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ページレイアウトアルゴリズムとは
ページレイアウトアルゴリズムとは2012年に初めて更新が発表された検索エンジンアルゴリズム改善の1つで「表示したWebサイトの Above the foldに過度の広告があり検索ユーザーのユーザビリティを下げているサイト」の評価を下げるアップデートのことです。
2012年に発表された際には当時のWebサイトの1%に影響を与えると言われておりました。
ページレイアウトアルゴリズム更新の背景
Webサイトで収益をあげる方法の1つに「広告」があります。
そこで「広告」で収益をあげるため、「過度に広告を表示し、ユーザーが求める情報がどこにあるかわからないWebサイト」が多くなったことがページレイアウトアルゴリズム更新の背景にあります。
まずはGoogleのWebマスター向けのガイドラインを参照すること
「広告をどれくらい削除すればいいのか」「アルゴリズムにかからないようにするにはどうすればいいのか」など明確な基準はありません。
Above the foldに広告を掲載すること自体も問題はありません。
こういう場合には、GoogleのWebマスター向けのガイドラインに立ち返ることが基本です。
基本方針の一番上に「検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。」とあります。
自分が検索ユーザーだったら使いたいと思えるサイトなのかを考えサイトを構築しましょう。
参考: https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja
Above the foldの重要性
Above the foldとはページ表示時に、スクロールをしないで表示がされる画面領域のことです。
このAbove the foldはページを表示した際にWebサイト全体がどのようなサイトかをユーザーが判断する領域と言われ、一説にはページを表示して3秒でユーザーはページを去るか留まるかを決めると言われています。
そのためにAbove the foldには「h1タグ」や「各ページへのナビゲーション」「重要な下層ページへのリンク」などユーザーがWebサイトの情報へアクセスしやすく理解しやすい情報を入れ込んでいくことが求められます。
自身のWebサイトが誰に向けたコンテンツであり、そのコンテンツを求めるユーザーが求める情報を仮説検証し、より使いやすいAvobe the foldを作り上げましょう。
ページレイアウトを変更する際の注意点
ページレイアウトを変更する際には、デバイスの解像度の違いに注意しましょう。
パソコンとスマートフォンでは解像度が異なります。
そのため、PCとスマートフォンでは異なるレイアウトになることがあるのです。
特にスマートフォンではAbove the foldに入る情報はPCに比べると非常に少ないです。
そのため、PCでページレイアウトアルゴリズムに注意してもスマートフォンのAbove the foldに広告が過度に入ると、Googleからの評価が下がることがあるため注意しましょう。