「相互リンクって何?」
「相互リンクってSEOの効果あるの?」
この記事を読んでいるということは、このような疑問をお持ちではないでしょうか?
相互リンクはリンクを獲得する方法としてよく挙げられますが、SEOの効果や相互リンクの獲得方法がわからないという方は少なくありません。
そこでこの記事では、相互リンクのSEO効果や相互リンクを獲得する方法を紹介します。
リンク獲得のために相互リンクに取り組もうとしている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
相互リンクとは?
相互リンクとは自サイトと他サイトがお互いにリンクを貼り合うことを指します。
相互リンクを行うことで、2つのサイトに関連性があるとユーザーに示唆することができたり、SEOへの効果が望めたりするメリットがあります。
企業の場合は、以下のようなWebサイトが相互リンクされていることが多いです。
- 取引先企業やスポンサー企業のコーポレートサイトとコーポレートサイト
- サービスサイトとコーポレートサイト
- インタビュー・取材系のコンテンツとコーポレートサイト
たとえば、大手企業や有名なスポーツチームとの相互リンクが代表的でしょう。
このような場合には、相互リンクがあることでユーザーから企業への信頼性が上がるため、ユーザーの行動意欲が高まる可能性があると言われています。
次の章では相互リンクのSEOの効果を解説します。
SEOの一環として、相互リンクの獲得を考えている方はぜひ参考にしてください。
相互リンクのSEO効果
前述したとおり、相互リンクにはSEOの効果を望めます。
なぜならドメインパワーが強くなる可能性があるからです。
ドメインパワーとは、簡単に言うとWebサイトの強さを示す指標です。
GoogleはSEOの評価にページランクというアルゴリズムを組み込んでいて、ドメインパワーが高いほど、評価も高くなると考えられています。
ドメインパワーは被リンクの数や質で決まるため、相互リンクが増えるとドメインパワーも強くなり、SEOの評価も良くなる可能性があります。
ただし、むやみやたらにリンクを集めればよいわけではありません。
ドメインパワーは自社サイトよりもドメインパワーが高いWebサイトからの被リンクでなければ、上がりづらいです。
そのため相互リンクを行う際には、ドメインパワーが高いWebサイトを優先することをおすすめします。
ページランクについては当サイトの別記事で解説しています。
ページランクの概要や、ページランクのSEO効果をさらに詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ページランクとは?SEOとの関係性・仕組み・評価方法を解説
相互リンクのSEO以外の効果
相互リンクには、SEO以外にも他サイトから流入を獲得できる効果もあります。
リンクは他サイトから自社サイトへの道になるため、相互リンクを獲得することで自社サイトではリーチできないユーザーからのアクセスが望める場合もあるのです。
コーポレートサイト同士の相互リンクであれば、アクセス増加は期待できませんが、記事コンテンツを作成して相互リンクした場合などには、アクセス増加が望めます。
たとえば、以下のようなコンテンツを作って相互リンクを行ってもらうと、アクセス増加も見込めます。
- 自社の取引先に、自社サービスを利用した理由や感想などのインタビュー記事
- 自社サイトで他社サービスを紹介する記事
SEOの効果ももちろん重要ではありますが、それ以外の効果があることも覚えておきましょう。
相互リンクはペナルティ対象になる?
相互リンクはSEOのペナルティを受けるのではないかと、度々言われています。
たしかにペナルティを受ける可能性はあります。
しかし、良質な相互リンクであれば問題ありません。
相互リンクは相互とはいえ、被リンクとしてもカウントされるため、あまりにも悪質な場合にはペナルティを受ける可能性もあるでしょう。
悪質なリンクとは以下のようなリンクだとGoogleも明言しています。
検索結果においてサイトのランキングに悪影響を与える可能性のあるリンク プログラムには、次のようなものがあります。
- PageRank を転送するリンクの売買。これには、リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りすることや、リンクに関して物品やサービスをやり取りすること、特定の商品について記載しリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を「無料」で送ることなどが含まれます。
- 過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。
- アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。
- 自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること。
- 第三者のコンテンツ所有者に対し、必要に応じて アウトバウンド リンクに修飾属性を適用するかどうか選ぶ権利を与えずに、特定の利用規約や契約、または同様の取り決めの一部として、リンクを義務付けること。
これを見ると、過剰な相互リンクや、相互リンクのみを目的としてパートナーページを作成することは、Googleのウェブマスターガイドラインに違反する可能性があるとわかります。
ただし2021年現在では、Googleは悪質な被リンクなどにはSEOへの効果を無効にすると言及しています。
とはいえ、あまりにも悪質に相互リンクを行ってしまうと、ペナルティを受けてしまう可能性もあるので、むやみやたらと相互リンクを行うことはおすすめしません。
相互リンクを獲得する方法
最後に相互リンクを獲得する方法を2つ紹介します。
- リンク営業を行う
- 高品質なコンテンツを作る
良質な相互リンクを設けるためにも、確認しておいてください。
相互リンクの獲得方法1.
リンク営業を行う
リンク営業とは「リンクを貼ってください」と伝えて、相互リンクを貼ってもらう行為のことです。
自社サイトに関係するWebサイトや、相互リンクしたいWebサイトがあれば、運営元企業に相互リンクしたいという旨を連絡しましょう。
具体的な手順としては、以下のとおりです。
- 被リンクを獲得したいWebサイトを決める
- Webサイトの運営元に相互リンクを貼ってもらいたい旨を連絡する
リンク営業は基本的にメールで行います。
メールで行う理由としては、以下の理由があります。
- リンクの形式を指定できる
- コピペできるので先方の手間を減らせる
- こちらの意図・先方がリンクするメリットが形に残って伝わる
- 担当者のタイミングで内容を確認できる
リンク営業はあくまでも先方にお願いする立場なので、基本的には先方に手間がなるべくかからないようにしましょう。
また相互リンクするメリットを先方に伝えることも重要です。
たとえば相互リンクを打診する際には、SEO効果があることを伝えると良いでしょう。
先方に多少の手間をかけてでも、相互リンクをしても良いというメリットをうまく伝えることがリンク営業を成功させる上では重要です。
リンク営業する先方のことを考えてリンク営業に取り組みましょう。
相互リンクの獲得方法2.
高品質なコンテンツを作る
2つ目は高品質なコンテンツを作るという方法です。
高品質なコンテンツを作ることで、SEOで上位表示され被リンク獲得が望めるだけでなく、注目された際には取材やインタビューなどの話をもらい、結果的に相互リンクできる可能性があります。
SEOにまだ注力していない場合に、相互リンクを獲得したいときには、自社から取材やインタビューを打診し、コンテンツを作ると相互リンクを獲得しやすいです。
実際に弊社でも取材やインタビュー系のコンテンツを作って、大手企業との相互リンクを実現した経験もあるため、この方法はおすすめです。
リンク営業よりも工数はかかりますが、相互リンクをしてもらえる可能性は高いので、確実に相互リンクを増やしたいという場合には、高品質なコンテンツを作るという選択肢が良いでしょう。
【まとめ】相互リンクを正しく理解して外部評価を高めよう
相互リンクのSEO効果や相互リンクを獲得する方法を解説しました。
相互リンクは、SEOに効果がありますが、むやみやたらと行ってしまうとペナルティをうけてしまう可能性もあるので注意しましょう。
相互リンクの獲得方法は、今回紹介した2つの方法のいずれかを参考に行ってみてください。
もしあなたが相互リンクの獲得に、難しい印象を持ったのであれば、SEOの代理店に相談してみると良いかもしれません。
相互リンクの獲得はもちろん、あなたの会社に合った提案をしてもらえます。
この記事を書いているエクスコアもSEOの代理店です。
今ならWebサイトの無料診断も行っているので、まずはお気軽にご相談ください。
2020年エクスコアに中途入社し、SEOコンサルタントとして従事。
保有資格:全日本SEO協会認定SEOコンサルタント、SEO検定1級〜4級
クライアントサイトのSEO対策がメイン、Webmaの運用にも関わっています。