塾の集客対策で頭を悩ませている方は多いでしょう。
なかでもMEOをすべきかどうか悩まれている方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
結論、塾の集客対策としてMEOは非常に効果的です。
この記事では、塾のMEOが効果的である理由を解説します。
他の集客方法との比較や、よくある悩みにも答えていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
塾のMEOが効果的である理由
塾のMEOが効果的である理由は下記の3つです。
- 理由1.地域に密着した集客対策ができるから
- 理由2.キャンペーンや体験授業などの情報を発信できるから
- 理由3.塾を探す年齢層に多く利用されているから
それぞれ詳しく解説します。
理由1.地域に密着した集客対策ができるから
塾を探す人が重視するポイントの一つとして、通いやすさが挙げられます。
通いさすさを重視して「近隣の地域名+塾」のようなキーワードで検索する方は多いです。
MEOを進めることで「近隣の地域名+塾」のようなキーワードで検索された際に、Googleマップで露出できます。
マップという特性上、周辺の地域に密着した集客対策ができるのです。
理由2.キャンペーンや体験授業などの情報を発信できるから
Googleビジネスプロフィールの投稿機能を活用することで、塾を探す人たちへ向けて、キャンペーンや体験授業など、タイムリーな情報を発信できます。
Googleビジネスプロフィールにはさまざまな機能があり、投稿もそのなかの一つです。
塾を探す人に向けた情報を定期的に発信することで、その情報を見たユーザーから問い合わせを獲得できる可能性が高められます。
理由3.塾を探す年齢層に多く利用されているから
Googleマップは塾を探す年齢層に多く利用されています。
塾を探す年齢層は、実際に塾へ通う「10代」と、塾へ通わせる親世代である「30代」「40代」に分けられるでしょう。
下記のグラフを見てみると「10代の16.67%」「30代の18.09%」「40代の12.25%」が、Googleマップで情報収集をしていることがわかります。
また、Google検索でもマップは表示されるので「Googleなどの検索エンジン」の項目まで含めると、いずれの年代でも約4割にMEOでアプローチできるのです。
引用元:「Z世代はググらない」は本当か?お店検索・口コミに関する消費者向けアンケート調査の結果を口コミコムが公開
このように、MEOに取り組みGoogleマップで上位表示できれば集客効果を高められます。
これまでの集客方法と比較したMEOのメリット
これまで塾の集客には、さまざまな方法が用いられてきました。
なかでも下記の4つは、塾の代表的な集客方法といえるでしょう。
- チラシを配る
- 体験授業を開催する
- 看板を出す
- ポータルサイトを利用する
これらの集客方法と比較して、MEOにはどのようなメリットがあるのか詳しく解説します。
「チラシを配る」と比較したMEOのメリット
MEOには「チラシを配る」方法と比較して、データをもとにした効果測定や効果改善ができるというメリットがあります。
近隣の家へポスティングするなど「チラシを配る」のも効果的な集客方法の一つではありますが、効果測定しにくいのが弱点です。
MEOは、Web対策の一つであり、通話数やウェブサイトへのアクセス数などのデータはもちろん、流入している具体的なキーワードまで把握できるのです。
MEOでは、これらのデータを活用することで効果測定や効果改善が可能となっています。
「体験授業を開催する」と比較したMEOのメリット
「体験授業を開催する」方法と比較して、MEOには塾を知らない潜在層にもアプローチができるというメリットがあります。
体験授業は、実際に塾の雰囲気や講師の質を体験してもらえるため、非常に効果的な集客方法の一つです。
しかし、すでに塾の存在を知っている人にしか訴求できません。
体験授業は入塾までのあと押しとしては効果的ですが、認知拡大や潜在層への訴求は難しいといえます。
MEOは、あなたの塾を知らない潜在層に知ってもらうためのアプローチが可能です。
「塾を探している」といった明確なニーズを持った潜在層へアプローチできるので、入塾希望者を増やせる可能性が高まります。
「看板を出す」と比較したMEOのメリット
「看板を出す」方法と比較して、MEOには流入数をデータで確認できるというメリットがあります。
「看板を出す」方法は、駅前や学校の近くに看板を出せば多くの人に塾の名前を目にしてもらえるので、認知拡大には効果的です。
しかし、看板がどれだけ認知拡大につながったのか、どれだけ集客効果が出ているのか、効果測定することは困難だといえます。
MEOは「塾のGoogleビジネスプロフィールを見た人」の数はもちろん「どのようなキーワードで流入しているのか」「何人ウェブサイトをクリックしたのか」など、すべてデータで確認できるのです。
また、GoogleビジネスプロフィールはいわばWeb上の看板であり、MEOによって上位表示をすることで、より目立つ場所に設置できます。
そのため、認知拡大の効果も期待できるでしょう。
「ポータルサイトを利用する」と比較したMEOのメリット
「ポータルサイトを利用する」方法と比較して、MEOには費用がかからないというメリットがあります。
ポータルサイトを利用する際には、費用がかかるケースが少なくありません。
問い合わせのクリック数に応じて費用が発生したり、上位に掲載するために費用がかかったりと、場合によっては費用が高額になることもあります。
MEOは、Googleが無料で提供しているツール(Googleビジネスプロフィール)を利用するため、基本的に費用はかかりません。
また、ポータルサイトは費用をかけなくなることで表示されなくなるのに対して、MEOは途中で施策をやめても、登録した内容やお客様からいただいた口コミは残り続ける点もメリットといえるでしょう。
今からできる塾のMEO
実際に塾のMEOを始めようと思っても、何から始めればいいのかわからない方も多くいらっしゃるでしょう。
下記の5つは今からできる塾のMEO対策です。
- Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をする
- Googleビジネスプロフィールに塾の情報を正しく登録する
- キャンペーンや体験授業などの情報を投稿機能で発信する
- 口コミが入ったら欠かさず返信する
- MEOを扱っている広告代理店に対策を依頼する
それぞれ詳しく解説します。
Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をする
MEOでは、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をすることが不可欠です。
Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をすることで、データの確認や情報の追加などの操作が可能になります。
また、Googleマップの検索順位に影響を与える要因の一つとしても、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をすることが重要だとGoogleが正式に発表しています。
そのため、MEOにおいて不可欠な対応となっているのです。
オーナー確認の詳しい手順は下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
Googleビジネスプロフィールに塾の情報を正しく登録する
Googleビジネスプロフィールには、塾の正確な情報を登録することが重要です。
Googleビジネスプロフィールには、電話番号やウェブサイト、営業時間など、さまざまな情報を登録できます。
これらの情報を正しく登録することも、Googleマップの検索順位に影響を与える要因として、Googleが正式に公表しているのです。
特に営業時間の項目は、塾の開校時間・閉校時間はもちろん、年末年始やお盆などのイレギュラーな日程については「特別営業時間」の項目で正確に登録することが重要になります。
キャンペーンや体験授業などの情報を投稿機能で発信する
Googleビジネスプロフィールには、テキストと一緒に画像や動画、URLなどを掲載できる投稿機能が存在します。
投稿機能を活用することで、キャンペーンや体験授業など、塾を探している人に向けてタイムリーな情報を発信できるのです。
特にMEOでは、Googleビジネスプロフィールの定期的な更新が重要になるので、塾を探している人に向けた情報があれば投稿機能を活用して発信しましょう。
口コミが入ったら欠かさず返信する
Googleビジネスプロフィールには、口コミの機能があります。
MEOでは、口コミの獲得と口コミへの返信を欠かさないことが非常に重要です。
まずは、良い口コミが獲得できるよう、最高の授業を提供しましょう。
次に、体験授業のあとに口コミをしてほしい旨を伝えたり、口コミしてほしい旨をチラシに記載して塾の目立つところに掲示したりなど、口コミ獲得のために工夫することが重要になります。
そして、口コミをしてもらったら返信することが大切です。
良い口コミだけでなく、悪い口コミにも欠かさず返信しましょう。
MEOを扱っている広告代理店に対策を依頼する
MEOについて「順位がなかなか上がらない」「対策の時間を確保できない」などの悩みがあれば、MEOを扱っている広告代理店に対策を依頼することも視野に入れましょう。
MEOで成果を出すためにはノウハウが必要であり、塾運営の傍らMEOを勉強し、成果を出すことは困難なことも多いです。
また、Googleは定期的にアップデートをおこなっており、アップデートの内容にあわせて施策を変化させていかなければなりません。
MEOを扱っている広告代理店に対策を依頼することで、これまで培ってきたノウハウを活かして適切な対策を施してもらえます。
Googleマップで上位表示したあとも、Googleのアップデートにあわせて対策をしてもらえるので、継続的にMEOの効果を享受できるでしょう。
塾のMEOでよくある悩み
多くの方が塾のMEOを進めるうえで悩むポイントがあります。
塾のMEOでよくある悩みは下記の2つです。
- 「カテゴリ」には何を設定すればいい?
- 口コミにはどのように返信すればいい?
それぞれ詳しく解説します。
「カテゴリ」には何を設定すればいい?
Googleビジネスプロフィールで設定すべき項目のなかで、特にみなさんが悩まれる項目の一つとして「カテゴリ」が挙げられます。
Googleビジネスプロフィールの「カテゴリ」は選択式であり、最も関連性が高いものを選択しなければなりません。
塾の場合は「塾」というカテゴリが存在しないため、基本的には「受験予備校」や「予備校」「学習センター」「教育機関」などを選択することになります。
「メインのカテゴリ」を一つと「追加のカテゴリ」を複数個(合計10個まで)設定できるので、必要に応じて「受験予備校」や「予備校」「学習センター」「教育機関」などのなかから適切なものを選択することが大切です。
口コミにはどのように返信すればいい?
MEOにおいて、口コミへの返信は非常に重要です。
しかし、実際に口コミへはどのように返信したらいいのかわからない、といったお悩みを抱えている方は少なくありません。
そこで、塾への口コミに対して返信する際のポイントをご紹介します。
口コミへの返信方法については、下記の記事でも詳しく紹介しておりますので、あわせてご確認ください。
Googleの口コミ返信の例文10選|型やポイントも紹介 -webma-
良い口コミへ返信する際のポイント
MEOでは、良い口コミの獲得と返信が欠かせません。
良い口コミへ返信する際のポイントは下記のとおりです。
- 塾への来校・口コミをしてもらったことに対して感謝を述べる
- 口コミの内容に対してコメントする
- 塾を選んでもらう・再度塾への来校を促すための情報を記載する
なかでも「2.口コミの内容に対してコメントする」ことは非常に重要です。
定型文ではなく、口コミの内容に対応するオリジナリティのある文章を作成しましょう。
悪い口コミへ返信する際のポイント
「悪い口コミを見たくない」「悪い口コミまで返信するのが面倒」と、お考えのかたもいらっしゃるでしょう。
しかし、悪い口コミであっても良い口コミと同様に返信することが重要になります。
悪い口コミへ返信する際のポイントは下記のとおりです。
- 塾への来校・口コミをしてもらったことに対して感謝を述べる
- 口コミの内容に対してコメントする
→ 内容が事実の場合:謝罪をして、今後の改善案を記載する
→ 内容が事実でない場合:内容を訂正し、正しい情報を述べる
口コミをした人がお怒りの場合は「1、塾への来校・口コミをしてもらったことに対して感謝を述べる」よりも前に、謝罪を述べたほうがいい可能性もあります。
ただし、事実か事実でないかを見極めて、適切に対応することが大切です。
弊社のMEO成功事例
弊社エクスコアはMEOをはじめとしたWebマーケティング支援に力を入れており、これまでに2,000社を超えるコンサルティング実績がございます。
そのなかから塾のMEOについて、実績をご紹介します。
下記は、茨城県のとある地域で塾をされているお客様の順位変動をグラフにしたものです。
グラフを見てわかるように、18位(1ページ目下部)だった検索順位が3位まで上がっており、その後も上位表示や流入を維持しています。
【まとめ】MEOで塾の集客を最大化しよう
塾のMEOは、
- 地域に密着した集客対策ができる
- キャンペーンや体験授業などの情報を発信できる
- 塾を探す年齢層に多く利用されている
といった理由から、非常に効果的です。
塾の集客方法でお悩みの際は、MEOを始めてみるといいでしょう。
MEOについて不明点や懸念点があれば、MEOを扱っている広告代理店に対策を依頼することもおすすめです。
エクスコアでは、MEOはもちろんSEOやリスティング広告など、Web対策を幅広く支援しております。
これまでに2,000社以上のお客様のWebマーケティング支援をしてきた経験とノウハウをもとに、お客様の売上を最大化するためのMEOをご支援いたします。
ご紹介したとおり、学習塾の集客実績もございますのでぜひお気軽にご相談ください。
2020年に新卒でエクスコアに入社。1年目はWeb広告の新規開拓営業に注力、2年目からは新規事業に挑戦。3年目からMEOの運用業務・WEBライティング業務に従事し、CS局のサブリーダーを務める。