コロナウイルス禍で中小企業はどう動くべき?中小企業向けの支援情報も紹介

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コロナウイルス禍で中小企業はどう動くべき?中小企業向けの支援情報も紹介

新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)によるパンデミックの中、経済が大きな影響を受けていることは言うまでもないでしょう。

弊社でも先日からテレワークが導入されており、筆者もこの記事を自宅で書いています。

 

緊急事態宣言が発令され、外出自粛が求められているとはいえ、民間企業はビジネスを止めるわけにはいかないのも事実です。

コストカットを行い最低限のコストで事業を継続することは英断ではありますが、このパンデミックに終わりが見えないのもまた事実。

つまり、これ以上このパンデミックが長期化することも視野に入れた経営判断が求められるのです。

そこで、今回はインターネット広告代理店である弊社が、中小企業が今後、注力しなければならないWebマーケティングについてパンデミックの影響を交えてお伝えします。

  • コロナウイルスが経済にもたらしている影響
  • Webマーケティングの重要性と各施策への影響
  • 中小企業が利用できる支援制度

最後には中小企業が利用できる支援制度も紹介しています。

もしあなたの会社がWebマーケティングに取り組んでいない場合、支援制度の利用とWebマーケティングの導入を検討してみてください。

大変な社会情勢ではありますが、私たちにできることを最大限取り組み、このパンデミックを乗り越えていきましょう。

 

コロナウイルスが経済にもたらしている影響

コロナウイルスが経済に与えている影響はさまざまですが、特に大きいのは次の2つでしょう。

  • 渡航禁止
  • 外出自粛

それぞれもう少し詳しく解説しましょう。

 

日本への入国禁止・海外への渡航自粛

読者のみなさまもご存知かと思いますが、現在日本への入国や海外への渡航が制限されています。

そのため、各国・地域から人が移動できないという現状があるのです。

2020年4月23日現在、73の国・地域からの入国は禁止されています。

出入国管理及び難民認定法に基づき上陸拒否を行う対象地域
アジアインドネシア,シンガポール,タイ,韓国,台湾,中国(香港及びマカオを含む。),フィリピン,ブルネイ, ベトナム,マレーシア
大洋州オーストラリア,ニュージーランド
北米カナダ,米国
中南米エクアドル,チリ,ドミニカ国,パナマ,ブラジル,ボリビア
欧州アイスランド,アイルランド,アルバニア,アルメニア,アンドラ,イタリア,英国,エストニア,オーストリア,オランダ,北マケドニア,キプロス,ギリシャ,クロアチア,コソボ,サンマリノ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,セルビア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,バチカン,ハンガリー,フィンランド,フランス,ブルガリア,ベルギー,ボスニア・ヘルツェゴビナ,ポーランド,ポルトガル,マルタ,モナコ,モルドバ,モンテネグロ,ラトビア,リトアニア,リヒテンシュタイン,ルーマニア,ルクセンブルク
中東イスラエル,イラン,トルコ, バーレーン
アフリカエジプト,コートジボワール,コンゴ民主共和国,モーリシャス,モロッコ

引用:法務省「新型コロナウイルス感染症に関する取組及び渡航自粛の要請について

 

日本政府観光局が公表している2019年の訪日外国客数のデータをみてみると、アジア・アメリカ・ヨーロッパからの渡航者が訪日外国人の多くを占めていることがわかります。

訪日外客数

引用:日本政府観光局(JNTO)

前述の表と照らし合わせると、訪日外客の多くを占めているアジア・アメリカ・ヨーロッパはほとんどの国や地域は、日本への入国ができません。

このような背景から、渡航禁止は訪日客をターゲットとしたインバウンド事業に特に大きく影響してます。

 

外出自粛

緊急事態宣言が発令されたこともあり、外出自粛要請が全国に求められていることはすでにご存知でしょう。

外出をしたからといって、罰せられるわけではありませんが、3密(密閉・密集・密接)は避けるべきと言われており、飲食店や美容室などのサービス業に大きな影響が出ています。

日本ではIT化が遅れていることもあり、サービス業でWebマーケティングが行われていることは稀ではないでしょうか。

つまり、現実での集客に依存してしまっているケースが多いです。

 

今回のパンデミックをきっかけに、身に沁みていらっしゃる方も多いと思いますが、現実での集客に依存していると、人が外出しなくなると集客活動がほとんど機能しなくなります。

入国禁止・外出自粛の2つはいずれも人の移動を制限してしまいます。

そのため、接客業などの対人ビジネスは売上や利益に大きな影響を受けてしまうのです

 

今後はWebマーケティングがより重要に

パンデミックの影響を受けた事業者はもちろん、今後事業を立ち上げる方は、Webマーケティングに注力するべきだと筆者は考えています。

なぜなら、Webであれば場所と時間に限られず、日本全国はもちろん世界中の人にあなたの事業を知ってもらえる可能性があるからです。

今回のパンデミックで、人が動かなければ集客できないという認識は日本全国に広まりました。

パンデミックの影響を受けた事業者は、現実に依存しない集客・販売・コミュニケーションの方法を導入したいと考えるのは必然でしょう。

また、消費者も外出ができないため、インターネット上のサービスを利用したり、インターネット上でサービスが利用できることを望むようになりました。

だからこそ、求められるのはWebマーケティング以外他ならないのです。

 

一般事業者が行える集客施策は、現実での集客をのぞくと、「Web」「マスメディア」での集客に大別されます。

ただし、マスメディアの集客には莫大な費用が発生するため、消去法でWebしか残らないのです。

弊社は広告代理業ですから、このようにいってしまうと「このご時世に営業か」と思われてしまうかもしれませんが、大げさな話ではありません。

実際のところ、この記事を読んでいるあなたも「Webマーケティングに取り組まなければ!」とお考えなのではないでしょうか?

 

そして、あなたがWebマーケティングの導入を検討しているのであれば、当然ながら競合他社もWebマーケティングの導入を検討しています。

つまり、このパンデミックを機にあらゆる職種でWebマーケティングが導入され、企業間の競争は激化するのです。

そこで、ここからは広告代理店の弊社の立場から見て、パンデミックの影響が今後のWeb集客について考えを紹介します。

 

 

パンデミックが広告にもたらす影響

Web広告は短期的な売上アップや認知拡大を目的とした場合におすすめの集客方法です。

たとえば次のような広告がWeb広告に分類されます。

Web広告の例

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • SNS広告
  • アフィリエイト広告
  • 動画広告

広告を出稿している間は費用が必ず発生しますが、この後紹介するコンテンツマーケティングと比べると比較的手軽に利用できます。

また、売上アップを目的としている場合、商品・サービス自体の認知度がすでに高い状態でなければ、短期的に売上をアップすることは難しいことが多いです。

 

広告のこのような特徴から、パンデミックの最中、直後に関しては広告は需要が減ると考えられます。

特に中小企業の場合は、自社の存続を優先するために、あらゆるコストをカットして最低限のコストで事業を継続する経営判断を下しているケースも少なくないでしょう。

そのため、社会全体で見ると広告の需要は減少すると考えられるのです。

弊社も広告代理店のため、コロナウイルスの影響を受けているため、今後新たな施策を考え実行する必要があります。

 

パンデミックがコンテンツマーケティングにもたらす影響

コンテンツマーケティングに関しては、Web広告とは反対に需要が高くなると筆者は考えています。

コンテンツマーケティングとは、たとえば以下のような施策をさします。

コンテンツマーケティングの例

コンテンツSEO
SNSのアカウント運用
YouTubeチャンネルの運用
オンラインセミナー

自社が何かしらのコンテンツを発信することで、人を集めて最終的に売上や成果に繋げるといった集客方法です。

コンテンツマーケティングは中長期的に取り組むことで効果が生まれます。

広告との大きな違いは「コンテンツ自体が半永久的に残り続け、長期的な効果が望める」「コンテンツの公開自体にコストがかからない」と言う点です。

 

たとえば、YouTubeに動画をアップすれば、その動画は24時間365日ずっとYouTubeというプラットフォームに存在し、公開されますよね。

そして、その動画はYouTubeユーザーから見られ続けます。

つまり、コンテンツを一度作ってしまえば、そのコンテンツから集客し続けられるということです。

 

コンテンツマーケティングのこのような特徴から、これまでコンテンツマーケティングやWebマーケティングに取り組んでいなかった職種や企業が参入してくると考えられます。

 

中小企業向けの助成金・融資支援情報

「Webマーケティングが重要だとわかったけれどそんな資金はない」という方は、中小企業向けの助成金や融資支援を利用するのが良いでしょう。

  • IT導入補助金
  • ものづくり補助金

今回は2つの制度を簡単に紹介します。

 

IT導入補助金

IT導入補助金はITツールの導入を支援するための補助金制度です。

経済産業省が母体となり中小企業のIT導入の負担を減少させ、IT導入を推進することを目的としています。

今年度はコロナウイルスの影響により特別枠が設けられているため、通常時よりも助成金を受けやすくなっています、

IT導入補助金

 

ものづくり補助金

ものづくり補助金は中小企業の商品・サービス開発の資金を補助することで、革新的なイノベーションを産むことを目的とした補助金制度です。

コロナウイルスの影響で設立された特別枠では、広告宣伝費も補助金対象に含まれているため、Webマーケティングに取り組みたい事業者の方は、こちらを活用しましょう。

さらに特別枠の場合は、補助率が2/3(通常枠は1/3)となっているため、中小企業の負担がさらに軽くなっています。

ものづくり補助金総合サイト

 

まとめ

コロナウイルスの影響によるパンデミックの中、多くの中小企業は不安を抱えているでしょう。

自社を存続するためコストカットをおこない、最低限のコストで経営を続ける判断は英断ですが、それではいつまで続くかわからないパンデミックを乗り越えることは難しいでしょう。

そこで、取り組みたいことがWebマーケティングなのです。

 

Webであれば時間と場所に限らず、多くのユーザーにアプローチできます。

社会情勢は良いとは言えませんが、こんな時だからこそWebの需要は高まるのです。

まだ、Webマーケティングに取り組んでいない方は、これを機に一度検討されてみてはいかがでしょうか?