。

カスタムセグメント

カスタムセグメントは、「キーワード」「URL」「アプリ」を設定すれば、それらに興味・関心があるユーザーに向けて広告を表示できます。

それぞれ、以下のユーザーに広告表示が可能です。

設定できるカテゴリ

広告表示できるユーザー

キーワード

設定したキーワードに関連した商品やサービスに興味・関心があるユーザー

URL

設定したURLと似たようなWebサイトにアクセスしているユーザー

アプリ

設定したアプリと似たようなWebサイトにアクセスしているユーザー

注意

設定した「URL」「アプリ」に広告が表示されるわけではありません。

データセグメント(旧称:リマーケティング)

データセグメントは、一度自社サイトにアクセスしたことのあるユーザーに対して、広告表示できるターゲティング機能です。

検索やショッピング、Gmail、YouTube、ディスプレイ広告で使用可能です。

詳しいユーザー属性

詳しいユーザー属性は、設定したユーザーの年齢や性別、世帯年収などのデータをもとに広告表示する機能です。

設定することで、特定のユーザーにピンポイントで広告を配信できます。

以下は、設定できるユーザー属性です。(2022年9月時点)

設定できるユーザー属性

選択肢

年齢

  • 「18~24 歳」
  • 「25~34 歳」
  • 「35~44 歳」
  • 「45~54 歳」
  • 「55~64 歳」
  • 「65 歳以上」
  • 「不明」

性別

  • 「女性」
  • 「男性」
  • 「不明」

世帯年収

  • 「上位 10%」
  • 「11~20%」
  • 「21~30%」
  • 「31~40%」
  • 「41~50%」
  • 「下位 50%」
  • 「不明」

子供の有無

  • 「子供あり」
  • 「子供なし」
  • 「不明」

「掲載面」を対象にしたターゲティング

「掲載面」のターゲティング機能は以下の3つです。

「掲載面」を対象としたターゲティング機能

  • トピックターゲット
  • プレースメントターゲット
  • キーワード

詳しく見ていきましょう。

トピックターゲット

トピックターゲットは、指定したトピックに関するWebサイトや動画、アプリに広告を表示できます。

たとえばトピックを「ゲーム」に設定すると、ゲームに関連するWebサイトや動画などに広告を配信できます。

以下は選択できるトピックの内容です。(2022年9月時点)

選択できるトピック

  • アート、エンターテインメント
  • インターネット、通信
  • オンライン コミュニティ
  • ゲーム
  • コンピュータ、電化製品
  • ショッピング
  • スポーツ
  • ニュース

プレースメントターゲット

プレースメントターゲットは、特定のWebサイトやWebページ、アプリを指定して広告配信が可能です。

たとえば「マーケティング」に関連したWebサイトに広告を配信したい場合は、「ウェブサイト」のカテゴリを押したあと、検索欄に「マーケティング」と入力します。

検索にかけるとマーケティングに関連するWebサイトが表示されるため、配信したいサイトを選択すると設定できます。

またキーワードだけではなく、実際に掲載したいWebサイトのURLを検索することも可能です。

キーワード

キーワードを設定すると、関連性のあるWebページに広告を表示できます。

自社商品やサービスに関連したキーワードを設定しましょう。

その他のターゲティング

GDNターゲティングでは、「人」や「掲載面」以外でもターゲティングをおこなえます。

その他のターゲティング

  • 地域ターゲティング
  • 曜日・時間帯ターゲティング
  • デバイスターゲティング

1つずつ確認していきましょう。

地域ターゲティング

地域ターゲティングは、特定の地域に住む人や通いやすい人、関心を持っている人に向けて広告表示できる機能です。

たとえば横浜市にあるカフェに人を集めたい場合、「横浜市」と設定すれば、横浜市に住む人や訪問しやすい人、関心のある方に向けて広告が配信できます。

曜日・時間帯ターゲティング

広告を配信する曜日や時間帯を指定が可能です。

ターゲットが広告を見やすい曜日や時間帯にターゲティングすることで、効果的に広告配信できます。

たとえば、オフィスワーカーをターゲットとする場合、「通勤・帰宅時間帯なら広告を見てもらえるかな」と予測をたてて時間を設定します。

自社が広告を表示したいターゲットの生活リズムを想像し、ターゲティングを設定していきましょう。

デバイスターゲティング

デバイスターゲティングでは、パソコンやスマートフォンといった機器にどの程度の割合で広告を配信するか決められます。

ターゲットが、どの機器をよく使用しているか予測をたててから設定しましょう。

以下は設定できる機器です。

設定可能な機器

  • パソコン
  • モバイル
  • タブレット

【まとめ】GDNターゲティングの基礎を知り広告運用に活かそう

今回の記事では、GDNターゲティングの種類や特徴についてまとめました。

ターゲティングには「人」と「掲載面」を対象とした機能が備わっています。

GDNターゲティングでは、以下の機能を使用できます。

GDNターゲティングの種類

「人」に対するターゲティング
(オーディエンスターゲティング)

  • アフィニティセグメント
  • ライフイベント
  • 購買意向の強いセグメント
  • カスタムセグメント
  • データセグメント(旧称:リマーケティング)
  • 詳しいユーザー属性

「掲載面」に対するターゲティング

  • トピックターゲット
  • プレースメントターゲット
  • キーワード

また、上記以外にも以下のターゲティングを使用できます。

その他のターゲティング

  • 地域ターゲティング
  • 曜日・時間帯ターゲティング
  • デバイスターゲティング

自社がどのようなユーザーに向けて発信したいかを定めたうえで、ターゲティングを設定しましょう。

もし、「ターゲットの定め方がわからない」「ターゲティングのやり方に自信がない」と感じる場合は、広告代理店に依頼するのも考えておくと良いでしょう。

広告はターゲティング以外にも、広告やバナーデザイン、LPなどのクリエイティブでも出来が重視されます。

広告効果を最大限に高めるためにも、広告運用のプロに依頼することも視野に入れておくことをおすすめします。

弊社でも、ディスプレイ広告の運用をおこなっておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

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