こんにちは!Webma編集部です。
当サイトでは毎月1回、SEO担当者がチェックしておくべき最新情報をピックアップしてお届けしています。
今回は10月にGoogleが公表した3つのトピックをご紹介します。
- Googleの検索品質評価ガイドラインがアップデート
- Google、ECサイト向けのガイドを公開
- 3つのテストツールがURL検査ツールと同じ機能・UIに調整
さっそく見ていきましょう!
目次
Googleの検索品質評価ガイドラインがアップデート
Googleは2021年10月19日に、アップデートされた「検索品質評価ガイドライン」を公開しました。
「検索品質評価ガイドライン」は、外部の評価者たちがGoogle検索の品質を評価をするための、いわば「マニュアル」のようなものです。
前回この資料が改訂されたのは2020年10月だったので、およそ1年ぶりのアップデートになりました。
主な変更点として、Googleは以下のような項目を挙げています。
- YMYLのサブカテゴリー「Groups of people(人々のグループ)」の定義を拡大
- ウェブサイトおよびコンテンツ制作者の評判情報を調査する方法に関するガイダンスを刷新
- 「Lowest Page Quality(最低ページ品質)」のセクションを再構成・更新し、新しい構成に合わせて例を再構成・更新
- 「Lowest Page Quality」セクションとの重複を排除するため、「Upsetting-Offensive(動揺・攻撃的)」の定義を簡素化
- 全体的なマイナーチェンジ(一貫性を保つためにスクリーンショットやURL、表現、例を更新、古い例の削除、誤字の修正など)
引用元:General Guidelines
※翻訳は弊社によるものです(オリジナルは英語です)。
Googleは検索品質評価者たちのフィードバックを受けて、検索アルゴリズムの改良をおこないます。
SEO担当者はサイト改善のヒントを得るためにも、一度目を通しておきましょう。
改定前のバージョンと比較して各項目がどのように変更されたかは、Jennifer Slegg氏のブログが参考になるので、こちらも確認してみてください。
The SEM Post – Google Quality Rater Guidelines: The Low Quality 2021 Update
Google、ECサイト向けのガイドを公開
2021年10月4日、Google検索セントラルの日本語版にECサイト向けの最適化ガイドを追加しました。
Google検索セントラル – Google 検索での e コマースに関するおすすめの方法
ここ数年の間にECサイトを運営する企業が増えたことを受けての対応でしょう。
このガイドには、ECサイトをGoogleに最適化するための以下のようなドキュメントが含まれています。
- Google で e コマース コンテンツが表示される場所
- 商品データを Google と共有する
- e コマース関連の構造化データを組み込む
- 新しい e コマースサイトの開設方法
- e コマースサイトの URL 構造を設計する
- e コマースサイトの構造を Google が把握できるようにする
- ページ分け、段階的ページ読み込み、それらの Google 検索に対する影響
ユーザーに、サイトや商品を見つけてもらいやすくするポイントが具体的にまとめられているので、ECサイトに関わる方は要チェックです。
3つのテストツールがURL検査ツールと同じ機能・UIに調整
2021年10月11日、Googleは提供する3つのテストツールをアップデートしたことを発表しました。
対象のツールは、次の3つです。
具体的には、3つのツールに Search Consoleの「URL検索ツール」と同じ機能・UIが実装されました。
これらのテストツールは、Search Consoleの「URL検査ツール」とは異なり、それぞれ独立したツールです。
今回の変更により、3つのテストルールでも、以下の情報が取得できるようになりました。
- ページの有効性 – Google がページをクロールできたか、ページがいつクロールされたか、または URL のクロール時にどのような障害が検出されたかを示します。
- HTTP ヘッダー – 検査した URL から返された HTTP ヘッダー応答。
- ページのスクリーンショット – Google から見えるとおりにレンダリングされたページ。
- ペア設定された AMP 検査 – 正規 URL と AMP URL の両方の検査結果。
引用元:Google検索セントラルブログ – Search Console のテストツールと URL 検査ツールの機能の統一
利用したことがない方も、この機会に一度使ってみてはいかがでしょうか。
最後に
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