【Googleの公式声明あり】Webサイトの滞在時間はSEOに関係する?

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  • SEO対策とWebサイトの滞在時間の関係性が気になっていませんか?

    結論から言うと、弊社ではSEO対策とWebサイトの滞在時間は間接的に影響しあっていると考えています。

    とはいえ、SEO対策とWebサイトの滞在時間の関係性については、いまだに明らかにされていないことも事実です。

    そこでこの記事では、SEO対策とWebサイトの滞在時間の関係性について以下のトピックを解説します。

    解説するトピック

    • SEO対策とWebサイトの滞在時間の関係性についての事実と考察
    • Webサイトの滞在時間を伸ばす方法
    • GoogleアナリティクスでWebサイトの滞在時間を確認する方法

    SEO対策とWebサイトの滞在時間の関係性について知りたい方や、すでにSEO対策に取り組んでいる方はぜひ参考にしてください。

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    Webサイトの滞在時間はSEOに関係する?

    Googleは2016年にWebサイトの滞在時間について、公式声明を発表しています。

     

    上記の動画ではGoogleの社員であるジョンミュラー氏が、『Googleアナリティクスのデータとランキングは紐づいていない』と言及しています。

    つまり『Webサイトの滞在時間はSEOのランキング要因ではない』と考えるのが自然であり妥当でしょう。

    これはGoogleからの公式声明なので、紛れも無い事実でしょう。

    しかし、この動画は2016年8月26日に公開された動画なので、この情報は決して新しい情報とは言えません。

    つまり、2016年8月からこれまでのアルゴリズムアップデートにより、Webサイトの滞在時間がランキング評価の要素として加えられている可能性も否定はできません。

    なんとも歯切れが悪い結論ですが、事実と想像を切り分けて考えると、現状はGoogleが言うようにWebサイトの滞在時間はSEOのランキング要因ではないと考えるのが良いでしょう。

    SEOに関係なくとも滞在時間は長い方が良い

    SEOとは直接的に関係ないWebサイトの滞在時間ですが、Webサイトの理想の状態は『直帰率が低く平均滞在時間が長い』です。

    そのため、滞在時間は長い方が良いと言えるでしょう。

    Webページは以下4つの評価に大別できます。

    Webページの評価4つ

    1. 直帰率が低く平均ページ滞在時間が長い
    2. 直帰率は高いが平均ページ滞在時間が長い
    3. 直帰率は低いが平均ページ滞在時間は短い
    4. 直帰率が高く平均ページ滞在時間も短い

    上から順にWebページの評価が高いと判断できます。

    直帰率が低いということは、ユーザーはそのWebページに興味がある可能性が高く、滞在時間が長いということはそのWebページを読み込んでいる可能性が高いです。

    そのため、SEOにかかわらずすべてのWebサイト運営者は『直帰率が低く平均滞在時間が長いWebサイト』を目指すべきなのです。

    このような状態を目指すことで、間接的にSEOに良い影響を与える可能性は十分に考えられるでしょう。

    GoogleはGoogleが掲げる10の事実というWebページで

    『ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。』
    引用:Google が掲げる 10 の事実

    と言及しています。

    『直帰率が低く平均滞在時間が長いWebサイト』はユーザーニーズを満たしている可能性も高いので、結果的にSEOで良い評価を得られる可能性も高いでしょう。

    検索キーワードによってはコンテンツの文字数を意図的に少なくし、結果的に滞在時間が短くなってしまうケースもありますが、基本的には滞在時間は長い方が理想的であることは変わりません。

    そこで次の章からは直帰率を下げる方法と滞在時間を伸ばす方法を解説します。

    直帰率を下げて滞在時間を伸ばす方法

    次に直帰率と滞在時間を改善する方法を紹介します。

    直帰率と滞在時間を改善することを目的として、コンテンツを制作するのは本質的ではありませんが、主に以下の方法で改善できると覚えておきましょう。

    直帰率と滞在時間を改善する方法

    • Adove the fold(ファーストビュー)を改善する
    • コンテンツのクオリティをあげる
    • 内部リンクを増やし回遊率をあげる
    • ページ表示速度を上げる

    直帰率・滞在時間改善の基本的な考え方としては『ユーザーが興味のあるコンテンツをわかりやすく伝える』『ユーザーのストレスを減らす』の2つが重要です。

    Googleアナリティクスで滞在時間を確認する方法

    ユーザーの滞在時間を実際に知るには、Googleアナリティクスで確認することができます。

    Googleアナリティクスで「滞在時間」を示す指標は2つあります。

    「滞在時間」を示す指標2つ

    • 「平均セッション時間」
    • 「平均ページ滞在時間」

    それぞれの意味を理解することで、Webサイト・Webページをそれぞれ適切に評価できるようになります。

    それぞれの指標とGoogleアナリティクスでの確認方法を解説します。

    「平均セッション時間」

    「平均セッション時間」とは、一人のユーザーが同一のWebサイト内に滞在していた時間のことです。

    1つのWebページだけでなく、Webサイト内の他のWebページに滞在した時間も含んだ時間が平均セッション時間です。

    平均セッション時間を知ることで、Webサイト全体を評価することができます。

    実際にGoogleアナリティクスで平均セッション時間を検索するための手順は以下の通りです。

    Googleアナリティクスの「ユーザー」⇒「概要」で「平均セッション時間」を確認可能

    アナリティクス 平均セッション セッションについては当サイトの別記事で詳しく解説しています。

    「平均ページ滞在時間」

    「平均ページ滞在時間」はユーザーがWebサイトのなかにある特定のWebページに滞在した時間の事です。

    直帰率と平均ページ滞在時間をあわせて確認することで、Webページを適切に評価できます

    実際にGoogleアナリティクスで平均ページ滞在時間を確認するための手順は以下の通りです。

    Googleアナリティクスの「行動」⇒「概要」で「平均ページ滞在時間を確認可能

    アナリティクス 平均ページ滞在

    まとめ

    SEOのランキング要素として「滞在時間」は、直接影響していません。

    しかし、Webページの滞在時間は読者に有益なであるかを知ることができる重要な指標です。

    Webページの評価は以下の4つに分類できます。

    Webページの評価4つ

    1. 直帰率が低く平均ページ滞在時間が長い
    2. 直帰率は高いが平均ページ滞在時間が長い
    3. 直帰率は低いが平均ページ滞在時間は短い
    4. 直帰率が高く平均ページ滞在時間も短い

    Webページのベストな状態は『直帰率が低く平均ページ滞在時間が長い状態なので、その状態を目指すことがWebサイト運営者の一つのミッションです。

    滞在時間を意識してサイト設計や記事の作成をしていけば、結果的にSEOにポジティブに働く可能性は十分に考えられます。

    ライティングを念頭に正しい情報をユーザーにとって便利な形で届けられるように、改善していきましょう。

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