「自身でMEOをやってみたけど、なかなか上がらない」
「お金をかけてMEOを専門の業者に依頼したけど、なぜか上がらない」
このようなお悩みを抱えている方は多くいらっしゃるでしょう。
MEOで順位が上がらない場合、重要なポイントを見落としているかもしれません。
本記事では、MEOで順位が上がらないときに見落としていがちなポイントを具体例を交えてご紹介します。
Googleが重要視している要因や、どうしても上がらないときの対処法も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
MEOで上がらないときに見落としがちなポイント
MEOでなかなか順位が上がらない場合、重要なポイントを見落としている可能性があります。
MEOで順位が上がらないときに見落としていることが多いポイントは、下記のとおりです。
- 上位表示を目指しているキーワードが商圏とあっていない
- 競合と比較して内部情報が充実していない
- 「メインカテゴリ」が自身のビジネスと一致していない
- 情報を頻繁に更新できていない
- 競合と比較してクチコミが少ない
- Webサイトが最適化されていない
- 規約違反の対策によってペナルティを受けている
- MEOを依頼した会社が何をしているか把握できていない
それぞれ詳しく解説します。
上位表示を目指しているキーワードが商圏とあっていない
上位表示を目指しているキーワードが商圏とあっていない場合、MEOで上がらない可能性が高いです。
MEOはマップ上の対策であることから、自身のビジネスが位置している場所やユーザーとの位置関係が順位に大きく影響します。
例えば、東京にある歯科医院が「大阪 歯医者」で上位表示を目指しても、対策は非常に困難でしょう。
これは大げさな例ですが、同じように対策する地域名のキーワードがビジネスの立地から離れれば離れるほど上がりにくくなります。
MEOで順位を上げるためには、自身のビジネスが位置している場所と商圏を考慮したキーワード選定が必要です。
競合と比較して内部情報が充実していない
MEOで順位が上がらない場合、競合と比較して内部情報が充実していないこともよくあります。
MEOで運用するGoogleビジネスプロフィールには、電話番号や住所、営業時間などの基本情報をはじめ、さまざまな内部情報を設定できます。
例えば「商品」や「サービス」の項目は、ユーザーの役に立つ情報であるにもかかわらず、意外と設定していない店舗も多いでしょう。
内部情報の充実度はそのままマップの順位に影響するため、競合のGoogleビジネスプロフィールを確認し、自身が設定できていない部分は設定することが大切です。
詳細なデータを入力する
ローカル検索結果は、検索語句との関連性が十分に高いものが表示されるため、ビジネス情報の内容が充実しているほど、検索語句と一致しやすくなります。
重要: ビジネス情報は必ず最新の状態を保つようにしてください。
必ずすべてのビジネス情報をビジネス プロフィールの管理画面に入力して、ユーザーにビジネスの内容、所在地、営業時間が表示されるようにします。次のような情報を入力します(ただしこれらに限定されません)。
- 住所
- 電話番号
- カテゴリ
- 属性
「メインカテゴリ」が自身のビジネスと一致していない
Googleビジネスプロフィールで設定する「メインカテゴリ」も、MEOにおいて見落としがちなポイントです。
「メインカテゴリ」とは、画像の位置に表示される項目であり、Googleビジネスプロフィールマネージャーの「プロフィールを編集」から設定・変更できます。
「メインカテゴリ」は選択式であり、自身のビジネスに最も合致するものを選ぶ必要があります。
例えば、歯科医院の場合は「歯科医院」というカテゴリがあり、一般的な歯科医院の場合はこちらを選択すべきです。
しかし、矯正歯科を専門としている場合は「矯正歯科」というカテゴリが存在するため、こちらを選択したほうが矯正歯科を探す人とマッチングしやすくなります。
他にも、クリニックの場合は「内科医」や「クリニック・医院・診療所」などがあったり、弁護士の場合は「弁護士(一般)」や「弁護士(訴訟)」などがあったりと、選択項目は多種多様です。
「メインカテゴリ」が自身のビジネスと、そして上位表示を狙っているキーワードと合致しているか今一度確認してみましょう。
情報を頻繁に更新できていない
マップの順位が上がらない場合、情報をこまめに更新できていないことが原因となっていることもります。
MEOでは、ユーザーにとって役に立つ情報を提供することが重要になります。
Googleも公式に記述していますが、Googleビジネスプロフィールの情報は定期的に更新が必要です。
ビジネス情報を更新する
ビジネスに関する情報に変更があった場合は、ビジネス プロフィールに変更内容を反映してください。ビジネス情報を定期的に更新することで、常に正確な情報を潜在顧客に提供できます。
例えば、営業時間が変更になった場合は都度変更すべきですし、イレギュラーな定休日があれば「特別営業時間」の項目で設定すべきでしょう。
また、基本情報の変更がない場合は、Googleビジネスプロフィールにある「投稿」の機能を活用するのがおすすめです。
「投稿」では、イベント情報や商品紹介などをSNSのように手軽に発信できます。
情報を頻繁に更新することは、MEOで不可欠な対応です。
競合と比較してクチコミが少ない
MEOで順位が上がらない場合、競合と比較してクチコミが少なくはないかを確認してみましょう。
GoogleはMEOにおいて、口コミの管理・返信が重要であると明言しています。
クチコミの管理と返信を行う
ビジネスに関してユーザーが投稿したクチコミに返信しましょう。クチコミに返信することで、ユーザーの存在やその意見を尊重していることもアピールできます。ユーザーから有用で好意的な内容のクチコミが投稿されると、ビジネスの存在感が高まり、顧客が店舗を訪れる可能性が高くなります。
実際に、クチコミの数が多く・クチコミの評価が高いビジネスは、クチコミの数が少なく・クチコミの評価が低いビジネスと比較して上位表示しやすい傾向があります。
良い口コミを獲得できるようユーザーに働きかけ、投稿されたクチコミには欠かさず返信をおこなうことが重要です。
口コミへの返信の仕方については、下記の記事を参考にしてみてください。
Googleの口コミ返信の例文10選|型やポイントも紹介 -webma-
Webサイトが最適化されていない
MEOで上がらないときには、Webサイトの最適化をすることで順位が改善する可能性もあるでしょう。
Googleビジネスプロフィールには「ウェブサイト」の項目があり、そこで自身が持つWebサイトを設定しておくことができます。
設定するWebサイトは検索エンジン最適化、いわゆるSEOがされており、検索結果で上位表示されているとMEOにも良い影響を及ぼす可能性があるのです。
実際にGoogleも「ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます」と明言しています。
引用:Googleのローカル検索結果のランキングを改善する方法 – Google ビジネス プロフィール ヘルプ
MEOをする場合は、あわせてWebサイトのSEOも検討するのがおすすめです。
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規約違反の対策によってペナルティを受けている
MEOで順位が上がらない場合、おこなっている対策の規約違反によってペナルティを受けている可能性もあります。
MEOで運用するGoogleビジネスプロフィールは、Googleが提供しているサービスの一つであり、利用に際して規約が設けられています。
対策が規約違反である場合、ペナルティとして順位が上がらなかったり、最悪の場合はアカウントの停止処分となったりすることもあるのです。
例えば、ビジネス名に関係のないキーワードを含めたり、ビジネスの説明に特別キャンペーンや特別料金などを過度に強調するコンテンツを記載したりすることは禁止されています。
この他にもさまざまな規約がありますので、詳しくは下記をご確認ください。
Googleに掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン – Google ビジネス プロフィール ヘルプ
MEOでは規約違反とならないよう、注意して対策を進めることが大切です。
MEOを依頼した会社が何をしているか把握できていない
MEOを専門の会社に依頼している場合、何をしているのかきちんと把握できていますでしょうか。
何をしているか把握できていない場合、実際にはほとんど対策されていなかったり、間違った対策をされていることで上がっていない可能性があります。
MEO会社側でかかるのは基本的に人件費なので、手間や時間を削るほど利益も大きくできると考える会社もあるわけです。
MEOを依頼しているのに上がらない場合は、実際にどのような対策をしているのか具体的な説明を求めるといいでしょう。
場合によっては他の会社への乗り換えを検討するか、自社での運用を検討することもおすすめです。
MEOで重要視される要因
MEOで上がらない場合、ローカル検索において重要視される要因を見直すことが大切です。
Googleはローカル検索結果において、下記のような要因を組み合わせて結果を表示すると明言しています。
関連性
関連性とは、検索語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、プロフィールと検索語句との関連性を高めることができます。
距離
距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。
視認性の高さ
視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、ローカル検索結果のランキングにはこうした情報が加味されます。たとえば、有名な博物館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます。
それぞれの項目について、詳しく解説します。
関連性
MEOでは、検索キーワードとGoogleビジネスプロフィールの関連性が重要視されます。
例えば、歯科医院が「内科」というキーワードで上位表示を目指しても、関連性が薄いため対策は困難です。
同じように東京の歯科医院が「大阪 歯医者」で上位表示を目指しても、関連性の問題から対策は困難といえるでしょう。
そのため、MEOではビジネスの立地と対応業務を考慮し、対策するキーワードを慎重に選定することが求められます。
また、対策するキーワードとの関連性を考慮し、Googleビジネスプロフィールの内部情報を充実化することも重要です。
ビジネス情報の内容が充実しているほど、検索語句と一致しやすくなり、順位が上がりやすくなる傾向にあります。
距離
MEOでは、マップ上での対策という性質上、物理的な距離が重要視されます。
実際にマップを使用した際に、目的地から遠く離れた場所が表示されても、使い勝手が悪いですよね。
そのため、上位表示したい地域名のキーワードが指す場所と、自身のビジネスの所在地が物理的に離れている場合、対策は困難になります。
例えば、恵比寿にある歯科医院が「札幌 歯医者」で上位表示を目指しても、対策は困難です。
ビジネスの立地や商圏を考慮し、対策するキーワードを選定することが大切です。
視認性の高さ
MEOでは、視認性の高さも重要な要素です。
視認性の高さとは、ビジネスがどれくらい有名であるかを指します。
有名とは現実世界で有名かどうかだけでなく、オンライン上での知名度も考慮される傾向です。
特にクチコミの評価と数、検索エンジン最適化(SEO)については、具体的に重要性が明記されているため、欠かさずに対策が必要となるでしょう。
それでもMEOで上がらない場合にすべきこと
どうしてもMEOで上がらない、そのようなときは下記を検討してみましょう。
- 定期的に効果計測をして対策を見直す
- Googleマップ内のスポンサー枠を利用する
- 専門家である代理店に依頼する
それぞれ詳しく解説します。
定期的に効果計測をして対策を見直す
MEOは一朝一夕で効果を得られるものではありません。
MEOでどうしても順位が上がらない場合でも、定期的に効果計測をおこないながら、顧客ファーストの情報提供をしていくことが重要です。
自社がおこなっている対策の効果測定をするのはもちろん、競合がおこなっている対策をチェックすることも大切です。
定期的に対策の効果測定や競合調査をおこなうことで、上がらない原因を特定して、より良いビジネスプロフィールへと見直せるでしょう。
また、MEOの見直しは数値だけでは判断が難しい点も多くあります。
「お客さんが実際に何を見て来店してくれたのか」「どのような検索をしてたどり着いたのか」など、現場にヒントがあるケースも多いため、お客さんの声を対策に取り入れることも重要です。
Googleマップ内のスポンサー枠を利用する
なかなかMEOで順位が上がらない状況でも、マップで集客をしたい場合は、Googleマップ内にあるスポンサー枠の利用を検討するといいでしょう。
Googleマップにはスポンサー枠が設けられており、設定することで出稿できます。
具体的な出稿方法や注意点は下記で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
Web集客でMEOは有効?Googleマップの広告枠についても解説 -webma-
Googleマップのスポンサー枠を活用することで、クリックごとに費用はかかりますが、よりマップでの集客を活性化できるでしょう。
専門家である代理店に依頼する
自分で対策してみてもMEOでなかなか上がらない場合、専門家に依頼することも手段の一つです。
代理店はMEOについて専門的な知識やノウハウを有しており、それぞれのビジネスごとに適切な対策を施してくれます。
対策ごとの効果測定や、アップデートへの対応など、MEOに関する対応を一括で依頼できるため、時間や手間を削減しながら望んだ結果を得られるはずです。
MEOを専門家である代理店に依頼するメリット
MEOを専門家である代理店に依頼することには、さまざまなメリットがあります。
具体的なメリットは下記のとおりです。
- 手間や時間を削減できる
- 集客効果が見込まれるキーワード選定をしてもらえる
- 必要に応じて別のWeb集客を提案してもらえる
それぞれ詳しく解説します。
手間や時間を削減できる
MEOでやらなければならない対策は多岐にわたります。
それらすべてを一から調べながらおこなうことは、非常に手間と時間がかかるでしょう。
集客のためだからといって、MEOにばかり手間と時間をかけて、本業に割く時間を減らしてしまっては本末転倒です。
MEOを専門家である代理店に依頼することで、MEOにかかる手間や時間を大幅に削減できます。
Googleのアップデートにあわせた対策の変更や、投稿機能による定期的な情報発信まですべてお任せできるので、その分本業へ専念できるでしょう。
集客効果が見込まれるキーワード選定をしてもらえる
MEOで上位表示し、効果を得るためには、対策するキーワードの選定が非常に重要です。
代理店は、マーケティングに関する知識を有していることも多いため、要望や状況にあわせて適切なキーワードを選定し、対策をおこなってもらえます。
専門知識をもとに対策を進めてもらうことで、より集客効果を実感できるはずです。
必要に応じて別のWeb集客を提案してもらえる
Web集客の方法は多岐にわたり、必ずしもMEOが適切とは限りません。
MEOはマップでの上位表示を目指す性質上、どうしても立地が効果に大きく影響を与えます。
立地的にMEOでの対策が効果的でない場合、リスティング広告やSEOなど、他のWeb集客をおこなった方が集客効果を見込める可能性が高いです。
専門家である広告代理店にMEOを依頼することで、MEOが効果的かどうかの判断から、別のWeb集客の提案・実施までおこなってもらえます。
MEOだけでなく、幅広い視点から集客の力になってもらえるでしょう。
【まとめ】MEOで上がらないときは専門家へご相談を
MEOで上がらない場合は、次のようなポイントを見落としているかもしれません。
- 上位表示を目指しているキーワードが商圏とあっていない
- 競合と比較して内部情報が充実していない
- 「メインカテゴリ」が自身のビジネスと一致していない
- 情報を頻繁に更新できていない
- 競合と比較してクチコミが少ない
- Webサイトが最適化されていない
- 規約違反の対策によってペナルティを受けている
- MEOを依頼した会社が何をしているか把握できていない
それでもMEOで上がらない場合は、専門家である代理店に相談してみましょう。
エクスコアでは、MEOはもちろんSEOやリスティング広告など、Web対策を幅広く支援しております。
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2020年に新卒でエクスコアに入社。1年目はWeb広告の新規開拓営業に注力、2年目からは新規事業に挑戦。3年目からMEOの運用業務・WEBライティング業務に従事し、CS局のサブリーダーを務める。